見出し画像

今からでも間に合う! ロキサスエルフデッキガイド ~入門編~

こんにちは、Rumoiです。普段はシャドウバースのプロリーグをAXIZというチームで戦っています。

記事を書こうと思い至った経緯は↑のツイートの通りです。Shadowverseは洗練された競技シーン向けのガイドこそあれど、初心者向けの最低限の使い方に絞ったガイドはありません。新弾発売まで一か月も切り、今後定期的にこのようなガイドを書いていきたいと思っています。

今回はその第一弾ということで、ロキサスエルフの扱い方について必要最小限の情報に絞って綴っていこうと思います。それゆえ、既にロキサスエルフを使い込んでいるプレイヤーにとって目新しい情報などはないかもしれません。その点はご了承ください。


そもそもロキサスエルフとは?

ロキサスエルフは、《開拓のロデオガイ・ロキサス》と《ナチュラル・マナ》や《荒野の休息》から手札に加わる《ナテラの大樹》を組み合わせることで一ターンに大量のPPを使い攻めていくコンボデッキだ。


画像1

画像2

画像3

画像4


《開拓のロデオガイ・ロキサス》をプレイしてから、《ナテラの大樹》を複数枚プレイすることで、三種類の乗り物アミュレットを場に出すことができる。それらで《小槌の勇士・スクナ》や《優美な猫姉妹・シャム&シャマ》などの疾走札を強化して一気に相手のライフを削りきるのがメインの勝ち筋となる。


画像5

画像6

画像7

画像8

画像9


デッキリスト

画像10

デッキコードは以下のリンクから発行できます。カードのテキストなども以下のサイトから見られますので参考にどうぞ。

どばすぽ(サイト内のデッキコード発行ボタンから発行してください。)


プレイ指針

序盤・・・

《開拓のロデオガイ・ロキサス》を引き込むまではとにかく準備をするターンだ。《導きの巫女・コッコロ》や《ワンダーコック》でドローを進めることで《開拓のロデオガイ・ロキサス》や《荒野の休息》、《ナチュラル・マナ》などのキーパーツを集めていくのが定石だ。

画像11

画像12

特に《ワンダーコック》は重要なパーツの二枚サーチできるので引くことができたら優先してプレイする。3T《ワンダーコック》、4T《荒野の休息》+2コスと動くことできれいに0コストの《ナテラの大樹》を手札に加えることができる。

また、後攻の場合には4Tに《ラミエル》を使いPPの最大値を増やす動きも非常に強力なので積極的に狙っていこう。

画像13

このデッキは序盤は準備にターンを費やすので、相手から攻め込まれやすいが多少の攻めであれば気にしなくて全く問題ない。どうしてもライフが厳しい場合は《エルフクイーン》や《ヴァーミンハンター》で対抗することもできる。


中盤~終盤・・・

《開拓のロデオガイ・ロキサス》を引き込むことができていれば一気に勝ちに近づくだろう。疾走カードや《ヴァーミンハンター》と組み合わせたコンボで一気に相手のライフを削っていく(よくあるコンボに関しては後述)。

画像14

画像15

画像16

仮に《開拓のロデオガイ・ロキサス》が引くことができていない場合もこのデッキは十分勝つことができるポテンシャルがある。《ギガントパスチャー》や《エルフクイーン》でお茶を濁しながら、《開拓のロデオガイ・ロキサス》を待ったり、そもそも疾走札だけで勝ってしまうこともしばしばある。

画像17

画像18


マリガン

常にキープ・・・

画像19

※対戦相手がビショップの時に限り、《優美な猫姉妹・シャム&シャマ》は単体で機能しづらいのでキープしない。

後攻のみキープ・・・

画像20

マリガンに関してはカードとカードの組み合わせ、対戦相手によって変わるものだが、基本的には上記のマリガンを押さえておけば問題ない。


よくあるコンボ

ロキサスエルフを使う上で、一番の障害になるのがこの項目なのではないだろうか。ロキサスエルフのコンボのほとんどは、パターンとして覚えておけば失敗することはない。勿論、その場で対応しなければならないレアケースも存在するが、以下のパターンができるようになればある程度の勝率は保証されるはずだ。

