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東京旅3日目(最終日)

週末東京旅もいよいよ最終日。
まだまだ遊び足りない! と言いたいところだが、割と疲れが溜まっている。ちょっと、はしゃぎすぎたようだ。
夕べnoteを書いて、お風呂に入って、買った本を読んでスマホ見てダラダラしてたら深夜になっていた。それなのに、いつも通り、午前5時に一度目が覚めてしまった。二度寝したが、どうも寝覚めが悪い。疲れが溜まっている証拠である。
そういうとき、里心がついて、家が恋しくなる。
布団の中で18時半の羽田発の飛行機を、一本早い便に変更した。

昨日、verdeさんに選んでもらったトップスはスカートと合わせて着たけど、今日は飛行機に乗るので、履いてきた黒のジーンズとスニーカーを合わせてみる。エレガントからパンツ、かっこいい感じに変化した。すごい。

ホテルをチェックアウトし、昨日と同じカフェて朝ごはんをとった。ハムとチーズのホットサンド、クロックムッシュ。美味しいな。帰ったらうちでも作ろう。

ノープランなので、何をしようかと逡巡して、やっぱり最後は「高いところから東京全体を眺めてみよう」と思い、東京スカイツリー行きの電車に乗った。

スカイツリーは、間近でみるとものすごく大きくて高い。

日曜日とあって、とても混んでいる。いろんな国の言葉が飛び交う。

さて、スカイツリー、当日でもパッと上がれるものととたかを括ってた。甘かった。最上階へ上がるチケットは、1時間半先までいっぱい。無事、一つ下の階までのチケットは取れたので、そこまで登ってみる。これでも東京タワーより高い。

エレベーターを降りてまず目に飛び込んできたのは富士山。新宿のビル群の向こうにそびえ立つ。

スマホの望遠でもはっきり写った。

世界中の言語で書かれた新年の願い。素敵。

世界平和を願います

スカイツリーから下りるとお昼前。
今日、ノープランでぶらぶらしていると知って、遠野エイコさんが声をかけてくださった。
余計なことと理解してはいるのだけど、遠慮や恥ずかしさもあり、なかなか声をかける勇気が出ないので、誘ってくださる方には本当に感謝しかありません。
お忙しいところ、いろいろくりあわせて、駆けつけてくれたエイコさん、本当にありがとうございました。

スカイツリー横のソラマチで、おすすめのお寿司屋さんで待ち合わせることにして、エイコさんより先にお店に向かう。すでに店の外でたくさんの人が並んでいる。なんと「120分待ち」の表示。開店からわずか30分でこの人気ぶり。さぞや美味しいお寿司なんだろうな。もう少し早く行けばよかったと思ったが後の祭り。別の店を探す。どこも長蛇の列。
レストラン街をくまなく回って、パエリアのお店に空席を見つけた。
聞けば、パエリアは注文を受けて作るので30分ほどかかるとのこと。エイコさんが到着する時間ぴったりだ。先に注文して、エイコさんの到着を待つことにした。

「ルミさん、何か目印になるものありますか?」
とDMでエイコさんに尋ねられ、エイコさんと直に顔を合わすのが初めてだと思い出す。note友の方と会う時、たびたび遭遇する不思議なシチュエーション。
いつも「平安時代の恋愛みたいだなぁ」と思う。「逢いて見し」っいうやつ。文通でお互いのことを知って、やっと逢って恋が成就するみたいな。(古語の「見る」にはセクシーな意味だけども)
エイコさんが到着して、椅子に掛けた途端に会話に花が咲く。家族の話、noteや短歌の話、仕事の話など、話題が数珠つなぎで広がった。
「もうお時間です」
ウェイターの方に促されるまでおしゃべりに興じた。楽しい時間はあっという間に過ぎる。

話は前後するが、エイコさんに会う前に、娘の好きなハリーポッターのポップアップショップでお土産を買った。
ハリーポッターシリーズ、恥ずかしながら、私は第1作目しか読んでおらず、以後、全く未履修。
(ファンの方、本当に知らなくてすみません)娘に頼まれたポーチのキャラクターを知らなかった。

思った以上に、かわいい。

エイコさんと分かれ、羽田空港へ向かう。
くる時は新橋で浅草線に乗り換えたので、帰りも同じルートだと思いきや、羽田空港まで直通の電車があった。疲れた体に乗り換えなしはありがたく、ラッキーだった。

飛行機は無事定刻で到着し、徳島に帰ってきた。
おりしも、帰宅時間はマジックアワー。

オレンジの夕陽が吉野川の川面に映り、川の鉄橋を渡る列車が影絵のように見えて、とても美しい帰り道だった。(運転中で写真に残せず残念)

私はこの旅で頂いたもの、買ったものを、夫は楽天から届いたスーツケースを(夫は来月社員旅行の予定)、お互いに披露し合い、「おっさんずラブリターンズ」の第二話を見返しながら、お土産に羽田空港で買ったご当地クラフトビールで一杯やったところ。

岩手のビール
岐阜県飛騨のビール

一人旅で東京に行ったのは、コロナ前の2019年のnote酒場以来だった。
あの時と違うのは、一人旅がさみしくないということ。note酒場のイベントは楽しかったけど、会場の外に知り合いはおらず、行き帰りは一人だった。
いろいろ大変だった数年間だったけど、たくさんのつながりが生まれていたんだなと、今回の旅で実感した。
今では日本中、いや世界中のどこかに会える人がいる。これ、実はすごいことじゃないか!

ただ会う、ただ話すだけでいいんだなとやっと分かった。
ふだん、限られた人間関係の中で生活しているので、新しい人と会うことに気負いがあったのかもしれない。
出かけるまでは、いい話しなくちゃとか、また会いたいと思ってもらわなくちゃとか思って、実はかなり緊張していた。
そんなの初めからいらんかったわ。

お会いした皆さん、お声がけくださり本当にありがとうございました。
こんなに楽しい旅行は初めてでした。同じものを見ても、一人より何倍も見えるものが多かったです。

また、機会があれば、いろんなところに出向きたいと思います。その時はどうぞよろしくお願いします。


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RUMI
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