TA Plot Low Risk Stock Setup 超解釈
できる限りリスクを抑えた(利益を得る確率が高い)Setupについて、TAPlotさんが丁寧な動画を作っていました。特に印象に残ったことをメモとしてまとめます。
@TaPlot :x参照
成功率を上げるエントリーの鍵は低リスク
低リスクの買い場が提供されない限りエントリーしてはいけない。いつまでも待つことが大事。待つのもトレードの大事な一部。
リスク(引き受ける最大損失)はエントリーポイントから、投資者が決めることができる。今回は低リスクなsetupのため、リスクリワードが良いエントリーポイントを見つけていく。
※ウィリアムオニールの書籍でたびたび挙げられるLC基準は-8%だが、これは正しいエントリーポイントから算出したものであって、投資者のエントリーポイントから-8%ということではない。
リスクをコントロールするためには、
エントリーポイントから上昇する確率>下落する確率
となる場所でトレードを心がけたい。
この確率の変動要因となるのが、売買参加者の動向だ。
多くの売買参加者がサポートと考えるレベルやラインでは、それ以上の下落は確率的に少なくなるだろう。
端的に言うと、限りなくサポートに近いところで取引を心がけ、そのサポートレベルでLCを設定することで、リスクリワードの良いトレードができるというわけ。
低リスクエントリーを脅かす、不自然なpullback
いくら低リスクなエントリーを心がけても、LCにかかることはよくある。ただそのトレードのいくつかは未然に防ぐことができる。
サポートレベルを見つけるためには、base setup やcheatなどをもとに、その基準が本当に市場参加者に意識されていることを複数の根拠で確認することが必要。
その根拠見つけの一つにpullbackがある。自然なpullbackであれば、エントリーポイントまで来て反転するだろう。また、売買参加者がそのエントリーポイントを意識しているのであれば、売りは少なく(そこから上がっていくと思っているから)出来高は細っていく。
不自然なpullbackはLCの道一直線となる。そのため、低リスクエントリーを行うためには後出しジャンケンのようにpullbackの質を見て決めると良い。自然な反落を待とう。
余談 そもそもそのエントリーには機関投資家いそうですか?
vcp、ブレイクアウトとプルバック、カップハンドル、これらは機関投資家の買い集めのパターンであってどれも本質は同じ。
低リスクのエントリーって言ってるけど、その前にこれを見つけられるようにしておかないと先に進みません。
サポートの根拠の見つけ方
サポートの根拠の見つけ方は、複数のテクニカルを用いて推測するしかない。例えばレジサポ転換ラインだったり、各種MAなどが重複する場所など。
オレンジ矢印は最初のベースのpivotを指すし、決算ギャップ日のHVCが意識されている。青矢印はVCPのような収縮パターンを見せながら10dMA(赤)で反発している。
こういう根拠集めの精度が高くなると、エントリーの精度も上がるよねという話。
根拠として、これはあかん!というマイナス根拠もある。例えば出来高を伴う売りだったり、MA(日足)が下へ傾いていたりする時は、それがマイナス根拠になる。
また重要な点として、下落日の出来高が低減していない場合は、まだ買い場ではない。$INFAでいうと青矢印のポイントの方がより低リスクだ。補足として、MA pullbackでは複数のハンマーが狭い価格帯で続けて出現すると、それがサポートとして機能していることが確認できる。
こうしたポイントを見つけたら、LCをそのサポート(の少し下)に設定して積極的にエントリーしよう。サイコロを振り続けないと利益は得られないし。
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