とある理系の研究室14 自己紹介昔話
某国立大学の理系の研究室の話。
そこそこの大学のそこそこの研究室。国内外の学会にもコンスタントに出ていて、論文もそれなりに出している。活気もそこそこ。古き良き時代の雰囲気を残している研究室。
研究室は関係ない、自分の昔語り、備忘メモ。
生まれ
田舎だった。畑と田んぼで地平線が見えるくらいには田舎だった。
小学校
田舎なので学校まではすごく遠かった。走って登校してたら、足が速くなっていた。田舎の中では勉強ができる方だった。スポーツもできる方だった。とあるメジャー競技の都道府県の大会で優秀選手に選ばれるくらいにはできる方だった。
中学校
相変わらず田舎だった。入学直後のテストでは学年でトップの成績だった。でも田舎なのでほんのちょっとだけ非行に走った。学校の成績は当然落ちた。スポーツ選手になるのは諦めた。
高校
相変わらず田舎だった。中学で成績は落ちたが近所の進学校には入れた。成績は悪かった。カメハメハ大王並みの遅刻、休みっぷりだった。理系なのに物理で留年しかけた。成績の良かった気になる同級生と同じトップレベルの国立大学を志望して勉強した。思春期の一途な思い(ストーカーではない)だった。気づいたらそこそこの国立大学に受かっていた。私立大学は学費が高すぎた。気になる同級生は全然違う大学へ入った。
大学
何となく入ったサークルは楽しかった。お酒を飲んでばかりだった。でもなんだかんだ真面目に勉強した。同期とファミレスで勉強するのが大学生っぽくて楽しかった。友達に貸した講義ノートやレポートのコピーが回されてて、自分の見知らぬ人が楽に単位取れていたのがちょっと嫌だった。研究室は入りたいところに入れた。
大学院
気づいたら院試(推薦)が終わっていた。一瞬だった。他大院は院試が面倒なので受けなかった。
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