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100個入ってわかった! 人が集まるオンラインコミュニティ運営術

人脈って大事ですか?

この記事は筆者が100個のオンラインコミュニティに参加する中で見えた、「こんなコミュニティは参加したい」盛り上がっているコミュニティの運営術をまとめました。 

1. コミュニティ参加のハードルを低めにする

だれでもつよいエンジニアとつながりたいですが、つよいエンジニアはそうはいません。
「rubyに詳しい人」「毎日ブログを更新できる人」「バズった経験がある人」など、母数が少ない人をターゲットに参加者を募集しても集まりにくいです。
「個人開発をはじめたい人」「プログラミングを勉強しはじめた人」など、初心者歓迎にした方がコミュニティの参加人数は多くなります。
また、コミュニティ全体の参加人数が多い方が、コミュニティで積極的に発言してくれるメンバーも多くなります。 

※ 有料オンラインサロンなど、熱量の高い活発なメンバーのみを集めたい場合はこの限りではありません。

2. 分報はつくった方が定着率高め 

分報とは、「自分が今かんがえてること」ならなんでもOKな個人チャンネルです。 

「途中からつくる」ということはあまりないと思うので、最初に「分報を作ってください」というルールにした方がよいです。
分報チャンネルへの加入は任意なことが多いですが、全メンバーの割合に対して見る人が少なくなるので反応が少なくなる懸念もあります。
「反応ない」→「書かない」→分報つくった意味ない
になるので、自己紹介に分報を貼ってもらうなど、新規チャンネルができた場合の導線があるとよいです。
反対に、コミュニティが盛況でメンバーが増えてくると、メンバー数の分だけ分報が作られるので全部追うのが難しくなります。
その場合は、人気ランキング(絵文字のリアクション数などで判断)をつくって、見るべき分報をある程度運営側でピックアップしてあげると、ライトなメンバーにもやさしいつくりとなります。 

3. カスタム絵文字は随時追加して充実させる 

コメントするのはめんどくさくても、誰かが押したリアクションに追従するのはカンタンです。
コミュニティにおいて「反応がない」「人が来なくなる」を意味します。
旬のアイコンやネットスラングの日本語リアクションを用意して、みんなが反応しやすくするのが大事です。

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4. Slackボットを活用してコミュニケーションを盛り上げる

・特定のワードがコメントされたら特定のリアクションをする
 (例:誰かが「おめでとう!」と言ったらくす玉のGIFが流れる)
・特定の絵文字がリアクションされたら特定のチャンネルに流す
(例:誰かが「有益」絵文字をつけたら「有益」チャンネルに流す)
・新メンバー、新チャンネルができたら特定のチャンネルに流す
(例:新メンバー、新チャンネルお知らせ用のチャンネルをつくっておく)
・特定のサイトからRSSでチャンネルにニュースを流す
(ただこれは多すぎると結局読まなくなるので意味なし。記事を選別しつつ、手動でコメントしてあげると興味を惹かれる。)
など、作業をSlackボットで自動化しておくとコミュニティ運営がラクになります。 

Slack botを作る場合は、下記のサイトをご参考ください。

5. コミュニティのコアメンバーが積極的に発言する

コミュニティの運営者が顔を出してくれないと、「もうこのSlackワークスペースは動いてないのかな」「やる気なくなっちゃったのかな」という印象を受けます。
忙しい場合は一言「しばらく反応が遅くなります」と伝えましょう。
場合によっては他の人に管理を譲る、コミュニティを閉じるなど責任のある対応が必要です。
一人でコミュニティを回すのは大変なので、できれば2〜4人のコアメンバーがいるとそれぞれサポートしあえるかと思います。

6. リアルイベントを開催する

実際にメンバーと会って話すことができると、やはり格段に親近感が湧いてオンラインでも交流しやすくなります。
イベントはconnpassに登録するようなテーマを決めた勉強会でもよいし、単純にメンバー同士の交流会やもくもく会でもよいと思います。
ただ、「運営が大変・・・」「だんだん人が集まらなくて開催されなくなる…」というのもあるあるです。
開催頻度や開催日程を固定して参加しやすくしたり、テーマを設定してメンバーやコミュニティ外の人の興味を惹けるようなイベントを作っていくのが大切です。

7. 内輪な雑談しかないのはツライ、励ましあいつつ知見を提供しよう

雑談チャンネルで盛り上がるのもコミュニティでは大切です。
ただ、「○○さんが××らしい」といった内輪ネタや、アニメ・ゲームなどの「前提知識がないとわからないネタ」が多いと新規参加者には入りづらいです。
基本的には「有益な情報(ブログ記事だったりニュースだったり)」「参加者の悩みや喜びに対する共感・励まし」が大事だと思います。

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まとめ: コミュニティ内に有益な情報が集まる仕組みをつくろう

キリストは「与えよ、さらば与えられん」と言いましたが、コミュニティ運営においても似たようなことが言えます。
自分がやってほしいこと(積極的な発言や反応、アドバイスなど)をまずメンバーに自分がやってあげると、「私もやってみようかな」という気にメンバーがなりやすいです。

あなたのオンラインコミュニティが活発になることを願っております!

今後も個人開発のノウハウなどnoteで発信していく予定なので、よろしければいいねやフォローいただければ嬉しいです!


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