前提として、《開拓のロデオガイ・ロキサス》は自身の効果でアミュレットを3枚出すので実際に使用するコストは2コスとして考えておくと頭の整理が楽になります。


①5Tロキサス+シャムシャマ+バウンスカード

画像21

最も基本的なコンボ。この手札であればこのターンロキサス以外に使えるPPは4となる(ロキサスを2コス換算し、0コスナテラでPPが1回復すると考えればすぐに計算できる)。

このようなパターンでは《優美な猫姉妹・シャム&シャマ》を複数回フェイスに叩き込むことを目標にプレイする。

画像22

《開拓のロデオガイ・ロキサス》→0コス《ナテラの大樹》→《ナチュラル・マナ》→1コス《ナテラの大樹》とプレイ。ここまでで4プレイ(シャムシャマの自動進化条件)を達成する。

画像23

《優美な猫姉妹・シャム&シャマ》をプレイし、ライフを削る。さらに《ナチュラル・マナ》を開いて《ナテラの大樹》をプレイすることで3回目のロキサス効果を起動。

画像25

ここでバウンスカード(場のカードを手札に回収できるカードのこと)である《森林の狼》か《対空射撃》で《優美な猫姉妹・シャム&シャマ》を回収する。

画像24

再度《優美な猫姉妹・シャム&シャマ》をプレイし、最後に余った1ppで相手フォロワーを除去してターン終了。この一連の流れだけで相手のライフを10点削りつつ、強い盤面形成ができる。

このパターンに限らず《優美な猫姉妹・シャム&シャマ》を何度もプレイすると相手のライフを削り取りやすいことは常に意識しておこう。


②ロキサス+ヴァーミンハンター+@

スクリーンショット (401)

これも基本的なコンボで、相手の場を吹き飛ばしつつ大きくライフを奪える習得必須なコンボだ。このような手札の場合、ロキサス→ヴァーミンハンターという手順でも、ヴァーミンハンター進化→ロキサスという手順でもプレイできるが、限定的な状況を除いて前者の方がより強いプレイになることがほとんどである。慣れるまでは後者のパターンは無視し、脳死でロキサス→ヴァーミンハンターの順でプレイしても問題ない。

スクリーンショット (402)

《開拓のロデオガイ・ロキサス》→0コスト《ナテラの大樹》とプレイして4PPを確保。この状態で《ヴァーミンハンター》をプレイできるが、ここではプレイしない。ここで《ヴァーミンハンター》をプレイすると、《開拓のロデオガイ・ロキサス》から出る2枚目のアミュレットと《ヴァーミンハンター》のファンファーレ効果で出るアミュレットで場が全て埋まってしまうからだ。慣れていないとやりがちなミスなので気を付けよう。

スクリーンショット (403)

さらに《ナチュラル・マナ》からえた《ナテラの大樹》をプレイし、場を4面埋めることで、《ヴァーミンハンター》のファンファーレにより生まれるアミュレットを場外に出す。

スクリーンショット (404)

これで場を埋めることなく《ヴァーミンハンター》を着地させることができる。

スクリーンショット (406)

最後に《ヴァーミンハンター》を進化し、残り4PPで《小槌の勇士・スクナ》をプレイ。相手の盤面をすべて吹き飛ばしながらライフを11点も削ることができた。


このように、あえて《ヴァーミンハンター》のファンファーレ効果を起動させないことで起動することがほとんどなコンボである。例外もあるが、慣れるまではロキサス+ヴァーミンハンターコンボの際の《ヴァーミンハンター》のファンファーレ効果で出るアミュレットは場に出さないようにするものだと覚えておこう

