-1.0

今日続けば2日目ですよ!と前のページでnoteに応援された。案外良い関係になれるのかもしれない。期待され応え褒められる。承認欲求の沼からはいくつになっても抜け出せない。


アマプラでゴジラ-1.0を観た。
特段ゴジラシリーズや特撮が好きというわけではないし封切り後、映画館に足が伸びた訳でもない。
ただ今日から見放題になってすぐ手が伸びる程度に頭の片隅にあった映画だ。
大学生最後の夏休みに誘われるがまま少しの遠出をして映画館に観にいったシン・ゴジラ。もはや想い出の残滓でしかないがそれ以来の和製ゴジラというコピーにまんまと躍らされたわけである。


「生きていることはダメなことなのか?」「どんなことがあっても死んではいけない」「俺は本当は生きてちゃいけないんだ」「生きろ」

戦後復興期、死ぬことが美徳とされた過去と決別した人々が未来を生きることを決め、人類の過ちの象徴であり、理不尽に何もかもを奪う愚かさの象徴であるゴジラにその叡智で立ち向かう。

怪獣、兵器物かと思いきやがっつりヒューマンドラマ、人間賛歌なのは山崎貴監督故か。心理描写に引き込まれた。主人公神木隆之介で浜辺美波もでてくるから朝ドラ感あるのかな。そういえばALWAYS三丁目の夕日やら永遠のゼロと同じ監督だった。なるほど納得。あとシンプルに音響がすごい。あれこれやっぱ映画館で観たかったやつかもしれん。


満足な2時間だったので99点。
-1.0分は主人公の名字が敷島だから。