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【読書ノート】『夢の殺人』

『夢の殺人』
浜尾四郎著



藤次郎はバイト先で出逢った可愛らしい女性、美代子に恋をしていた。意外にも、美代子は、藤次郎と付き合ってくれるのだった。藤次郎は、勇気がなくて彼女と一線を越えることができないでいる。そんな折、バイト先に新人(オーナーの親戚)の要之助が現れた。藤次郎よりいくつか若いのだけど、見た目が、何とも美男子。ちなみに藤次郎は、不男。美代子は、要之助に鞍替えする。
面白くない、藤次郎は、恐ろしい殺人計画を立てる。要之助が、夢遊病であることをいいことに、彼が、突然襲ってきたので、無我夢中で、抵抗していたら殺してしまったという正当防衛殺人ストーリー。
物語は、その計画の実行の日に起こった想定外の出来事。

古典ホラーミステリーということになるのかな? 定番のオチが、なかなかよい。

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