今回は分かりやすいように手順が少ないパターンを紹介したが、《ヴァーミンハンター》着地後に手札に余っている《ナテラの大樹》を大量に回したり、バウンスカードでアミュレットを回収したりすることで更なる打点追加も見込むことも可能だ。


➂ギガントパスチャー+(ロキサス)+疾走札

スクリーンショット (397)

この手札は次のターンに概ね勝つことができる手札だ。この記事を読んでいる方の中にはこの段階でそこまで見通せないよ、と言いたくなる方もいるかもしれないが、これも所詮はよくあるパターンの一つだ。覚えてしまえばなんてことはない。

スクリーンショット (398)

まず、このターンは《ギガントパスチャー》をプレイ。相手のライフを4点削ることができる。

スクリーンショット (399)

当然相手は《ギガントパスチャー》を処理。このターンに《開拓のロデオガイ・ロキサス》をプレイしたうえで使用できるPPは7である(《開拓のロデオガイ・ロキサス》に2PP使用、0コス《ナテラの大樹》2枚で2PP回復)。つまり、《開拓のロデオガイ・ロキサス》をプレイしたうえで、《小槌の勇士・スクナ》と《優美な猫姉妹・シャム&シャマ》2枚をプレイすることができるということだ。よってこのターンに《開拓のロデオガイ・ロキサス》から出るアミュレット3種で4点+《小槌の勇士・スクナ》で6点+《優美な猫姉妹・シャム&シャマ》×2で6点の計16点を出すことができ、リーサルとなる。

スクリーンショット (400)

《開拓のロデオガイ・ロキサス》→《小槌の勇士・スクナ》→0コス《ナテラの大樹》×2枚→4プレイ達成(《優美な猫姉妹・シャム&シャマ》の進化条件達成)→《優美な猫姉妹・シャム&シャマ》×2の順にプレイするとこうなる。


このパターンは慣れていないと非常に難しいかもしれないが、以下の打点ラインを覚えておけば使いこなせるようになるはずだ。

・ロキサス(アミュレット3枚分)+スクナ+シャムシャマ×2=16点
《開拓のロデオガイ・ロキサス》は1枚=4点(乗り物アミュレット3枚分)
《優美な猫姉妹・シャム&シャマ》+バウンスカード=3点×α

シャムシャマの2枚目は当然《森林の狼》のアクセラレート効果や、《対空射撃》でも代用できるので割と頻出である。今回の画像のように、これをする前のターンの《ギガントパスチャー》まであわせると、僅か2ターンで20点を容易に削ることができるので覚えておいて損はない。

また、似たようなパターンで《ギガントパスチャー》を出した次ターンに《小槌の勇士・スクナ》+《優美な猫姉妹・シャム&シャマ》×2とプレイするだけでも

パスチャー(2~4点)+パスチャーアミュレット分(3点)+スクナ(4~6点)+シャムシャマ×2(6点)=15~19点

削ることもできる。このパターンは守護がいるだけで破綻してしまうものの、《開拓のロデオガイ・ロキサス》に頼らずとも勝てるパターンの一つだ。

以上のようなバースト打点の出し方を知っているとリーサルを取るためのプランがグッと増えるので、是非とも出来るようにしたい。


実際のプレイ動画

↑の配信でロキサスエルフを1時間ほど回しているので良かったらアーカイブをご覧ください。


最後に

今回は初心者~中級者に向けたガイドの初回として、ロキサスエルフを取り扱いましたがいかがだったでしょうか?

本来はもっと短い記事にする予定だったのですが、ロキサスエルフが難しすぎるあまり最低限に絞ってもそこそこな分量になってしまいました。内容も分かりやすいものになっている自信が正直ありません・・・

今後も定期的にこのような記事を更新したいと思っているので、よろしければ感想などいただけると嬉しいです。

Youtubeの方でも解説動画やプロリーグ振り返り動画などを投稿しているので、よろしければチャンネル登録お願いします!



いいなと思ったら応援しよう!