書籍出版しました
人生初めてとなる書籍を出版しました。
折れても生きろ るうー(著)
書籍の内容としては、よくあるビジネスなどの役に立つ系などや参考書系などでは無い、リアルな自分のストーリーを描いています。
普段の自分を、赤裸々に公開するのも正直恥ずかしいですが、会社を立ち上げるまでの経緯や考え方、独学でWeb業界に何故転職出来たのか、会社を立ち上げるまでの起業ストーリーと言った内容になります。
Amazonのページでも試し読み出来ますが、出版社のギャラクシーブックスの下記ページの方が沢山試し読み出来ます!↓
何故書籍を?
この本の冒頭でも触れていますが、実は元々「書籍を書いてみたい」と思っていて、興味も凄くありました。ただ思っているだけで、自分が書籍を出版するとは夢にも思ってもいませんでした。
とあるタイミングで、「出版社の方がイベントをする」と言う情報を耳にし、すぐさまに会いに行きました。
その方のイベントが、 GalaxyBooks株式会社の代表の加戸さんでした。
実は以前にもお会いした事はあるのですが、その時はゆっくりとお話した事が無く、この時でようやくお話し出来たと言う感じでした。
もしかしたら、この時には既に自分の中で書籍を出したいと言う意思が決まっていたのかもしれません。でも、書籍出版と言うのは身近にあるようで、凄く謎が多く、わからない部分が沢山あり、今では紙の書籍だけでなく、電子書籍や出版社も多く、セルフ出版や商業出版など、色々な方法がある為、騙されたり、ぼったくられるのも嫌で、何が良いのか全く判断が付かなかったのです。
その時に不明な部分を、色々とお話させて頂き、第一直感でこの方は「信用出来るな」と思い、心の中ではこの方にプロデュースしてもらい、全部委任してみようと、もう決心してました。
なので、1回、2回ぐらいお話してもらって、すぐに契約した気がします(笑)
執筆 プロローグ
出版社はGalaxyBooks株式会社に決め、担当者は代表でもある加戸さんがそのまま担当として受け持ってくれる事になり、それだけで安心も出来ました。
正直、契約したら後は「お願いね」的な、違う担当社になるのかなとは思っていました(笑)
最初の打合せは、ワクワクです。その時は、ただ単に書きたいと言う思いしかなく、実際何の内容を書くのか、何の目的で書くのか、誰に読んで欲しいのか、など一切考えてもいなかったからです。
出版のプロが担当になるとは言え、執筆するのは自分。何を目的とするかは自分で考えて決めないといけない。
その時に決めた事は、
書きたい内容
ターゲット
ペルソナ
上記3つを決めるにあたり、自己自答を繰り返していました。その中で、自分の書籍の内容を抜粋しますが、
この影響と言うのが、炎上人でもあり(笑)
自称、ビジネスおじさんYouTuber 田端 信太郎さんの書籍です。
田端さんの著書、「ブランド人になれ!」の影響はかなりあったかもしれないです。これとてもお勧めです。
実際、田端さんとお話させて頂いた事もありますが、凄く優しい人で、愉快で面白い人と言う印象でしたw
ちなみに、アフィリエイトでも何でも無いのであしからず(笑)
執筆 第一章
軸の3つを決めたら、後は執筆するだけ!
