’21.12.26 中山11R 有馬記念 GI

◎ ⑨ ステラヴェローチェ
◯ ⑩ エフフォーリア
▲ ⑤ ディープボンド
△ ⑯ タイトルホルダー
△ ⑦ クロノジェネシス
△ ② パンサラッサ

馬場前提:良(明日は気温が低いが晴れなので、良馬場に回復する前提)
馬連・ワイドを本線とする馬券構成とする。三連系は抑え程度

ワイド ⑨ - ⑩
馬連B ⑤⑨⑩⑯
三連単F
⑩ - ⑤⑨⑯⑦② - ⑤⑨⑯⑦②
⑤⑨⑯ - ⑩ - ⑤⑨⑯⑦②

ステラヴェローチェ
|判断|
能力・血統面・レース実績から本命とした。
エフフォーリア:府中の方が適性が高い可能性があることから、評価を落として対抗とした。
ディープボンド:高い持続力とフォア賞を勝利したパフォーマンスを評価
クロノジェネシス:昨年の有馬記念のレースレベルはそれほど高いとは思えず、今年の3歳牡馬のレベルが高いと見て、評価を下げた。

|能力|
適性レンジはそれほど広くないことから、前走含めてGIではもどかしい成績を残しているが、能力はトップレベル。特に強い内容だったのがダービーである。今年のダービーは馬場差を考慮すればタイムはそれほど早くないが、レース内容を考慮したレベルは過去最高クラスと見ている。特に注目しているのはL2Fのタイム。追い風が吹いていたとはいえ、L2Fは10.8sと12FのレースにしてはL2Fのラップが異常に速く、過去4年の東京2400mでは最速ラップである。後方にいたステラヴェローチェにとっては相当厳しいラップだが、3着にきたのは高い心肺機能・スピード・スタミナを持っているということに他ならない。

|血統|
父は凱旋門賞馬のバゴで、母は未勝利馬のオーマイベイビー(サンデーサイレンス系)である。母系は米国ダート血統の母母とディープインパクトの掛け合わせで、スピード・パワー系の配合になっている。それに欧州系バゴの血が加わったことでパワー・スタミナ・スピードがバランスされているのが全体から見た印象。地味めな母系ではあるが、強調したいのは中山との相性が良いRoberto(Halo系)が入っており、バゴの母系にあるHaloとクロスが成立しており、父母の相性が良い。
また、過去の同レースでディープインパクト系が好走している点も重要ではないかと考えられる。(過去5年の3着に入った15頭のうち、のべ6頭がディープインパクト系、ブラックタイド含む)
他にも適性が高いと思われる因子が複数入っていることは見逃せず、今の中山に高い適性を持っていると判断する。

|展開|
今回のレースとキーとなるのは展開であるが、その展開が読みづらくリスクではある。おそらく大方の予想通りパンサラッサが大逃げで、離れた二番手がタイトルホルダーという展開になるはずである。そのパンサラッサがどれくらいのペースで引っ張るのかはその時の馬の気分次第である。また後続の集団がどれくらいのペースでいくのか?
①ペースが遅い場合:先頭との馬身差を考えると、心理的には向正面のラスト5Fくらいからの速いラップを刻むロングスパートとなり、心肺にかなりの負担がかかるペースになるはずである。そのため、GIトップレベルのパフォーマンスがなければ上位に食い込むことは無理だろう。
②ペースが速い場合:後ろでじっと我慢していた馬が最後の直線で一気に差す。

おそらく①のケースと見ているが、その場合は中団〜後方集団に控えているステラヴェローチェはまくりが得意なデムーロということもあり早めに仕掛ける可能性が高い。それに応えうるだけの心肺機能は持っているとみており、展開面は恵まれてはいないものの能力でカバーできると考える。

|騎手|
M.デムーロ騎手だが、今日のラウダシオンの騎乗には失望した。明日は馬を信頼して、ずっしりと構えて乗って欲しい。

|調子|
中間は菊花賞の疲れとりながら、CWでしっかり乗り込んでいる。一週前にCWで66.4 - 11.2、直前の追い切りでも67.4 - 11.2と好時計を連発している。調子・気性面ともに万全の出来。

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