【WBPC/Colabo】騒音おばさん報道と暇空茜報道【メディアリンチ】
今から20年前ごろにテレビのワイドショーで複数回にわたって報道された、「騒音おばさん」(奈良騒音障害事件)について、裁判や新聞報道などにより公的に認められている経緯とは異なる事実が存在しているとする情報が出回っています。今回は、そうした情報を取り上げた動画と、WikiPediaの記事を紹介した後で、暇空茜氏をめぐる報道に関連付けて論じたいと思います。
WikiPediaの「奈良騒音障害事件」記事
経緯のあらまし
騒音おばさんは、1988年に大阪から奈良県平群町に転入。1989年、係争相手夫婦の隣の住民とけんかになり、裁判を経て勝訴。1991年に係争相手夫婦との最初のトラブルが発生。騒音おばさんは、1996年のある日を境に、24時間365日、音楽を鳴らすようになったという。係争相手の住民による民事訴訟の結果1999年に最高裁で60万円の慰謝料を認める判決が確定。その後も、嫌がらせは続き、2002年11月から2005年4月に逮捕されるまで、音楽を大音量で24時間流し続けるなどし、取材に訪れた記者にものすごい形相でまくし立てるなどした。係争相手の主婦は不眠や頭痛で約1か月の治療が必要との診断を受け、奈良県警は音の大きさの測定や被害者の診断書提出を受けて、騒音おばさんを逮捕。
最終的に2007年4月、最高裁が上告を棄却し、2審大阪高裁判決が確定した。未決拘置日数を刑に算入し、約3か月服役。2007年7月に刑の満期を迎え出所した。損害賠償を求める二度目の民事訴訟により、2006年に最高裁は被告側の上告を棄却し、200万円の賠償を命じた2審大阪高裁判決が確定した。
報道とは異なる説に関する動画
4分35秒までは事件概要です。その後に、「騒音おばさん被害者説」について解説してあります。前置きとして、ネットのうわさなどを集めたものであり、その程度の信ぴょう性のものであることが注意喚起されています。
騒音おばさん(河原美代子さん)は、夫と3人の子供が、いずれも脊髄小脳変性症を患い、家族の介護に明け暮れる日々を送っていました。子ども二人を亡くし、夫と残された1人の子どもも症状を悪化させる中、気丈に明るくふるまっていたそうです。係争相手となった夫婦が引っ越してくるまでの1年間は、近隣住民とも良好な関係を築き、引っ越し前の町でもトラブルを起こしたことはありませんでした。
係争相手の夫婦は、河原家から聞こえるうめき声や病気に伴う身体機能の不調による大きな音を嫌がり、河原家にライトを向けて照射するなどの嫌がらせを始めました。重病人がいるので光を遮蔽して欲しいという申し出を断り、嫌がらせをエスカレートさせました。
嫌がらせのきっかけとしては創価学会員であった係争相手夫婦からの勧誘を河原さんが断ったためであり、創価学会とマスコミがこの真実を隠ぺいして河原を陥れたという説があります。
係争相手の夫婦は、自分で落書きを書いて河原さんのせいにしたり、法廷でこの自作自演を追求された際に、突然頭痛を訴え倒れ込んで追及を避けたということです。
この動画のコメント欄には、次のようなコメントが見られます。
評論
騒音おばさん被害者説が本当かどうかは別として、現時点で、マスコミが印象操作を行ったり、事実を報道しないでいる事件があることは、皆さんご存じのとおりです。東京都からの委託事業でありながらずさんな報告書を提出していたWBPCを追求しようと住民監査請求を起こした暇空茜氏が、一貫してメディアに加害者扱いされている事件です。
住民監査請求という市民の権利を使おうとした暇空氏に対して、複数メディアを集めたリーガルハラスメント会見で威圧。暇空氏とは全く無関係で、むしろ相手側の仕込みが疑われる山本一郎や煉獄コロアキの行動を暇空陣営によるものであるかのように印象操作を加えて報道。Colabo側からの情報提供によって暇空氏の書類送検(事務的な手続きであり立件はされないもよう)を前もって知ったうえでパトカー画像を使って印象操作、NHKは警視庁からの情報と誤報。なぜか同日を指定して行われたアニメイト脅迫事件は報道しないという一貫した暇空氏攻撃が行われています。
現時点(2024年3月16日)までに、暇空氏関連で下された地裁判決においても、常識では考えにくい判断が行われているように見えます。
暇空茜原告、伊藤和子弁護士被告の名誉棄損裁判で敗訴。
「暇空氏に向けての発言ではなく、小倉弁護士へのリプライであるから社会的評価が落ちているとはいえない」といった論理の展開は無茶のように思えます。
暇空茜原告、堀口英利被告の名誉棄損裁判で敗訴。
「口汚いやつには第三者が罵ってもOK」「被告の発言はアウトだけど後々喧嘩してるよね?しかも原告は有名人だから受忍限度は高くなるからセーフ」の2点は、もしこのまま確定してしまうと判例として別の裁判で利用された場合に重大な問題を引き起こしてしまうような内容でしょう。
恐ろしいことに「バスカフェ 突撃」でGoogle検索すると、相手側の主張ばかりが目立ち、メディアで報道されない暇空氏側の発信は目立ちません。一般に情報ソースとして活用されるメディア報道は、信用のおける情報として検索順位が上がることが影響しているのでしょう。もしかしたらそれ以外にも要因はあるかもしれませんか。
まとめ
メディアが真実を隠そう、真実を曲げようとすれば、個人による情報発信と情報拡散が簡単になった現在においても、いとも簡単にそれを実現できてしまいます。メディアが特定の個人を加害者扱いして一方的に報道するメディアリンチはいつでもあっという間に起きてしまうのです。
さらに、おそらくは同じ力が裁判結果にまで影響を与えている可能性があります。
これは不健全な状態であると言えるでしょう。しかし、メディアの力や裁判の制度をこのように活用することこそが、メディアと裁判制度を整備した本来の目的であると私は考えます。暇空氏の動向に注目し続けることにより、この仮定が正しいかどうか判明することでしょう。
暇空氏は、当初から加害者扱いされる隙を作らないように配慮して行動しているように私には見えます。くれぐれも、その点に対する配慮を続けていただきたいと思います。
最後に、騒音おばさん事件に関連する別のページもご紹介しておきます。
2006年の日付のあるスレッドの内容を読むことができます。
ここから先は
Amazonギフトカード5,000円分が当たる
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?