ディープダウン ナイル

記載ルール
武器はアルファベット明記、メーカーはカタカナ
書き換えは射線、今後追記あり
QB:クイックブースト、AB:アサルトブースト

アセンブリ―概要

レッドガンの2番手。ファーロンダイナミクス社のミサイルを中心としたユニークな構成。

・P19MLT-04+P05ACT-02+P07VTC-12+FCS-G2

 右手と両肩にミサイルで揃えた武器構成。それぞれ挙動が異なるため発射の順番や相手に合わせた選択など丁寧さが必要になる。鯉龍でもそうであったが、ミサイルが多いと火力不足の問題と向き合わなければならない。マルチロック重視のFCSではない。「ミサイル発射支援」や「洋上都市ザイレム掌握」などの一対他の防衛ミッションではFCSをマルチロックが短いタイプに乗せ換えていく方が若干やりやすいかもしれない。

・BST-B2+SANTAI

 多対一になった場合に空中からロックオンした方が制圧をしやすい。そのため空中に浮いている時間を長くとるのであるが、使用感としてかなり長時間の浮遊が可能である。大豊としては最大級のジェネレーターを積んでいることが活きている。

 SANTAIとMing-tangについて浮上の継続時間について調べてみました。
テスト方法 ジャンプボタンを押したらストップウォッチをスタート、そのままボタンは推し続ける。エネルギーがストップウォッチをとめる。極々ブアナログなためブレが出るので10回ほど計測し真ん中の4つを抜粋。

SANTAI 7.32 7.34 7.30 7.40    
Ming-tang 5.34 5.31 5.24 5.37 単位:秒

 2秒ほど長くなる。実際は押しっぱなしではないので、さらに長くなるし、より容量の差が浮遊時間に開きが出るようになると思われる。

 余談であるがMing-tangのほうが若干軽量のため天井まで到達時間は0.2秒前後短い。

スタッガールート

 ミサイルを全弾当てるということがそもそも難しいので、あくまでも理想条件での話である。

 4脚MTをAIなしの状態でスタッガールートを試行錯誤してみました。
同じタイミングでミサイルを当てることで火力もACS負荷も最大となるはずです。そのためには各々のミサイルが発射から着弾までどのくらいの時間がかかるか知る必要があります。

 計測方法は発射時にストップウォッチを押して、着弾を確認したらストップ。練習後に5回計測して中央の3回を抜粋。

P19MLT-04 2.10 2.22 2.18
P07VTC-12  3.06 3.12 3.01
P05ACT-02 4.45 4.45 4.45  単位:秒

P05ACT-02→P07VTC-12→P19MLT-04

 着弾迄の時間をもとに決めた発射順である。体感になってしまうがこの順番で発射するとスタッガー迄持っていける。ダメージも3749と高い。さらにHARRISをチャージしておけば2572の上増しである。

P07VTC-12→P05ACT-02→P19MLT-04

 この場合はP05ACT-02とP19MLT-04の着弾が同時になりそうなタイミングでずらすことでACS負荷の蓄積をしやすくなる。

P05ACT-02・P19MLT-04→P07VTC-12(→P19MLT-04)

 ここでもう一つ実戦での重要な要素がある。それはロックオン時間である。P05ACT-02が一番時間がかかり、P19MLT-04は回転率が高い。P19MLT-04を2回使用して物量で圧倒するルート。最後のP19MLT-04が他のミサイルが外れた時の保険にもなるし、P07VTC-12でスタッガーした時にはダメージの上増しにもなる。

P19MLT-04→P07VTC-12→P05ACT-02(→P19MLT-04)

 単純にロックオン順で発射をするルートであるが、悪いタイミングでスタッガーしてしまうと追い打ちできずに見過ごすことになる。

 実際の戦闘ではHARRISの通常弾を織り交ぜながら、ACS負荷のゲージを確認しつつチャージに切り替えることで火力不足を補うこともできる。チャージのタイミングはもちろんだが、リロードをどこでするかも判断が試される。

アセンブリ―から見る戦闘スタイル

 1体多(AC)がやはり苦手でした。(得意というの難しい話であるが)原因は明白、「火力不足」です。火力の分散については非常に優れた機体であるのに対して、火力集中については戦況を見定める目、そして何より勘(運と言うよりタイミング)がもとめられる。

 ミサイルは着弾迄の時間が他の武器より遅いため、対ACの場合はスタッガーを確認してから発射では間に合わないことがほとんどです。

チャンスメーカー

 ミサイルを中心とした構成のため、距離300から比較的安全にダメージを蓄積させやすい。ある程度のACS負荷を与えられれば、HARRISのチャージショットが瞬間的な火力が高いためスタッガーへもって行きやすい。ただし、HARRISでスタッガーをさせてしまうと、そこからの追加ダメージがキックくらいしかすぐに出せる攻撃手段がなくなってしまう。ミサイルで追加ダメージを取ろうとするときはHARRISの発射前にミサイルを先に出しておく方が賢明である。他の機体に比べると火力を出すことの難易度の高い機体だと思いました。

 しかし、共闘相手がいる場合に安全、堅実に戦闘をすすめつつ、火力も見方が担保してくれる。主役を譲って、大ダメージのチャンスを作る側にまわる。

我慢と長期戦

 火力の低さがどこまで行ってもつきまとうが、以下のような強みも感じられた。

 ・長い浮遊時間による視野を広くとれる。
 ・ミサイルによる距離300から一方的な攻撃
 ・マルチロックの利用による面での火力展開

 空に浮かびあがり、ロックオンと同時に発射したくなるところをグッとこらえてマルチロックをすることで、効率的に面での制圧が可能である。相手との距離もとれるため、相手の弾は跳弾することも多く、バズーカも軌道を確認して避ける余裕がある。

 ただ、局面局面で

 「どの相手に?」
 「どのミサイルで?」
 「マルチロックオンするか?」
 「HARRISはチャージするか?」

 を丁寧に考えて操作しなければいけない。右手武器以外はリロードタイムが比較的長い(HARRISはチャージ後の冷却)ので、単純な弾薬の無駄遣いだけではなく、攻撃機会の大幅な喪失もうむ。操作としては複雑ではないのですが、我慢強くじっくり丁寧にパズルゲームを解くような楽しみがある。火力で制圧するというよりは、自信の戦術眼で戦況の有利をじっくり引き寄せる。とても対応力の高い機体の印象である。

 今までのプリセット機体で唯一「ベイラム掃討作戦」をクリアできたこともミッションへの対応能力の高さを感じる要因ともなりました。

 ミッションによってFCSの載せ替えや、HARRISをLittle GemやXuanGeのようなバズーカに持ち替えをするとより戦略の幅が広がり、難易度が下がるようにも思われる。

余談
 個人的にこの外装が肩が鎧のようであり、足が袴にも見えて、義経だなーなどと思っていました。

ー寄稿に当たり参加ミッションー
移設砲台破壊
グリッド135掃討
輸送ヘリ破壊
武装採掘艦護衛
壁越え S
捕虜救出 S
グリッド086侵入
機密情報漏洩阻止
海越え
観測データ奪取
燃料基地襲撃
無人洋上都市調査 S
大型ミサイル発射支援
特務機体撃破
執行部隊殲滅
バートラム旧宇宙港防衛
新型機体鹵獲阻止
深度2
ベイラム部隊殲滅
無人洋上都市掌握
動力ブロック破壊

2024.11.10 初稿

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