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釣りにどハマり中

今ね、色々あって大変なのですが、そこそこ下書きがたまっているので、自分が楽しい方を先に出そうかなぁと思いまして。

それでは。
まずはこれから。


実は、最近『釣り』にどハマりしている。

6月末頃から主人のお休みが合う日は、釣りに関する買い物とかも含め色々している。

もうね、多分7年ぶりの釣りだったのよ。

いやぁ〜楽すうぃぃ〜〜。

好きなオレンジとグリーンを選んでくれた。私にとって色は結構大事。


現実は色々あるけれど、頭空っぽになったし、運動にもなったし、ドライブもできたし、喫茶店でカフェオレ飲んでウツウツする事も時には大事だけど、青空の下で釣りをするのも良いもんだねーと思ったね。


ここまでくるこの7年は長かったな。


うちの主人は結婚した時はすでにうっすら身体弱い子ちゃんで、私は結婚後2度「今夜が山だ」を聞いている。

それでも趣味多き男は、奇跡のV字回復後、アウトドア系の趣味も色々復活させて、そのなかでも釣りはガチ勢の大物狙いの釣りにもよく参戦していた。

私は釣り場に行っても釣りをせず、その頃飼っていた犬と散歩したり、車で本を読んだり編み物をしたり趣味の時間を過ごしていた。

主人は一匹狼の釣りガチ勢の1人だったもんで、週末になると夜中に3時間車を運転して釣り場に着いて早朝の冷たい海に入って釣り竿をふっていた。そして夜一旦3時間かけて帰ってまた数時間寝て、また夜中に同じ釣り場に行くなんて事もよくあった。その当時はガソリン代がエグかった。

まぁ私は運転手も兼ねていた感じだ。でもドライブができるので楽しい日々だった。

13年くらい前に愛犬が亡くなり、車での趣味の時間が待ち時間のように感じるようになった。とにかくヒマになった。

そこで私は、ガチ勢から少し離れた場所で、ラフな格好で小物狙いの釣りをするようになった。

上から下まで釣り人ファッションのガチ集団の輪の外で1人、派手なバンドTシャツで首からタオルをかけ手のひらサイズのミニバックを斜めがけしたおばちゃん(私)が色重視で選んだ子供用のピンクの釣り竿をぶん回して、テトラの上でウロウロしたり、砂場に降りたりして遊んでいる。

でも明らかに仕掛けは渋めでマニアックだ。ガチ勢な方なら遠くで見てもわかるだろう。

仕掛けや狙う魚を言うと地域が特定されそうなので、詳しく書けないのが残念。

一応主人から色々教えてもらっていたから、色々試してひたすらブンブン投げていた。

多分だがガチ勢から見るとあまりの舐めた格好で、かなり話題になったのだろう。

ある日、『勇者』が海からあがってきて、離れたテトラの上にいた私の所までわざわざやってきて「何狙ってるんですか?」と聞きにきた。

「てきとーでーす。ヒマなんで、主人の大物狙いの間にできれば食べられるもの釣りたいですね。」と答えると爽やか笑顔で「良いっすね。お互い頑張りましょう!」って去って行った。

そして集団に戻り数人で私の方を見て「なるほど〜。そういうことか〜」という感じでこっちを見ていた。ある一部の間ではかなり話題になっていたようだ。

そんなこんなで7年前までは、特定の大物が狙える時期になると私も小物狙いで釣りをしていた。

7年前に主人が単身赴任となり、私は今の個人でやっている仕事があったので実家の子供部屋に戻ることになり、そのうち釣りはやらなくなった。

主人の単身赴任は5年の予定だったが、体調を崩してかなりヤバい感じになり2年で帰ってきた。

好きだった釣りもバイクもアウトドア系の趣味全般できなくなったので、バイクは売り払って釣り道具は職場の釣り好きさんに託して戻ってきた。

そこから多分5年間くらいかな。
主人は動くと苦しい時期があって、お休みの日はリビングのリクライニングソファの上でカーテンを閉め切ってほとんど動かず過ごしている事が多かった。

私もそのうちステージ4のがんになり転移をして体力は奪われて自分の布団の上が癒やしの場所となっていた。

転機が訪れたのは、私が最近体力作りをこっそり始めた事を話すようになった頃からかな。

「もう50代だし、次また転移が見つかった時に体力・筋力・元気な見た目をしていなければ、良い薬があっても治療はしてもらえなくなっちゃうから、こないだから体力作り色々やってるんだ。」

「最近歩くようになってからツルツルの床の上で何も無いのにつまずくとかなくなってきたよ。」

そのあたりから「最近体調が少し落ち着いているから気軽に漁港とかで釣りしたいね」って話になり、気がついたらお互いのお小遣い出し合って釣り道具を買ってた。

で、ふつーーのラフな格好で漁港に行って釣り竿を投げては休み、釣れては大はしゃぎな感じの素人感満載の楽しい釣りを楽しんできた。

主人は見た目の格好こそ普通のTシャツ&パンツだが、リールとか釣り糸とか結構本気のヤツを厳選して買っていた。

私は流石に子ども用ピンクの釣り竿ではなく、主人セレクトの竿の柔らかいものを購入した。

買い物1つ、初心者あるあるのライントラブルもいちいち懐かしくて楽しい。

調子に乗って偏光サングラスも買ってしまった。

タオル首巻も健在で、釣り場では相変わらずの変なおばさん感は出ていると思われる。


ああ。私の釣果ですか?

聞いて驚かないでくださいよー。

すでに4回も釣りに行っているのでさすがに・・・海藻類と葉と地球を何度も釣りました。(人はそれをボウズと言うのだよ)

こだわりの強い仕掛けとエサを使い「釣れるまでやる!」と素人のくせにスタイルを変えないのでボウズは当たり前なのです。

主人は4回の釣りで、あれこれ仕掛けやエサを変えて私の隣で20匹以上釣っていましたのでご安心を。

いやぁ〜ボウズでも良かったよ。楽しかったよ。


この楽しさが永遠に続きますように。

なかなかそうはいかないんだがねぇ。


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