ですが、ここからが本番です。
先ず、本なんて書いた事が無い。執筆なんて記憶では中学生、いや小学生時代に感想文ぐらいしか、真面目に書いた事が無いので、何をどう書くの?と言う所から、勉強しました(笑)
ただ、とりあえず、こう言うのはやってみないとわからない。後で修正すれば良いかと思い、自分がやった事は
適当に何でも良いので書く
後で適当にまとめる
とりあえず、文字を執筆をする
これに尽きます。なので、最初は意味も滅茶苦茶、何を伝えたいのか、何がやりたいのかよくわからない内容でしたw
それでも適当にPCのテキストエディタ「Sublime Text」で無我夢中で打ち込みました。(何故Wordで無いのかの突っ込みは置いておいて・・・)
だいたい、ざっくりやっていたら、1日はあっという間でしたが、何文字ぐらいかなと言う目安がわかるようになりました。自分の場合は、およそ5,000~10,000文字ぐらいの感覚でした。
なので、自分が書きたい内容数は何文字ぐらいで、何ページぐらいかの目安及び目標がわかります。
1ページ540文字ぐらいかなと、ネットなどで調べて、自分がよく読む書籍などを参考にしていたら、200ページぐらいが理想かなと思い。
540文字×200P=10,8000文字
ざっくり10万文字ぐらいで行けるんじゃね?と安易な目標にしました(笑)
ちなみに、結論から言うと原稿が出来上がった時は軽く10万文字を超えまして、色々と削って、出版した書籍は10万文字以内の240ページになります。
契約した時期は、2021年3月ぐらいでしたので、そこから原稿提出したのは、6月になります。
なので、自分の中では、4月の間は執筆の勉強期間として、具体的に執筆開始したのは4月後半からで、GW期間の間に全てを書き終える予定でした。
やった内容は、
10万文字目標
章、見出し作成
ストーリーに対しての年号
年齢、職業など辻褄を合わせ
上記を主にやっていました。特に辻褄合わせが大変で、書籍と言うのは校閲(内容の正確さを確認する)作業がある為、これだけは何回も間違えないように調べながらしていました。年齢早見表で確認したり、昔の履歴書やら給料明細なども引っ張ってきたり、かなり手間でした・・・
ある程度の執筆が出来たら、何となくノリと言うのがわかってきて、大きな章に分けて、その章の中の見出しなども分けて、約1章が2万文字、1節2,000文字と言う風になるように執筆していきました。
でも、3章目あたりになってくると、今迄ノリと勢い(笑)だけで書いてきたのが、後半も文字数、内容なども想定して書かないと、最後が辻褄が合わなくなり、おかしくなると想像出来ていたので、何回も初めから書き直したりもしていました。
人間不思議なもので、書き直す作業に入ると、永久迷路に入り込みます。ここが気にくわないとか、ここが必要なのかと、意味わからん場繋ぎ的な
文章を書いたり、そして調べている内に、「だ・である調」などが統一されていないとか、「一人称」「三人称」なのか、どの目線?みたいなのになってきて、もはや頭が混乱してきます。
なれない事はしないでは無く、出来ないです(笑)
それでも、GWの期間を利用しないと、正直執筆の時間が取れないのと、こう言うのは時間が長引けば長引くほど、モチベーションが下がり、恐らく執筆が出来なくなると、自分でそう確信していたからです。
自分の虎の巻きと言う名の、ただのメモ張があるんですが、そこに記載している内容が下記になります。
年齢表、職歴、給料歴
起承転結
起点
伝えたい体験(キーワード)
感情(キーワード)
自己分析
5W1H
テーマ
人生のステージと年齢の目安
考慮すべき7つのこと
書かない内容
一人称
キーワード
疑問、チェックして欲しいポイント
上記のタイトルにその詳細を沢山メモっています。流石にそれは恥ずかしくて見せれないですが、書籍を書く為に勉強した事は上記になるかなと思います。
身体に鞭を入れて(笑)、何とかGWには全て書き終わり、最終チェックなどをして、6月には原稿は全て提出したかなと思います。
この時は、もうドキドキでした。自分が書いたものを初めて人に見せる、どんな感想が来るのか。全くもって意味わからんとか、これでは駄目ですよとか、ダメ出しが凄く怖かったのは、今でこそ言える話です(笑)
ちなみに、その時のメールをちらっと公開します。
返答は、一読させてから、打合せしましょうな内容でした。
当然この時も心臓がバクバクでしたが(笑)
執筆 第二章
流石は出版社のプロ。色々と提案や下記アドバイスを貰いました。
なるほど、なるほど。本当にこう言うのは有難いです。よくある契約したら、放置パターンで無く、こうやって的確な感想や方向性なども色々と導いてくれる、感謝しか無いです。
そして、実は毎月1回以上は打合せなり進捗の確認及び報告もしてくれる。これって、当たり前では?と思う方多いと思いますが、この当たり前が出来る人は中々居ないです。
