見出し画像

[バイク旅]四国ツーリング3000km #11 桂浜公園~四万十川~長野沈下橋・高樋沈下橋

この記事は2023年7月19日に旅をした時の記憶と車載動画を元に書き起こしています

こんにちは。るぅです。

四国の旅6日目と後半戦です。
今日はいろんな橋を渡っていきます。

まずは、高知に来たぞー!を一番実感できる、龍馬像が佇む桂浜公園へ向かいます。

今日はあいにくの曇り空ですが、雨は降っていないので良かったです。

桂浜公園へは、浦戸大橋を渡っていきます。
この浦戸大橋ですが、外観を見たときに想像していたよりも高い橋だなと感じました。
それもそのはず、橋の高さは約50mなので、進撃の巨人でいえば壁の高さに匹敵する高さですね!

浦戸大橋

しかも、ループ橋で高低差を稼ぐことをせず一直線で登っていくというパワー設計です。
正確な勾配は分からなかったのですが、最大勾配15%みたいなことを見かけたので、かなりの急勾配です。

ちなにみ、勾配は坂を100m進む間に何m高くなるかを表しています。
今回の勾配15%であれば、100m進む間に15m高くなる、ということになります。

せっせと登って橋を渡りきると、桂浜公園の入り口が見えてきます。

桂浜公園入口

すぐに公園に行けるのかと思えば、そこそこ距離があります。
入り口はどこ~?と進んでいくと、分かりやすいオブジェが見えてきます。

桂浜公園

桂浜公園の駐車場は有料ですが、二輪はなんと50円!
サンキューオートバイ…

桂浜公園といったら、やっぱり龍馬像!ということでさっそく見に行きましょう。

すぐに見れるんだろうなーと歩いていくと、地味に階段を上っていく必要がありました。
しかしここの階段、結構な斜度でお年寄りの方たちが休み休み登っていました。
私は意地で一気に登っていきましたが、少し後悔しました。

坂本龍馬像の後ろ姿

念願の龍馬像を見ることができましたね。
龍馬像の写真は後ろ姿です。正面からの画は、ぜひ君の目で確かめて欲しい。(昔の攻略本風に)

少し休んで天気も少しづつ回復してきたので、土佐湾を眺めながら出発です。

土佐湾がすぐそこに

次の目的地は四万十川!高知自動車道で一気に向かいましょう。

高知自動車道で四万十町東へ

四万十川を眺めながら走りたいなーということで、県道19号で川を眺めながら走ります。
とは言っても、さすがは四国。途中までは快適な道なのに、突然道幅は狭くコケがある道になりますね。(でも、それが好きです)

路面状態がコロコロ変わるので注意

交通量が少なく、人気もないところで四万十川をじっくり眺められるポイントがあったので休憩です。

四万十川、水がエメラルドグリーンでものすごく綺麗でした!
流れも穏やかで、しばらくゆっくりと眺めていました。

四万十川

さて、四万十川といえば、特徴的な橋があります。それが「沈下橋」です!
(ちなみに、正式名称は「潜水橋」だそうです)

沈下橋は、低水路・低水敷と呼ばれる普段水が流れているところだけに架橋され、また床板も河川敷・高水敷の土地と同じ程度の高さとなっていて、低水位の状態では橋として使えるものの増水時には水面下に沈んでしまう橋のことをいう。なお、通常の橋は、「沈下橋」の対語としては「永久橋」「抜水橋」などと呼ばれ、橋の床板は、増水時などの高水位状態下でも沈まない高さに設けられており、増水時にも橋としての使用に耐えうる。

「沈下橋」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』より。
最終日付(2023年11月26日 (日) 18:30)UTC URL: http://ja.wikipedia.org/

この沈下橋の考え方って、すごく素敵だなと思います。
普段は橋を人間が使っているけれども、川が増水したら自然の流れに逆らわずに沈めてしまおう。

普通なら、増水したとしても橋が使えるようにするのが人間社会からの視点ですよね。
そうではなく、増水したら自然のままにしよう、水がおさまったらまた人間が使います。という、まさに自然と共存するという考え方ですよね。

そんな「沈下橋」を、バイクで渡ってみましょう!
どこを走るかは特に決めていなかったので、見つけ次第渡れそうな場所やタイミングだったら渡ることにしました。

最初は、「長野沈下橋」です。

思ったより幅はあります

しっかりとした作りですが、欄干がないというのはなかなか怖いですね。
車1台が通れるぐらいの幅しかないので、対向車がいたら手前で待っておきましょう。

長野沈下橋

そして、お次は「高樋沈下橋」です。
ここは事前に知っていた場所で、四万十川本流の最上流にある沈下橋です。

かなり狭いのと、渡った先もせまく転回できないので車では通れません。
車では通れないならバイクで通りましょう。

車は通れないです

意気揚々と降りてきましたが、これがまた狭いのなんの。
そもそも人が渡ることを前提としているので、欄干がないのも相まってなかなかの怖さです。絶対に落ちないように安全に渡りましょう。

教習所の1本橋を思い出します

写真でもお分かりになると思いますが、渡った先は草むらになっていてこれ以上先には進めないです。
なので、渡り切ったら転回して戻ることになるのですが、もし渡る方がいるなら気を付けてください。

なぜなら、渡り切った先の写真の右側は盛り上がっていて進めないので、左方向に進めてバックしようとすると、微妙に傾斜が掛かっていますので、下り傾斜に頭から突っ込んでしまっている状態になります。

そう、バイクを乗っている方ならこの恐怖が分かると思います。

バイクにはバックギアがないので、バックする=力技でバイクを後ろに動かすことになります。
(ゴールドウィングみたいな一部の高級&重量級なバイクにはバックギアはあります。というか無いと動かせないので…)

さて、困りました。
草むらで地面もやわらかく、非常に動かしにくい場所で傾斜が掛かっているので、簡単にバイクが動いてくれません。

格闘すること5分。

クラッチ切って思いっきり後ろに力を入れて少し動く→クラッチ離して車輪をロックする→またクラッチ切って思いっきり後ろに力を入れて少し動く….をちびちびやってなんとか転回に成功します。

この時ほど軽めの車体でよかったと思うことはなかったです。

高樋沈下橋

転回するのにものすごく体力を使ってしまったので、沈下橋と四万十川を眺めながら休憩しましょう。
天気も晴れてきて、水もすごく綺麗で癒されます。

水がすごい綺麗

みなさんも、バイクで突っ込む場合はちゃんと戻れそうか確認してから行きましょうね!


るぅ

いいなと思ったら応援しよう!