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MRIでナースコール『連打』
私は20年以上前にMRIを受けた事があるのだが、その時ナースコールを親指で『連打』した事がある。
体を固定されて目をつぶって狭い所に入っていくところまでは順調だったのに、息を吐いたら秒で自分に跳ね返ってきただけでもう限界だった。
『連打』『連打』『連打』!!!!!
速攻で出してもらったのだが、パニックで過呼吸のようになってしまった。
少し呼吸が落ち着いた頃「もう1回できそうですか?」と聞かれた。
やらない選択肢はないと思い込んでいたため、落ち着いた数分後に再度挑戦した。
その時に編み出したのが、上の絵に書いた狛犬のように左右の口の端を開けて息を逃す作戦だった。それプラス、60秒×言われた時間(忘れた)の数を数えて何とか乗り切った。
とまぁ、そんな事があったので、それ以降MRIは避けてきた。
そんなこんながあって、苦手意識の高いMRIだったのだが、がんかもしれないとなるとさすがにもう腹をくくって受けるしかない。
「仕方ない。今回も狛犬の口でいこう!」と覚悟してMRIに挑んだのだが、そこでありがたい事が!!
なんと!!コロナの影響でマスク着用だったのだ。(病院側で用意しているマスクを使用)
おかげで今回は狛犬の口はしなくて済んだ。息が跳ね返ることもなく、目をつぶっただけで楽勝だったのだ。
そこでMRI終了後聞いてみた。「コロナが落ち着いてマスク不要になった時、マスク着用でMRIを受ける事は可能ですか?」
その答えは「その時には検査専用のマスクの用意はないかもしれません。でも自分で持ってきた普通のマスクで金属を抜いたものを使うならうちの病院では問題ないですよ」と言ってもらえた。
ありがたい。
病院のある日はMRIがいきなりあるかもしれないのでこれからはマスクを持ち歩いておこう。
ちなみに私的にはMRIに関してもう1つ問題があるのですが、それはいつか味覚障害の話の時にでもしようかと思います。