抗がん剤6クール直後の『ペットCT』
DC療法の6クールがようやく終わり、外部の病院で『ペットCT』を撮ってくるように言われた。
6クール行った治療が効果あったかどうか判明する事になる。
指定された日にクリニックへ。
受付・問診が終わると着替えてリラックスルームのような所へ通されて謎の水をちびちび飲まされる。
そして検査用の薬剤(?)を注射して撮影をする。
その後、別のリラックスルームで放射線量をある程度減らしたら解放される。
数週間経過したら病院に結果が届くという流れだ。
・・・結果は・・・。
一応全てがんは消えているように見えますという結果だった。
良かった。ほっとした。
でも続けて担当医は言った。
「これは治ったって事じゃないですからね。前にも言ったけれど、みんさんの体の中には顕微鏡で見ても見えないレベルのがんの素がぐるぐる飛んでいます。5年・10年経過して転移が何もなくても完治はないですからね。覚えておいてくださいね。」
言葉ではわかっているけれど、その時はあまり実感のない話だった。
これから月1ペースの血液検査で様子を見ていく事になる。