人が人として生きられる場所①【FF16感想】
こんにちは。
FF16販売されて 面白いらしいよの一言で買ってくれたのでプレイしました。(夫もプレイしてて夫が先にクリアしました)
わたしはネタバレ全然大丈夫なのと1回じゃ理解できないので、先にクリアしてもらえてざっと内容がわかったので今後サブクエもゆっくりすすめつつ1週目じっくりやりたいです。
FF16のあらすじはいろんな方が書いていますがざっと。
舞台は、ヴァリスゼアという大地。
ヴァリスゼアには、クリスタルの巨塊 『マザークリスタル』が点在し、
人々はエーテルを消費して、魔法を使って暮らしており、マザークリスタルの加護によって安息の中で暮らしている。
様々な文化や思想を持った国々は、マザークリスタルを所有しており、危ういながらも均衡を保っている。
しかし、やがてエーテルを放出する量が減ってきて、黒の一体が世界を蝕むようになり、
人々はマザークリスタルをめぐって、幾度もの戦乱を経た背景がある。
結果として、マザークリスタルを奪い合う戦乱の時代へ突入し、
各国の守護神となるドミナントたちが、召喚獣に変身しては、一線を越えた争いを繰り広げている。
…とまぁそんな感じなんですけど
兎に角戦争しているので、仕方がないと言えば仕方がないかもしれないけど
命が軽すぎて心がしんどい。
長くなってしまうので、今回はドミナントとベアラーについて思うことをかいていこうと思うよ。(以下ネタバレ含むので大丈夫な人だけどうぞ)
ドミナント
召喚獣に顕現(変身)する力を持つ者。
人智を超えた力を持ち、宿した召喚獣に応じた魔法を使いこなせる。
ベアラー
ヴァリスゼアで奴隷として扱われている人々のこと。生まれながらにしてクリスタルを用いずに魔法を発現できるという希少な能力をもっているため、国によって徴収されて魔法を使える道具として使役されている。
ロザリアでは大公がドミナントとして国を治めることになっているけど
国の所有物ということで国によっては兵器として扱われたりするし
ベアラーと大してかわらなかったり、命を狙われるし使命だとしてもしんどい。
初見でも、ドミナントとして生まれてしまった者たち、生きるのしんどくない…?って思ってた。
ベアラーたちも、いい主がいればいいけど殆どが家畜のように扱うし
女の子がベアラーをおもちゃにしてて「ちょっと魔法を使わせただけなのに、動かなくなっちゃった。またパパに新しいベアラーをもらわなきゃ」
みたいなことを言っててぞっとしてしまった。女の子からしたら「死んでしまった」ではなく「壊れてしまった」っていう解釈なんだよね。
そこでクライヴは「君のお父さんやお母さんが死んでしまったらどう思う?それと同じだ。大切だったんだろう?」って女の子を諭すんだけど、サブクエのクセにマジでしんどかった。私だって、犬かなんかを探してるとおもったよ…そしたらベアラーだったなんて…。
それだけ、ベアラーの命は軽く扱われているということだからこの時代なら仕方がない…と思いつつもみんな同じ人間なのに、こうも差がある悲劇は繰り返してはならないなと改めて思う。
今回のテーマは多様性を重視した物語だったのかなぁとも思う。
色んな個性があって、みんな等しく生きている。
そこに優劣はなくて、みんなが幸せで豊かに暮らせることを望む、そんな世界を目指していたんだと思う。
クライヴもそうだけど、大切な人たちを亡くしていて乗り越えてきてきた。
シドがクライヴに思いを託したのも同じ志を持ったと感じたからなんだよなぁ。
FFは零式以来だったんだけど、今回の主人公はだんだん表情が変わってくるのがわかって感情もはっきり出すし、感情移入できてしまう主人公だったな。
FFはキャラクターそれぞれに思う正義があって、思想があって、それを信じて戦っているのでしんどい。
悪役たちだって、本当に悪いわけじゃないんだよな。
彼らも何かを信仰して、それの為に戦って正義を守ってきた。
彼らなりの善悪があって、彼らももがいて生きていたんだからクライヴが大罪人だっていうのも理解できる。
果たしてシドやクライヴがやってきたことは正しかったのか、もっと違うやりかたがあったかもしれない。
でも、彼らは信念を貫いてマザークリスタルを破壊したし、人が人として差別のなくなる世界を信じていたよね。
そんなわけで、ドミナントとベアラーに思うこと(かなり脱線したけど)をまとめてみた。加筆修正はするかもだけどここまで。
ゲームとしてはイケメンがでて、操作性もアクションで楽しかったので私は好きです。コマンドはまぁまぁ難しくてw
FFはハッピーエンドじゃないところがね、ゲームが終わったら色々考察したりでさらに考えを巡らせられるようになっていていいなって思った。
腑に落ちないのもそうだけど、この先をプレイヤーに託す感じの終わり方っていいなと感じた。今までどうも苦手だったけど、最近はそれも楽しみになりつつある。
人のプレイを見て終わった感出てるけど、まだまだやり込みたいと思います!
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