ワークブーツのパーツ名
ネットなどの媒体でブーツの説明を読んでいると色々なパーツ名が出てくるのですが、
それが何なのか分からない事もあると思います。
ですので今日はワークブーツのパーツ名をざっくりと紹介させて頂きます。
●アイレット
(鳩目)
靴ひもを通す穴、その穴に付ける金属パーツ
●アウトソール
(本底)
靴底部の床面に接する部分及びその材料
●アッパー
(甲革)
靴の上側、足の甲を被う部分の総称
●インソール
(中底)
靴の内部の底の革
●インナー・ソール
(中敷)
靴の中の足の裏が直接あたる部分に敷く部材
●ヴァンプ
(爪先革)
靴の甲の前部分の革
●ヴァンプライニング
(先裏)
つま先の裏に補強用に取り付ける
革や布帛の裏材
●ウエルト
(細革)
アッパーと本底を繋ぐ細い帯状の革
●カウンター
(月型芯)
アッパーと裏革の間に入れる芯
●クォーター・ライニング
(腰裏)
インステップから後部の踵周りに
張るライニング
●シャンク
(踏まず芯)
足の土踏まずに挿入する補強材
●シュータン
(舌革)
爪先革から履き口まで伸びる
アッパーの部材
●シューレース
(靴ひも)
靴を固定するために用いられるひも
●トップリフト
(化粧革)
ヒールの接地面に取り付けられた部材
●バック・ステイ
(市革)
踵の縫い割り上方に補強用に
取り付けられる革
●ヒール
(踵)
靴の後部に取り付け
高さを出すための部材
●フットヘッド
(中物)
リブと中底面との間に生じる
凹面を埋める為の中材
●ボックス・トゥ
(先芯)
爪先部の甲材と裏材の間に入れる芯
●ミッドソール
(中板)
中底と本底の間に挿入されるソール
●ライニング
(裏革)
補強や足当たりの改善のため
靴の内側に張られる革
●リブテープ
(中底リブ)
中底とアッパーとウェルトを
繋ぐ為の内部材
この靴のシャンクはどんな素材なんだろう?
などと、どの部分が何という名前なのかを知る事でそれぞれパーツごとの興味が湧いてきます。