オークス 2022 分析
オークスに向けたレース分析の一部を紹介する。
分析方法としては、オークスに出走する3歳牝馬の過去の主要なレースのうち、馬場コンディション差を考慮してレースタイムのレベルを分析し、上位6つのレースを抽出した。
分析方法の詳細は、各コース別に条件クラス(1勝・2勝・3勝・OP・重賞・GI)別の基準タイムを設定しており、馬場コンディションによるタイム差を考慮して、各レースタイムを分析してどれくらいのクラスのタイムかを可視化している。
ただし、タイムだけなので参考程度に見ており、これを鵜呑みにすると痛い目にあう。
より重要なのはそのレースでどういうラップを踏んだかである。
1位 桜花賞 / 1.32.9 スターズオンアース / 3勝クラスレベル
2位 チューリップ賞 / 1.33.2 ナミュール / 2勝クラスレベル
3位 赤松賞 / 1.33.8 ナミュール / 2勝クラスレベル
4位 フラワーC / 1.48.5 スタニングローズ / 2勝クラスレベル
4位 阪神JF / 1.33.8 サークルオブライフ / 2勝クラスレベル
6位 ファンタジーS / 1.21.1 ウォーターナビレラ / 2勝クラスレベル
参考
2021 桜花賞 1.31.1 ソダシ :古馬重賞クラス
これからすると特に現3歳牝馬世代の主要なレースタイムは、全体的にスローラップ(もしくはラップに緩急がある)ということもあり平凡である(に見える)。そのため、ラップ分析がより重要になってくる。昨年の桜花賞が古馬重賞クラスで十分レベルが高いゆえに、距離適性・馬場適性さえ見抜ければ、オークスではこの上位の馬を買えば良いことになる。
また、私の分析で最重要視しているのがコース・馬場適性である。いくら能力が高くても適性が低ければ走らないということ。血統やレース実績からコース・馬場適性を推定し、最終結論を導く。