神さまへの祈り方(弁財天 サラスヴァティー)
日本では、神社仏閣に、様々な神さまが祀られています。
日本神話のルーツの神さまから、インド(ヒンドゥーの)起源の神さままで 様々な神さまが祀られています。
遥か遠い海を超えてやってきた神さま方には、役割があります。
また、神さま方には、さまざまな次元階層があり
「神や女神」の名前がついていても
「輪廻転生」のサイクルをまだ抜けておられない(解脱をしていない)神様方もおられます。
よって 神さまへのお祈りの仕方、接し方には
注意が必要です。
例えば 日本の神社の中で、本宮の神さまへのご挨拶と
末社の神さまへの挨拶の仕方は お参りの仕方や
優先順位が異なります。
それらと同様に
インドから 日本に渡ってきた神さま方への ご挨拶やお祈りの方法も 実は 大きく異なります。
日本人の方々は、インドの古典ヴェーダを学ぶ機会や見聞きする機会が少ない為、
本当のルーツや神さまの本質的な情報がわからないまま、日本では やみくもにお祈りしているケースも多く見られます。
今回は、弁財天さまについてお話し致します。
弁財天様は、もとはインドの神話に出てくる女神です。
もとの名前を「#サラスヴァティー」といいます。ヴィーナと呼ばれる琵琶に似た弦楽器を持っていることで、音楽や芸能の女神と言われることがあります。
インドのシヴァ神は 主神格をもつ偉大な創造神です。
一方、サラスヴァティー、弁財天は
輪廻転生を抜けていない 仏教でいう 五蘊
煩悩の範疇にいる「解脱していない神さま」になります。
サラスヴァティー(弁財天)へのお祈りの仕方は
「わたしが煩悩の渦に落ちず、光の道に上がれますように。」になります。芸事の進展の希望については
サラスヴァティにお話ししても差し支えありませんが、本来、お願いを祈祷する種類の女神では、ありません。
神社でいうと、弁財天さまは
「本殿にお祭りするメインの神さまではない」のです。
仮に もしおまつりした場合でも
五蘊の観点から「末社の扱い」が通常となります。
神さまへの接し方、お参りの仕方を誤った場合、
良いことが増えることから、遠ざかってしまう場合もあります。
〜サラスヴァティー(弁財天)の神話〜
ブラフマー ジーの娘#サラスワティの美しい姿を見た
プルルヴァという王は
サラスヴァティー(弁財天)とあいびきがしたいと思いました。
ブラフマーという創造神の娘であるサラスヴァティー(弁財天)は、「人間の男性とあいびきする為」に、
ブラフマーが父としてわざわざ、創造したわけではありません。
しかし、サラスヴァティー(弁財天)は、あいびきの誘いに「OK」と答えます。。そして#サラスワティ川のほとりにて プルルヴァという王と情事にあけくれます。
ある日、創造の神、ブラフマー卿は
川のほとりで 自分の娘サラスヴァティーとプルラヴァ王が情事にあけくれているのを バッタリと見かけました。
ブラフマーは、我が娘 サラスヴァティーの愚行を嘆き、呪ったため、恥ずかしいと思ったサラスヴァティーは川に飛び込み そのまま川そのものに姿を変えました。
プルラヴァ王とサラスワティが性交した場所は
サラスワティ・サンガム・ティルタとして有名になりました。
プルラヴァ王はサラスワティが父親のブラフマーに情事をみられ、恥ずかしさに心を取り乱したとき、
シヴァ神に祈りをささげ、愚行を謝り、加護を求めました。そのプルラヴァ王が シヴァ神に祈った場所は
プルラヴァ・ティルタとよばれ有名になりました 。
日本では弁天さまは弁「財」天 とも呼ばれますけれども
もし、日本人の皆さんが「家族の調和」「家庭に続く安定した財」をお望みで、インド系統の神さまにお参りされたいならば
主格の創造神たる「シヴァ」を中心に お祈りお参りをされますよう、ご案内を致します。
シヴァの化身として日本でお参りできるのは、「大黒天さま」が有名です。
シバ神は霊格の高い創造の神、日本の神話でいうとクニトコタチの命さまのレベルにあたる神さまです。
皆さまの毎日が、幸多き日となりますように!
#Ruby
ちなみに noteの記事の
左上の ❤️ハートマークを押すと、サリーを🥻を
着たRubyの写真が出てます。
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