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デート商法に引っ掛かってきた僕の体験記。

この記事は↓の記事の続きです。
まだご覧になられていない方は、下記事も是非。

どもども、明原星和です。

昨日の夜20時。僕は件のデート商法をするブライダルの人へと会ってきました。
こうしてnoteに記事を出せているということは、僕は無事に生還できたということです。

初めは、怖いお兄さんとか言葉巧みな先輩上司が出てくるんじゃないかと心配していましたが、無用の心配でした。

結論から述べますと、デート商法は無料のキャバクラと同義です。

とりあえず、どんなことをしてきたのかを詳しく書いていきます。

まず、当日の朝。
僕に話しかけてきたブライダルの担当人は、ババさんといい、年齢は僕と同じ22歳とのこと。真偽のほどはわかりませんが、確実に若い方です。

その方がモーニングコールをしてきて、「今日、お会いできるのとっても楽しみです!」と元気よく挨拶をしてきました。

そんな電話を受けて、仕事をして約束の時間である20時。

お店の場所まで電話で案内をうけていざ入店。

ブライダルのお店なので、イメージ的にはそれなりに綺麗でまぁまぁ広いイメージだったのですが、実際はまったくそんなことはなく。

学校の教室半分ほどの面積に、それっぽくスーツやら宝石のついたアクセサリーを並べたショーケースが置いてあり、見た目は小綺麗といった感じ。
広さに関しては、事務所の一室を借りて活動している所もあったりするので、まぁこんなもんだろと一旦スルー。

入るや否や、「お久しぶりです。会いたかったですよ~」とマスク越しの笑みでお出迎え。
そのまま流れるように、エアコンの調子が悪いということで一番奥の席に誘導されました。

アイスコーヒーを渡されたのですが、なんだか怖くて一口も口を付けずにお話が始まります。

初めにアンケートに答えてくださいとのことで、住所や裸の個人情報を記載されそうになりましたけど、全スルー。
一般常識として、少しでも信用ならない・疑った相手には極力個人情報なんて渡さない方がいいですからね。

一番驚いたのは、アンケート中に「恋愛商法・デート商法ではありません」と書いてあったことです。

これは詐欺師さんの常套手段ですね。
自分から名前を出すことで、こちら側の信用を得ようとする。

アンケートも早々に、ババさんとの二人きりの会話が始まりました。

先日、電話をした際には「楽しくお話しするついでに、ジュエリーの紹介をさせてください!」と言われており、その時に「オススメの学園恋愛アニメを教えてください!」と言われていたので、一応記憶の中からオススメをいくつか選んでいました。

しかし、アニメ系の話題が出ることは一切なく。
モーニングルーティーンを教えてください、と言われて答えてみると、その話を途中で切って別の話題をポンポンと振ってくる。

会話が途切れないという点ではいいのかもしれないですけど、個人的に話している身としては気持ちよくはなかったですね。

それでも、つまらなくはなかったですよ。

「最近は恋愛してないですねー」と言えば、
「そんなにカッコいいのに勿体ない!」と言ってくれて、

「休みの日は小説とか書いてます」と言えば、
「えー! かっこいいー!」と言ってくれて。

そんな感じで、基本的に楽しく話しながら褒め殺しにあっていました。

と、良い感じに話が盛り上がってきたところで、急に「そろそろジュエリーの紹介をしま~す」と意気揚々に宣言してきたババさん。

そこから先は、エンゲージリングに使うダイヤモンドの4Cの話とか、結婚にどれだけの費用が掛かるかとか。

エンゲージリングに使うダイヤは高額で、男性であればいつかは絶対に必要になるもの!
だから、今の内からブライダルローンで購入すればいざという時に余裕をもって結婚をすることができる!

上記したことがババさんの主な主張。

確かに、結婚式にはとんでもないお金がかかりますし、男性であればエンゲージリングはプロポーズにおいて絶対必要になるもの。

加えて、今ここでダイヤモンドを購入すれば、ダイヤモンドをアクセサリーとして持ち歩くことができ、お得意様としていつでも楽しく気楽に遊びに来ても大丈夫とのこと!


……はい、控えめに言ってツッコミどころが満載ですね。


まず、なぜ結婚するかわからない今の段階でダイヤモンドを購入する必要があるのか?
今の内からダイヤモンドを購入しておけば、余裕が生まれる!という意見もまぁわかるのですが、そんなものは「結婚貯金」をしていればいいだけの話。

ババさん曰く、「女性は秘めた思いが大好きなので、長い間持ち歩いたダイヤモンドをエンゲージリングにするというのは、女性視点はすごく嬉しいんですよ!」とのこと。

ですが、想いに長さなんて関係ないと思いますし、結婚貯金を今から始めれば、女性が大好きらしい秘めた思いも溜められる。ただ単に、それがダイヤモンドという形に成っている叶っていないかの違いだけ。

みたいな話を僕がすると、ババさんは「へ~、そういう風に考えるんだ~」としか言ってこず、これといった反論はなし。

ぶっちゃけ、その場の思い付きで発した反論なのですが、ババさんは多分経験の浅い方なんだろうなぁ、と思いましたね。

本当、若くて可愛らしい方なのに、どうしてこんなことをしているんだろうか……

ちなみに「お得意様」になると、お店で女性の担当さんとポケカとか遊戯王とかのカードゲームが遊べるらしい。
何と言うか、その時点で「あっ」とお察しですよね。

詳しくは言いませんが、そういうカードゲームをやってる人って「典型」って感じがしますもん。大なり小なり。

とりあえず断固として購入しないという意思を伝えると、ババさんは「先輩に伝えてきますね」と裏に行ってしまい、そのまま解散。

僕は無事、デート商法から生還してきました。


今回の経験を得て、僕は大きなことを知ることができました。

僕には、キャバクラとかレンタル彼女みたいな「お金で女の人と触れ合う」ことが全く向いていない。

何でそう思ったかと言いますと、今回のババさんとの会話で散々褒め殺しにあったのですが、「これ、仕事で言ってるだけなんだよな~」と心のどこかで思ってしまい、単純にまったく響かなかったからです。

正直、後半なんてただただ睡魔との戦でしたもん。

基本的にキャバクラとかレンタル彼女みたいな、お金で女性と関わるのって相手方が自分を褒めてくれることが多いじゃないですか?

女の子との関わりをお金で買っている以上、そこには「仕事だから」っていう感情が少なからず入っていると僕は思っているんです。

言ってて恥ずかしいんですけど、純粋な愛情からの「好き」を知っている身からすると、どうしてもそれが響かない。

キャバクラとかのお店に行った経験・行く機会がないので、今回のデート商法改め、無料キャバクラに行けたことは、それなりに良い経験だったと思います。

そんなわけで、無料で女の子から褒め殺しにされたいっていう人は、デート商法に引っかかってみるのもありなのかな?
その場合は、しっかりと自己責任で行ってくださいね。

当然ですけど、僕は一切責任は負いません。

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