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勤労感謝の日(2021.11.23)~おまけのRoomy Days

11月23日火曜日、勤労感謝の日。
祝日はオマケの休日。得した気分。

おまけの休みくらい、とことん自分の好きに使いたい(「いつもそうしてるだろ」という夫の声が聞こえるが……)

今日の遊びのテーマは「作る」。

1 今日の朝ごはんに、ピザトーストを作る

去年の11月に、バルミューダのトースターを買った。

今まで、1万円以下の手頃な価格のトースターばかり使っていたので、倍以上の価格のトースターを買うのは、清水の舞台から飛び降りる気持ちだった。
でも、買って正解だった。
まず、このトースターは、これまで使ってきたトースターの不満点、焦げる、パサつく、サーモスタットがいい加減でヒーターがすぐ切れる、を全部クリアして、私を失敗のイライラから救ってくれた。

それから、バルミューダトースターには、ふつうのトーストモードとは別に、ピザトーストモードがついている。
ピザトーストモードの何がすごいって、火の通りの悪い玉ねぎにしっかり火を通っているのに、チーズもパンも焦げない、ちょうどいい具合で焼き上がる。次々に何枚焼いても、ほぼ同じ仕上がりになる。だから、バルミューダを信じて放っておいていい。タイマーが切れるまで別の作業に没頭できる。
今日は、トースターでピザトーストを焼きながら、目玉焼きを作って、ついでに、午後のオンラインカレー会のための仕込みまでこなせた。

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スイッチオンで6分。ちょうどいい焼き加減のピザトースト。

ありがとう、バルミューダトースター。

2 ゆずみそとピクルスを作る

徳島の山間地に住む友人から、借りた本のお礼にと、地元で採れた「ゆず」をたくさん頂いたので、ゆずみそを作った。

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柑橘のビタミンカラーとさわやかな香りが、冬の到来を告げている

難しそうに見えるけれど、レシピを見ると意外とシンプルで、簡単に作れる。
材料は、ゆずの絞り汁とすりおろした皮、みそ、砂糖、みりん、酒。
全部混ぜて火にかけ、ひたすら混ぜると、どんどん水分が抜けて、とろみがついてくる。次第に表面が白っぽく光って照りがでてきたら、出来上がり。

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熱々のふろふき大根に載せて食べたい。

次に、ピクルスを作った。
りんご酢とすだち酢でつくるピクルス液は、酸味がまろやか。カルダモン、ナツメグ、クローブ、ローリエ、鷹の爪などスパイスもたっぷりで、とてもさわやかな仕上がりになる。
ピクルスってちょっと苦手だったんだけれど、これはすいすい食べられる。お酒のお供に、お弁当の隅っこに、ポテトサラダやタルタルソースに混ぜたり。冷蔵庫にあるととても心強い。

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「お店で売ってるふう」に詰めてみた。


3 タブレットでポストカードを作る

リビングに飾ってあるポストカードフレームの中身が、いまだにハロウィンだったことに気づいて、クリスマス仕様にする。

iPadの無料アプリで、ネットの画像を参考に3枚ほど作ってみた。
ネットで検索するとアプリの使い方も、使えそうな素材も見つかるし、iPadで作った画像は、iPhoneに同期されるので、iPhoneからプリンタを動かして印刷できる。デバイスのOSが同じだととても便利。
本当は、パソコンもMacだともっと便利なんだけど、仕事用のソフトが動かないので我慢。

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半時間ほどで3枚できた。

飾ってみた。

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この際、全部クリスマス仕様にしてもいいかも。

簡単でたのしいので、クリスマスカードを作って、友人に送ろうかな。

4 今日のメインイベント、バターチキンカレーを作る


今日は、わたなべますみさんに教わる、オンラインカレー会。午後2時、北海道、神奈川、大阪、徳島、岡山と日本全国津々浦々から、カメラ越しに5人が集まった。

「バターを100g使う、キケンなバターチキンカレーだよ」
と、講師ますみさんから前情報を頂いていた。
「でも、とてもあっさり食べやすいから」
脂の塊であるバターを大量に使うのにあっさり、この矛盾が成り立つのか、検証したい。

これまでの経験から、我が家は小食家族なんだけど、ますみさんに教わるカレーに関しては、かなり食欲旺盛。完食しても食べ足りない。
なので、今回は、倍量で作ってみることにした。

そしたら、100gのバターを200gにすることとなり、200gとは、雪印バターの箱1本分だった。

はい、どん。

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鍋にバターまるごと1本の図

火にかけて、バターを溶かす。

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バターの海

このたぷたぷとしたバターの海。もちろん、種も仕掛けも、水も油も足していない。初めて見る光景。カメラの向こうのみんなもびっくりしてた。

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バターの中で泳いでいるトマトたち

バター200gに、カシューナッツのペースト、生クリーム200gと、これでもか、これでもかと、油脂を追加していく。もはや、カロリー計測不能。

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完成 
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息子の分はタッパーに詰めて、マンションまで届けた。感想は、まだない。

付け合わせのさつまいものスパイス炒めも教わる。キャベツのサブジは、以前教わったものを復習。

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小麦粉とヨーグルトで作った「なんちゃってナン」を付けて、いただきます。

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バターのこくをすごく感じるけど、脂のギトギトした感じは全然しない。スパイスや、トマトの酸味、鶏肉を漬けたヨーグルトやレモン汁のおかげか、後味がすっきりしている。
脂とあっさりは、矛盾しなかった。

などと御託を並べる意味なんかないわ。
めちゃくちゃ美味しいのだから。それが答え。

4人分を倍量で作って8人分にしたのに、家族4人で食べきった。満足、満腹。ごちそうさまでした。

5 編み物の続き、ハンドウォーマーを作る

先々週から始めた編み物だけれど、まだ何一つ完成していない。
指先のない手袋(ハンドウォーマー)を作ろうとして、手持ちの毛糸で片手分を作ってみるものの、仕上がりが鎧みたいにゴツイとか、己の柄合わせのセンスがダサいとか、どうにも納得できなくて、結果、全部ほどいてしまう。また、新しい糸を買ってきては、編んではほどくを繰り返し、ちっとも前に進まない。
今日こそは、前に進める。
編みながら、うたたねしてしまったので、今日はここで終了。

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この毛糸、ダイソーのものだけど、光沢があって、肌触りがなめらか。なめらかすぎて、するすると棒針から端の編み目が落ちるほど。そこだけ気を付ければ、1玉に70g(通常の2玉分)も入っていてとてもコスパがいいと思う。
ほかにも、いろいろ編みたいものがあるので、できればこの冬のライフワークにしたい。

6 いろいろ作りたかった訳

達成感が味わいたかったのだと思う。
外の仕事は成果がとても見えづらい。数字だけで計れないもののほうが多い。自分の目から成功や正解に見えても、別の人の視点からみれば失敗や間違いだったということ、その逆も、どっちも多々ある。

もちろん、料理や手仕事にも正解はないけれど、自分の中だけで完結するのがいい。
ただ「できた」と思えるもの、ほかの人の意見に左右されずに、自分の中の物差しで納得するものが作って満足したかったのだと思う。

今日は、その欲求を存分に満たすことができたから、明日から、また正解も成功も見えない世界で働けそうだ。

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RUMI
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