特に執筆の場合は、自分が書かなければ、何も進まないし、かといって尻を叩かれるのもどうかなと思う。そういう意味で、担当者(加戸さん)にも恵まれたのかなと思います。
上記を一緒に進めて協力して下さった甲斐もあり、原稿は何とかそれで初校の準備段階まで行けました。
よし、ここからが出版社(GalaxyBooks株式会社)ターンやと思ってたのも、束の間。
次は、Amazonでのキーワード選定、書籍の紹介内容、著者のプロフィールなどを考える。
これも、その場で他社の著書を参考調査して、纏める。ちなみに、参考にしたのは、確か、ホリエモンだったり、メンタリスト DaiGoさんだったりと思います。(沢山あるので紹介できず、ここではあえて名前だけをw)
この時点で、確かもう夏が過ぎて秋が終わり、11月ぐらいだった気がします。
原稿の修正も大方完了していて、書籍の表紙のイメージ、書籍タイトル、サブタイトル(キャッチコピー)を考えていったと思います。
タイトルは正直凄く悩みました。
これも、上記で述べた著者のタイトルを参考にしたり、数十キーワードを羅列して打合せ中に仮で見てもらい、その中で色々とピックアップして、自分が伝えたい事は何か、自分に合っているのは何かとなり、自分が好きな言葉を入れた
「折れても生きろ」
に決めました。
キーワードやタイトル候補は20個ぐらいありましたが、これが自分の中で一番しっくりと来ました。
ここまで来ると、著者名は実名で行くのか、今の「るうー」と言う名でいくのかも考えましたが、自分の中ではこの名前が親しい間柄では通っているので、この「るうー」に決めました。
書籍でニックネームを使用の時点で、ブランディングになるのかなとも考えましたが、実はTwitterの初期は実名でやっていて、何かいまいちで、しかも誰も気付いてくれなく、るうーにしたらそっちの方がしっくりきたと言う(笑)
著者名、るうーで行くのなら、表紙のイメージも自ずと決まり、今Twitterで使用しているアイコン画像に決めました。
デザインに関しては、ある程度のイメージはありました。これもまたホリエモン事、堀江さんやDaigoさんの書籍などを参考にさせて頂きました。
シンプルで、自分のイメージカラーである赤色を入れてもらいました。
本当はインパクトか派手かと色々と検討しましたが、最終デザインの基本は引き算です。シンプルにお洒落で、そしてメッセージ性がある事です。
出来上がった画像が下記になり、大満足です。
ここだけの話。
正直デザインに関しては、もし自分のイメージと違うかったら、弊社スタッフのデザイナーにお願いしようとも思っていました。ですが、そんな必要は無かった、流石です。出版会社のGalaxyBooks様は、デザイナーのクオリティーもとても高いです。
一発OKとさせて頂きました。
執筆 最終章
1月終わり時期になり、残すはもう最終作業のみとなりました。
最終作業は、最後の最後まで誤字脱字チェック、校正、校閲、そして入稿作業、Amazonページ掲載(販売開始)までとなります。
実際は、Amazon掲載日に告知したかったのですが、Amazonはオンデマンド印刷の為、出版社側で最後の購入テスト、実物の確認をして、自分の所に連絡が来て、ようやく販売解禁告知となりました。
なので、実際に告知とAmazon販売日のロスがあるのはその為でもあります。
ここまで来るのに、長い年月でした。書籍を出版すると言うのが、こんなにも大変で、尚且つ色々な登場人物が居ます。その方々含めて、GalaxyBooks株式会社社員の方、代表の加戸さんには感謝しています。本当にありがとうございます。
ちなみに、告知に関しては身近な人にはいち早く報告させて頂きました。
また、本日3月11日、Twitterの方にて報告させて頂きました。
少しでもご興味を持って、感想をもらえたら嬉しいです!
そして、Amazonレビューでも感想を下さいましたら、自分の方からご飯でも奢らせて頂きたいです(近くの方限定でw)
【最後に】
書籍は出せば、売れるとは思っていません。今は調べれば、簡単に自分で出版出来る時代でもあると思います。
そして、簡単な上に、書籍の価値と言うのは下がってきているのかなとも思います。けれど、そんな事を気にする暇があれば、やりたい事は全てやるべきだと言う考えです。
自分は、本を出してみたかった。
ただ、単純にこれで良いのかなと思います。
何も考えずに行動するのは難しいけど、行動力が全てかなと思います。
そして、その行動の結果には必ず「経験」「体験」が付いてきます。
この「経験」「体験」が今後の自分の成長とそして財産にもなるかなと思います。
普段しない事をする。やった事が無い事を体験する。
これには、とてつもないパワーを使い、時間も費用もかかります。
けれど、それは「何ものにも代え難い」自分の宝になります。
この書籍で伝えたい事は、どんな苦難があっても諦めずに前に進めていく力を全ての方に伝えたいです。
折れない勇気、諦めない信念、生きる力