再現性を高める投資ルーティン(願望)
何でこれを書くか?
毎週毎日チャートを見て、エントリーして、エグジットして…を繰り返していると、自分の中での基準がわからなくなるんですよね。改めて言語化して、それを破るなよ自分!と戒めるために書きました。
得意な(自分が使える)セットアップを選び出す
他の市場参加者に対して優位性を持つためには、再現性の高い投資ルーティンが必要です。究極的には自動化できるような、確固たる基準を持つことができれば理想的です。が非現実的ではありますね。
再現性の高い投資ルーティンのエントリー部分を支えるのが、得意な(自分が使える)セットアップを選び出すことです。
オニールでいえばベースブレイクアウト、ミネルヴィニであればVCPを経過してのブレイクアウトがそれに当たります。こうしたセットアップはインターネットによる情報の自由化によって、現在様々なものを見ることができます。ただ、知っていることと使えることは別であって、再現性を高めるには使えるようになることが大事です。
なので一つか二つ、使うセットアップを決めたらその環境が整うまでガンとして動かない頑固さ(規律)が求められます。
ちなみに今私は下の2つでやりくりしています。
①base break outを基本としたエントリー(週足)
②週足HVlineを基準にしたpullbackエントリー(週足)
エントリーポイントを特定する
今WLにはブレイクアウトを今かと待つ銘柄が並んでいるはずです。しかし期待に沿う上昇を果たすことができるのは、本当に一握りの銘柄だけかもしれません。この玉石混合を見極めるために、チャートに記された価格と出来高をもう少し細かく見ていくといいことがあるかもしれません。
ここでは主に日足と65分足のチャートを使って、
プライスアクション(価格と出来高)をみながら、ブレイクアウト前の最も抵抗の少ない場所を見つける
ことを行います。ある価格帯で抵抗レベルが設定されていたり、逆にサポートレベルが生まれているかを確認します。同時にその価格帯での売りがなくなっていくことが上値を押さえつける障壁の消失を表すので、出来高が減少していることを併せて確認していきます。
この出来高の減少は週足レベルから確認しておきたいのですが、短期的に噴き上がったものなどは日足で確認する必要がありますし、本当に強いものは休憩期間も短かったりするので細かく見ていきます。
ここまでで得意なセットアップ中の特に有望なエントリーポイントが選定できたと思うので、あとは場中にそこを出来高を伴って上がっていく時に飛び乗っていきます(言うは簡単…)
エントリーポイントが否定されたらその戦略はリセット
セットアップにはエントリーの仕掛け場所があります。しかし市場参加者全員がその仕掛け場所を共有している訳ではもちろんありません。その仕掛け場所のすぐ上で巨大な資金を持つ売り手が待ち構えていることだってあるあるです。
こうした理想外(想定外ではなく理想外とします)の動きが出た時には、すぐさま手仕舞いしましょう。具体的には仕掛けたかった場所を割ったらLCです。私はストップロスを必ず入れます。
最も優位性のある銘柄に資金を振り分ける
このようにしてエントリーとエグジットを行なっていますが、上記通りに全ての銘柄にエントリーできるわけはありません。資金も限りがありますし。
なのでWLの中からさらに選別を重ねて、より有望なものをFOCUS LISTに設定して先のプライスアクションを監視します。この選別には3つの物差しを使っています。
①週足RSの推移が指数や他と比べて優位にあるもの
②よりCANSLIM指標の良いもの
③industryrankが急上昇しているもの
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