フォーしてくれたら～系のアカウント研究記録（その1）

研究記録、と堅苦しい書き方をしましたが、結局はメモのようなものです。私の個人的な趣味としてそういう書き方をしたかっただけです。

さて、Twitterには見るからに怪しいアカウントが何パターンかありますが、ここではそのうちのひとつ「フォー垢」について調べたことを主に自分用に記録していきます。
「フォー垢」という言い方は私が個人的にしている呼び方で、エロ垢と呼ばれることが多いようです。
その手のアカウントはTwitterのアカウント検索の際に、検索欄に「フォー　写真」と入力するとたくさん出てきます。そのようにして私が見つけたフォー垢についての傾向などを記録していきます。

フォー垢には他人のアカウントを乗っ取って作ったと見られるものと、最初から作ったと見られるものがあります。乗っ取って作ったものでも、基本的に最初から作ったアカウントと同じような名前・アイコン・ヘッダ・プロフィールが設定されているのですが、中にはアイコンや名前がそのままと思われるものもあります。例えばアイコンが中年ほどの男性で、乗っ取られてからのツイートに貼られている画像が全て若い女性の場合、アイコンの画像かツイートの画像のどちらかによほどの加工をしていない限りそれぞれの人物は明らかに別人なので、怪しさは倍増します。
最初から作ったと見られると言ったのは、そのアカウントからはbotによる投稿しかされていないという部分から判断しただけです。Twitterを始めた日時と投稿が始まった日時にかなり空きがあるアカウントもあるので、元々はアカウントの本来の所有者によるツイートがあったものの、乗っ取る際に消された、何もツイートしていなかった既存のアカウントを乗っ取ったという可能性も十分あります。
実際に、フォー業者による連続投稿があったあとに元のアカウントの持ち主と見られる人が帰って来て「使っていないアカウントがハッキングされました（翻訳をかけています）」というツイートをしていたので、「使っていないアカウント」がこのツイートをしたアカウントそのものだとすると、元の持ち主の意思とは別に乗っ取られたパターンということになります。

画像もほぼ確実に無断転載だし、他人のアカウントを改造しているので悪質ではあるんですが、画像と文章の内容が一致していると少し感動してしまいます。
名前に使われている漢字に時々日本では使われていないものがあるので、海外の人が操作しているのだとは思いますが、書かれている文章を見ると概ね自然で驚きます。もしかすると、日本語がある程度できる人物によるbotなのかもしれませんし、転載する画像を探す際などに日本の若い女性が使う言葉を研究したのかもしれません。ただ、「来月はイマドキ2回あるよ！」などのように不自然なものもあります。とはいえ不自然だったとしても自然に近いほうの文章だと思います。

しばらくフォー垢について調べていたのですが、名前、ID、プロフィール等がフォー垢仕様になっていても、他のフォー垢のような投稿がされていないアカウントも時々あります。表面だけ改造したものの、botを仕込み忘れたか、元の持ち主がアカウントを取り戻して消したのかもしれません。（後者ならどうして名前やプロフィールをそのままにしてあるのかと思いますが）

私は情報は多ければ多いほど良いと思っていますので、実はこの手のアカウントについて語ったり情報収集したりする場が欲しいほどです。（完全にフォー垢限定）

（後から書き足していきます）