JdGマレンゴをソロプレイ
JdGマレンゴ1800をこの間ソロプレイしたのでそれを記録しておきます。
最初はオーストリア軍の奇襲から始まります。
いつもオーストリア軍騎兵がうまく扱えないので騎兵だけを北上させてカステルチェリオーロを占領。フランス軍ヴィクトール隊への側面攻撃を狙います。
ヴィクトール隊はオーストリア軍フォンモルジン、ハディック&カイム隊に押されて辛い状況。北のオーストリア軍にはランヌ隊が対応します。
しかしオーストリア軍もなかなか決定打が決まりません。一時期はヴィクトール隊を士気喪失寸前にまで追い詰めましたが、そこはさすがのフランス軍、1ユニットが土俵際でクソ粘り。その間に、北部をミュラと親衛隊が、南部にモニエ師団が到着します。戦線は安定し始めました。
本作は途中でオーストリア軍指揮官メラスが負傷してザハに交代するというイベントがあり、これとドゼー本隊の到着で攻守が入れ替わるようになっています。
ラストチャンスということで、オーストリア軍のフォンモルジンとオトーがランヌとヴィクトールを激しく攻めますが効果は薄い…。反対に、フランス軍ドゼー隊が南端からハディック&カイムを攻撃してこれが大成功します。
乱戦になると結束値の違いで押し切られてしまうので、オーストリア軍は退却を開始、というところでプレイをやめました。
感想
オーストリア軍の騎兵ユニットだけを本隊から分離してカステルチェリオーロに送るのはかなりうまくいきました。ただ、ここでカステルチェリオーロを守るような動きになってしまったのが良くなかったと思います。ヴィクトール隊の後背に進出すべきでした。中途半端に賢く立ち回ろうとしましたね、これは良くない。やはり、JdGでは一度主導権を握ったらあとは相手がくたばるまで殴り続ける、これが大事です。
本作はA2サイズのマップで小ぶりですし、ユニットもそう多くありません。ルールも12Pです。ただし、プレイ時間は結構かかります。今回も全部合わせると6時間くらいかかったかも。
その理由はチット1枚で判断すべきことが多いからです。歩兵の向き、大砲の位置、騎兵突撃の危険性、逆にこちらから仕掛けられないか、どこで敵を包囲するか、残りのチットは……。
そういうコクがこのシリーズの魅力です。シンプルすぎず、複雑すぎず。JdGは私にとってちょうどいいゲームなのです。