これからしていきたいこと

『虹色便利屋』始めてみましたが、まだまだ宣伝力とプレゼン力が底辺すぎて何にも広がりません。焦っても慌てても仕方ないので、まずはどんなサービスかよく知っていただいて納得して使ってもらいたいなぁと心の底から思ってます。

さて、私が虹色便利屋を始めた、その先なのですが、今の段階でしたいことは大きく分けて2つです。

まず1つ。

LGBTQ+対象のシェアハウスを作ります。これは言い始めてもう1年近く経ってますからそろそろ形を作っていかなければと思います。

2つ目

LGBTQ+対象の老人ホーム(今は言い方が沢山あるようですがあえて1番わかりやすい言い方してます)作ります。

どちらも、根底にある想いは便利屋立ち上げの訳と一緒です。

自分が必要だったから、に他なりません。

幸い、私は本当にたまたま保証人会社をつけてお家を借りることが出来たけれど、そうなれない人も沢山いることを知っています。

LGBTQ+である事を隠さないと生きていけない保守的な土地がある事も、家族に認めてもらえなくて息苦しい生活をしている人がいることも、またLGBTQ+であるが為に不当な暴力や差別にあう方がいることも耳にする事は少なからずあります。

一人暮らししたい、家を出たい、自立したい、でもその為には新しい住所が必要で新しい住所を持つ為には保証人や保証人会社や緊急連絡先が必要でそのどれも手に入れられないから我慢する人もいると思います。

また、私がシェアハウスしたいと周りに話した時に実際に聞いたのが身分証の性別と見た目が違うから審査が通りづらいという実態や、夜のお酒を提供するお仕事で家族がいないと審査通りづらいというお話です。

あ、因みに困ってる人だけのシェルターにしたいと言っているのではないです。私はあくまでシェアハウスを作りたいですし、細かい詳しい法律に関わってきたりすることはあまり良くわかりませんから、誰かを助けたくても力になれないことも多いと思います。

ただ、自分がシェアハウスを経営できたら、なんの問題もなく普通に賃貸も借りられるけど共同生活がただ好きって方も、賃貸を借りるには保証人やお家の反対などの問題で難しいって方も、どっちにも優しくできるのではないかな?って、理想を持ってます。

あと、多分人って楽しい時に一緒にいられることも大切だけれど弱った時こそ誰かにそばにいてほしいんじゃないかと思うんですよね。病気になった時、お怪我した時、そして最期の時。

LGBTQ+の方々の現状として、未だに日本では同性婚が認められていませんし差別も横行してますので、実の家族と絶縁したり新しい家族を持てない率は異性愛者より高いのではないかと私は思ってます。あまり考えたくないけれど、絶対に全ての人に訪れる最期の時、病院にいる人が多いけれど人によってはお家で、または急にその時を迎えたとしたら周りに「お仕事として」そばにいてくれる人ではなくて、友人や仲間やせめて自分の事を知っていてくれる人がいた方が良くないかなって。

私は26歳の時に30歳のFTMさんの先輩を突然亡くしています。周りに若くして急にその命に終わりを告げる方が多くいたからかもしれませんが「人はいつ亡くなるかわからない」を結構身近に感じるタイプです。だから楽しく、自分らしく、笑って生きよう、は理想なんですけど、そうする為に人ってまずは基盤が必要だと思います。

最低限、屋根があるところで寝られて、スマホと保険証を持つための住所があれば、後はどんなにでも働けます。そして、心の余裕が違います。正直、私は日本国内の住所が無かったことも、車で何週間も寝泊まりしたこともありますが、その時も元々の基盤があったから何とか携帯を持っていられたし、働けました。

だからとにかく屋根のある寝泊まりできる住所を、LGBTQ+だからと諦めずに持てたらと思ってます。

堅苦しい事をつらつらとお話しましたが、もっと軽いノリもありますよ。

同じようなセクシャリティであれば、悩みも相談できるし、似た考えの人や全く違う考えの人に触れ合うことも出来ますよね。好きな人についてのろけたり、別れ話で一緒に泣いたり。自分のセクを隠したりせずありのままに話し合える場所が、オフ会や飲み屋さんや仲間内だけでなくて生活の中にあったら気が楽じゃないかな、とか。

後は、お手洗いやお風呂問題とか。何をどれだけ共同にしてどれだけ個の空間を大切にしたらバランス良いかも考えるところですし。

なので、シェアハウスを1つだけ作るつもりはないです。はじめに例えばL対象で作ってみて、じゃあG対象は?Tは?ミックスにしてみたら?とかも考えたいですし、ワチャワチャとみんなで楽しいハウスも完璧に個を重視したほぼマンションと変わらないんじゃ?みたい形も考えたいです。

まぁ本当の理想は『ラストフレンズ』のシェアハウスなんですけど。個室はあるけど皆でいられる場所もあって、個室に入らないって絶対のルールがある訳でないけどお互いプライベートは重視している、みたいな。

私が一人でいるのがとことん苦手なタイプなので、シェアハウスを考えるのかもしれないです。なので誰の気配も感じずに完璧に一人でいる時間が必要って方には全く響かないサービスかな、とも思います。

老人ホームについても、シェアハウスの延長で考えられたら良いですが、そこには年を重ねることで起こるであろう身体や心や気持ちの不調も絡んでくるので難しいですよね。ただ、シェアハウスとホームだとどちらかといえばホームの方が急務な気もします。自分自身もアラフォーですから老いの問題はかなり身近です。

目標達成には、様々学ぶことも多いと思います。私は経営したこともなければそもそも自分で戸建て不動産を探したりしたこともないですし、絡んでくる法律とかも全くわかってません。夢だけ語ってる状態です。

でも口に出さないと周りは私が何をしたいかわからないので、どこでも口に出すようにしてます。他力本願になってしまいますが、そうすることで「あ、自分の周りにこういう人いるよ」とか「これに詳しい人知ってるよ」とか人脈広がりますし、情報も得られます。私はただ一人の何の力もない人間ですが、目標を達成させる為ならどんなことも出来るって自信だけはあります。

これを読んでみて、あ、考え方似てるなぁとか、自分も必要だと思っていたよとか、色んな想いを持ってくださって、そしてそれを伝えて下さったら良いなぁと思ってます。

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