これさえあれば。
はじめに
今回は、「これさえあればダイジョブだな」的な最強の文具を
特選したいと思います。
まぁサムネの3つですね。
それぞれ説明していきますよぉ。
追記:文字数多いので、時間がない方は目次を活用しましょう。
1, lemma barco
こちらは筆入れですね。
ブランド紹介
lemma(レンマ)さんというのは、神戸にある革小物ブランドです。
写真でもわかりますね。
それでは、ブランド紹介のまとめをどうぞ↓
ブランドについては、引用欄を見ていただければほぼ分かるでしょう。
そう、「拘り」を具現化したようなブランドなんです。
lemmaの販売はフリースピリッツの神戸の2店舗とネットショップがメインになります。
その他、全国の百貨店催事でも販売しています。
種類
僕が使っているバルコペンケースは、
「グリージョ[プエブロ]」です。
グリージョという色の名前に惹かれ、決めました。
まずまず、「プエブロレザー」ってなんなんでしょう?
ちょっと確認してみましょう。
はい。ちょっと分かりづらいですね。
まぁ簡単に言うと、「自然由来のオイルをたくさん染み込ませた革」ってことですね。
そして、ここには記載されていませんが、プエブロレザーは
「やすっています」どういうことかというと、
革の表面を擦り、ブラシで毛羽立たせることで白っぽくマットな印象になり、できた細かな傷によりザラザラとした和紙のような手触りが特徴的だ、ということですね。
そして、その傷からオイルが染み出し、非常に早い経年変化が見られるのが
特徴です。
実際に、僕のものも、2週間ほどで色も少し濃くなり、
なにより艶がすごく出ました。使い始めの日に日に変わっていくさまを
記録したかったですよ…。
容量
・一般的な太さのペン:15本ほど
→定規等、サブ類含むと12本ほどに。
・細軸のみ:23本ほど
→サブ含むと18本ほどに。
・太軸のみ:12本ほど
→略:9本ほどに。
はい。まとめてみました!
ということで分かる通り、「大容量」です。
本当に、サブも含めてなんでも入りますね。嘘です。長ーい定規は入りませんし、たくさん入れるとペンが入らなくなります。
そこで、注意点をいくつか。
・サブとペンのバランスは気をつける。
・ペンを入れすぎると、上のチャックと干渉して傷が付く恐れ。
純粋に、"使ってみて"
使ってみて。
・とっても容量が多い
・革の匂いは好き嫌いが分かれる。
自分は好き。
・おしゃれすぎる。かっこいい。無限に眺められる。
毎日のように姿が変わるのは見飽きない。
・中にいれるペンの雰囲気を合わせないと、
合っていないペンが浮く。(個人的に)
・ペンシースは大事。
みたいな感じですかね。
それでは3銃士の2匹目に移りましょう。
2, 工房楔 ペンシル楔0.5 ウォールナットちぢみ杢
ブランド紹介
工房楔さんは永田さんの木の工房です。
「詩」のようでかっこいいですね!
工房楔さんは、岐阜県にある木の工房さんです。
その木工家さんは、永田さん。
もう本当に.努力とデザイン性の塊ですよもう。(個人的に)
工房楔が設立したのは2004年の9月。
今年で約10周年。木軸ペンの工房としては長めですね。
これからも体調を崩さず、頑張ってほしいところです。
陰ながら応援する僕でした。
種類
僕が購入した樹種は、「ウォールナット ちぢみ杢」です。
それぞれの説明をまとめてみました。
↑こんな感じです。
どうでしょう。この2つが組み合わさるとすんごいかっこいいんですよね。
無限眺め。
スペック
全長:140mm
質量:23g(樹種によると思われる)
重心:68mm
軸径(太):13.5mm
軸径(細):9mm
ガイドパイプ:2mm
芯繰り出し量:1.3mm
こんな感じでございます。
持ち心地から書き味、重さ、ガイドパイプの長さも、
自分の好みにヴァァチィィィィンと合いまして、もう最高ですね。
ただ、芯繰り出し量がすごく多く感じるので、
筆圧が強い方は、注意しましょう。
ただ、"使ってみて"
・書き味がいい
・とにかく杢がかっこいい
杢の他にもノック部分は独創的
・ノック感は上品でしっとりしたかんじ
まったく指が痛くない。
・太いので、好みが分かれるかも
自分は好き
・クリップが硬い&曲が付きやすい
・10000円はヤッパリ高い
でもそれを上回るロマン・デザイン・実用性がある
みたいな感じですかね。
それでは3銃士の3匹目に移りましょう。
3, Pentel GRAPH1000 FOR PRO
ブランド紹介
皆さんご存知の大日本文具株式会社さん。まぁこれは旧名ですが。
いまは、皆さんが聞いたことがあるであろう「Pentel(ぺんてる)」となっています。では、もう慣れたことでしょう。引用枠タイム。
「ふわふわしてる」なのに「文具の本質をついている」というイメージが
僕の中であります。
皆さんはどうでしょう?
ぺんてるは、1946年に「大日本文具株式会社」として成立しました。
そして7年後には海外進出を果たしているんですね。
すごいスピードです。
その後も続々と発展を遂げてゆき、
1971年に、ついに社名を「ぺんてる株式会社」と変更するわけです。
まぁこの辺で終わってもいいのですがもう少し。
1980年代に、なんとロボット業界に進出しているんです。
文具だけじゃないんですね。
そうして、ぺんてるは78年もの歴史を築いてきたわけです。
スペック
全長:146mm
質量:11g
重心:70mm
軸径:10mm
ガイドパイプ:4mm
芯繰り出し量:0.3mm
こんな感じでございます。
持ち心地から書き味、重さ、ガイドパイプの長さ、
先程の楔のペンとは全く違いますが、こちらもねぇ
自分の好みにヴァァチィィィィンと合いまして、もう最高ですね。
ただ、芯繰り出し量がすごく少なく感じるので、
そこだけ…。そこだけ直してくれればこのpenはperfect!
単純に"使ってみて"
・非常に落ち着きがあり、かつストレスのない書き味
・落ち着いた黒いデザインで集中できる
・ノック感は上品で、金属感を楽しめる
指が痛いことが稀にある
・細いので、好みが分かれるかも
ただ、しっとりした握り心地は最高
・クリップが硬い。根本から動く感じ
・1000円でこのクオリティはすごい
みんな買おう。損はない。この最高のバランスを、味わおう。
さいごに
ふぅ..。だいぶ疲れました。
たった3種類の紹介で3500文字以上ですか..。
まぁここまで読んでくれた皆さん。本当にありがとうございます。
文房具の魅力を少しでもお伝えできたなら幸いです。お気に入りの一品が見つかり、日々の創作や仕事がより楽しく、充実したものになりますように。次回もどうぞお楽しみに。
Good life and have a nice stationery!
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