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文フリ特典缶バッチ作成!

こんばんは、暇崎ルアです!
今日は告知と体験レポート的なものを書きます!

みんな大好き「文フリ東京39」が近づいてきましたね!
文学フリマ東京39 – 2024/12/1(日) | 文学フリマ
私も初出店でアンソロを頒布するので、遊びに来てくださると嬉しいです!
詳細はこちらをお読みください~↓

自分でも思い入れのある作品ばかりを集めた一冊ができました。
そして、アンソロだけでなく特典用の缶バッチも制作致しました!!!
描いていただいたイラストがあまりにも素敵だったので、これは作らなくては損だと思いまして……。
同人グッズが作れるお店があったので、行ってきました!

今回お世話になったのは、池袋で同人グッズの制作をされている「日光企画 池袋同人工房」さん。
日光企画 池袋同人工房
同人誌を描かれている友人から教えてもらったお店でもあり、「おもしろそう~」と思っていた場所でもあります。
というわけで、ここからは初めての缶バッチ制作のレポート的なものを書いていきます!

①事前のデザイン準備
今回作ることにしたのは、75mmの缶バッチ。
事前に公式サイトでダウンロードできるテンプレートで作りたいデザインの準備が必要とのことだったので、パソコンでポチポチ。
デザイン系ソフトの「クリップスタジオ」を使用したのですが、何しろこういったソフトを使ったことがなかったので結構大変でした……。
缶バッチ用テンプレートには、「イラストはここからここまでにしてね!」といった感じの、いわゆる「アタリ線」が入っておりまして。
そこの調整が難しかったです。

何とかデザインを終え、作成したデータをUSBメモリに入れ「同人工房」さんに入店。
店内に入ると受付の奥に、ハンドメイド作品が作れそうな機械の載ったテーブルがいくつか並び、文字通り「工房」とか「図工室」って感じでした。
入店してからの簡単な流れを説明しますね。

②受付・オーダー
入るとすぐにスタッフさんから、何を作るか聞かれます。
「缶バッチ」でしたので、事前に作ったデザインの確認をしてもらいました。
今回はアンソロ特典用に、表紙・挿画計5点×各6個分で計30個の缶バッチを注文。
事前に作成したデータはほぼ問題なかったのですが、「アタリ線が残っていて、グッズにも線が出てしまう」とのことだったので、有料での編集をお願いしました。
あの時のスタッフ様、本当にありがとうございました!

③印刷・切り抜き
データ入稿が終わったら、店内のテーブルでデザインが印刷されるまで待機。
待ち時間は10分程だったでしょうか。
店内を眺めながら待っていると、缶バッチの中身として丸い形の紙になったイラストがやってきました。
それと一緒に何やら特殊そうな(語彙力)機械も登場。
スタッフさんの説明によると、デザインを丸く切り抜くところからスタートとのこと。
なるほど、「特殊そうな機械」の前面には、鉄製の丸い抜き型がついています。
上から紙を差し込めるようになっていたので、差し込みやすく切った紙を上から入れて、右手に付属した切り抜き用の大きなレバーでガチャン!
「失敗したらどうしよう……」とドキドキしましたが、無事30枚をきれいに切り抜くことができました。

④缶バッチ作成
デザインを切り抜いたら、ついに缶バッチにします。
スタッフさんから、また特殊そうな機械をお渡しされました。
「缶バッチ作成機械」とかで検索すると出てくると思うのですが、これまた大きなレバーがついた顕微鏡のような形の機械です。
顕微鏡のプレパラートを置けそうな場所に「缶バッチのデザインになる前面を作る」台があるのですが、この台をくるっと前後に回転させると、奥にある「ピンがついている缶バッチ裏面を作る」台に切り替わるようになっています。
前者を作ったら台をくるっと回転させて、後者のパーツを作るみたいな感じで、缶バッチができるようです
ということでまずは、缶バッチのデザイン前面作り。
丸く切り抜かれた場所にアルミ製のパーツを置き、その上に先ほど切り抜いた紙、そして最後にフィルムを載せ、レバーをガチャン!
すると置いたはずの前面パーツが、あれ、いない……?
実は、台の上には丸い形のアームがついていて、前面パーツを上に引き上げてくれるんですね。
このアームは前面パーツの台を奥に回転させても、手前にいてくれます。なので、この後作る裏面パーツ用の台を手前に引き出してから裏面パーツを置くと、前面パーツの内側とくっつけるようになるので、缶バッチができるというわけです(説明が難しい……)
前面パーツ接着はしっかりした手ごたえとともに、力強い音がするので「くっついたな」っていうのがすぐにわかりました。

大変なのが、「ピンのついた缶バッチ裏面」作りでした。
デザイン前面を作る方の台には似ていますが、ここに設置するのは、ピンのついた缶バッチ裏面パーツだけでOK。ピンがついた部分が裏側になるように台に設置します。
要は直前に作った「デザイン前面」のパーツと、ピンのついたパーツを一つに接着させる感じです。
そのため接着用のレバーを力を込めてぐっと押す必要があり、思っていた以上にかなりの力が必要となりまして。
力を入れきれず、2個ぐらい失敗してしまいました……(作り直せたので、無駄にはなりませんでしたが)。
立ち上がって押さないと力が込められないので、一個作るのに毎回立ち上がったので、計30回以上の座ったり立ったりの繰り返し+暖房の効いた店内+マスクで汗だくに……。
思わぬところで有酸素運動をすることになりましたね(笑)。
1時間以上かかりましたが、何とか缶バッチを全て作ることができました!

⑤ラッピング
缶バッチを作り終えたら、スタッフさんから透明な袋がいくつも入ったジッパーバッグを渡されました。
中身の袋は、グッズを傷つけないように保管できるOPP袋という袋ですね!
こちら、無料で使用することができるので、30個全て入れさせていただきました!
「作った缶バッチ入れる袋、100均で買おうかな」とか考えていたので、本当にありがたかったです……!
店内には無料で使用できるマスキングテープもあったので、そちらも使ってラッピング。
さらに、持ち帰り用の袋もいただけたので作ったものは全てその中にイン。
何から何まで利用させてもらいました……!
同人工房様、ありがとうございました!

⑥お会計
グッズ作成が完了したら、お会計です。
今回は一個100円の75mm缶バッチを5種類×6個で計30個作成したので、3000円。
そして、デザインをスタッフさんに編集していただいたのでそちらの料金2500円(一種類のグッズのデザイン編集に500円かかるので、5種類分)。
合計5500円ですが、「Xで『同人工房』のハッシュタグをつけてポストすると5%割引」とのことだったのでそちらを利用。
最終的には5200円ぐらいで作成ができました。
高いと感じるか安いと感じるかは人それぞれですが、ラッピングなども無料でついたことを考えるとリーズナブルなんじゃないかなあ、と思います。

以上で、特典用の缶バッチを作ることができました!
このnoteの画像にもなっているのが、特典用缶バッチ「A」になります! アンソロジーの表紙になるイラストですね!
缶バッチのデザインは「A」のみカラー、「B」から「E」はモノクロのデザインとなっております(「B」から「E」がどんなデザインかは、当日までのお楽しみ!)。
文フリ東京39にてアンソロジー『匣』を一冊お求めにつき、お好きなデザインのものをお一つお渡ししますので、ぜひ暇崎ルアのブース「そ-21」までお越しくださいませ~!

かなり長くなってしまいましたが、今回は以上となります!
読んでくださった皆様、文フリでお会いできると嬉しいです!
以上、暇崎ルアでした~!

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