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心の関節の話。


心に芯のある人、何か一本生きるための軸がある人ってかっこいいと思う。その芯や軸に沿って生きる人たちは、それを持っているが故に道に迷うことがない。常に真っ直ぐ生きることが出来ているからだ。

そんな人たちに憧れを抱いていた。

一方で、

同時にその芯や軸に固執するあまりに柔軟さを無くして、身動きが取れない人や頑固過ぎて他人の意見に耳を傾けたり、受け入れたりすることが出来ない人もいることも知っていた。

そんな人にはなりたくない。

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でも、これって矛盾していないだろうか?

芯や軸があって、さらに柔軟さがある人なんかいないだろう。      そもそも僕が「真っ直ぐ」だと感じている芯や軸に柔軟さを持ち合わせることができるのだろうか?

と、そんなことを考えていたある日。

筋トレをしていて僕は気づいた。

「ああ、これがいい!」と。

僕の腕は筋トレをしている時に真っ直ぐ伸ばす状態になる。   

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同時に引き寄せるときに曲げることができる。それを成り立たせているのは骨と骨の間に「関節」があるからだ。

心もこうやってイメージすればいい。

僕の生きるための芯や軸は真っ直ぐで曲げることが出来ない。(と感じている。)この芯や軸は骨としてイメージする。              でも、同時にその一つ一つの芯と芯の間に関節を設ける。        もし、何か迫ってきたとしても曲げて避ければいい。何かを取りたくて手を伸ばす時は真っ直ぐにすればいい。


僕にとって「芯を持って柔軟に生きる」とは、心に関節をイメージして生きること、心に関節を設けることだ。


こんなことただの抽象的概念だと言ってしまえばそうなんだけど、僕にとって矛盾なくこの「芯を持って柔軟に生きる」ということを納得するのは大事。

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これでまた生きやすくなった!


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