【クリア感想】向日葵の教会と長い夏休み
【メーカー情報】
枕
https://www.keromakura.net/
【クリア日時】
2024/8/3
【点数】90/100
①プレイ後の読後感・充実感 20点
②ストーリー構成・締め方 18点
③キャラの魅力 18点
④音楽・声 16点
⑤映像・演出 18点
【感想】
美しく、そしてどこまでも優しい作品。
神父を筆頭に、登場人物の優しさに胸が熱くなる。
還るべき場所は、朧白村か、鳥白島か。
詠√、雛桜√の評価が高いのは知っていたが、金剛石√とルカ√も、ヒロインの魅力がしっかりと表現されており、充分満足できる内容だった。
そして、詠√と雛桜√は圧巻のクオリティ。
ストーリー自体は、どの√も展開はある程度読める内容ではあったものの、丁寧な描写と豊かな表情差分(特に雛桜)により、読み物として非常に楽しめた。
最後に流れる「さくらとことり」は最強すぎる。エンドロールで流れるCGが、今→昔となるように流れるのも味があり、実によかった。
【好きなキャラ】
雛桜
【良かった点】
・癖はあるけど、不快感は感じにくい主人公。
・魅力的な各ヒロイン。
・神父の、父として、男として、人生の先輩としての優しさ。
・美しい物語とマッチした、イラストや音楽。
・豊かな表情差分(特に雛桜)
・さくらとことりの破壊力。
【悪かった点】
・なし
【総評】
プレイするなら絶対に夏にやってほしい名作。
特に詠√と雛桜√は一気に駆け抜けられるほど、読ませる力が強い。
優しさに溢れた作品に触れたいときにオススメ。
こんな人にオススメ!
・夏の名作をプレイしたい人。
・優しい物語、美しい作品に触れたい人。
・音楽のよい作品を求めている人。
・キャラの心情がしっかりと描かれている作品が好きな人。