その世界に一歩足を踏み入れたら、もう2度と抜けられない”ユースヤクザ”の世界……🔫
最近Jリーグ界隈で『ユースヤクザ』『親でもないのに』という言葉が囁かれている。
『ユースヤクザ』の存在
『ユースヤクザ』とは、トップチームに飽き足らずユース(さらにはジュニアユース)のために、全国各地に応援に行く人たちを指しているようだ。
つまり『親でもないのに』、我が子のようにわざわざ足を運び応援に行くことから、その世界での"オヤジ"や"兄貴"、さらには"オジキ"がたくさんいる"ファミリー"と言われる状態なのだ。
横浜FCの『ユースヤクザ』
私も横浜FCのユースっ子は気になるし応援しているが、まだまだ関東の数試合の観戦に行ったりネット配信ぐらいしか見てない、ヤクザにもなりきれてない街のチンピラ程度の存在だ。
横浜FCサポーターならご存知の斉藤光毅は、2018年から高校2年生ながら2種登録されトップチームの試合にも出場し、翌年にはプロ初ゴールを決めていた。
もちろん光毅は『横浜FCユースの最高傑作』と呼ばれるほどユースを代表しているが、ちょっと浮世離れしていて、あまり実感がなかった。
そんな私がユースの選手たちを、より身近に興味を持ったきっかけはこの試合だ。
当時まだ高校3年生で2種登録だった高塩隼生くんを見て『横浜FCユース凄えぞ!』となった。
そして何より、たまたま後ろに座った高塩くんの同級生と思しき女子高生たちの会話が聞こえてきて、『そうだよな!こんな風にプロの世界で試合に出てるユースっ子は、学校でヒーローだよな!』と興味が湧いた。
(そんな高塩くんも2023年トップチーム昇格!今年は金沢に育成型期限付き移籍中)
そこから自分も『ユースヤクザ』の世界に少しだけチンピラながら足を踏み入れ、何試合かユースの試合を見るようになった。
そうすると、色んなチームのサポーターが『親でもないのに』色んなところに応援に行き、『ユースヤクザ』の世界に足を踏み入れてしまう理由がよく分かる。
2度と抜けられない『ユースヤクザ』の世界とは
では、なぜこの世界に足を踏み入れてしまうのか?
抜けられないのか?
トップチームとはまた違う、学生ならではの一体感を感じられる
1年を通して、トップチームよりさらに成長を感じられる
何より、この目の前にいるユースっ子たちが、いずれトップチームに昇格してクラブを支え、さらにチームを強くしていってくれると信じられる!ロマン!
私が注目してた高橋友矢くんも、トップチーム昇格し、まさかの高校卒業を待たずポルトガルに武者修行に行っている。
ちなみに佃くんも注目してます!👀
と、このように一度この世界に足を踏み入れたらその世界にどっぷり浸かってしまい、もうカタギの世界には戻れないのだよ。
この世界から抜けたいなら、指1本……いや足1本差し出してもらおうか!?🤨
横浜FCユースの日本一を賭けた戦い
そんな横浜FCユースは、2019年にプリンスリーグから昇格し2020年よりユース年代の最高峰プレミアリーグで戦っている。
2020年はコロナ禍によりイレギュラー開催となってしまったが、2021年〜2022年とEASTで着実に残留。
昨年2023年はまさかのWESTに飛ばされ、移動の大変さもあったであろう中でもさらに順位を上げて残留。
そして今年、ついにEASTで優勝🎉
一時は首位に立ちながらも3連敗し3位まで後退したが、最終節で逆転優勝!
『ユースチンピラ』も腹を決めて『ユースヤクザ』に本格的になろうかも思うくらい、感動してちょっぴり泣きそうになったよ!
そして来週は、日本一を賭けてWEST優勝者の大津高校とプレミアリーグファイナルを戦う。
EASTとWESTで優勝した者たちだけに与えられる権利。
しかも舞台は、日本代表も試合をする埼玉スタジアム🏟️
15日(日) 12時から!
チケットもメインスタンド自由席で1,000円と安い!
組の若い衆の晴れ舞台、ファミリー全員でカチコミに行きましょーや!
そして若い衆に花持たせましょうや!
(松井大輔さんの引退試合とダダ被りだけど。でも引退試合はABEMAで無料配信するらしいよ!
プレミアリーグファイナルもABEMAで配信するらしいけど……)