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【スパイクカップneo】ロストバレット【予選10位 ベスト32】

最近ワンピースの空島編を一気に読み返したので今一番好きなキャラはモンブラン・ノーランド。よぴです。

ヨッ!神殺し!

初めてnoteで記事を出してからはや2年が経っていました。
ポケカを始めたのはいつの間にかもう6年ほど前で月日が経っていくスピード普通に最悪です。


今回は、先日大阪で開催された800人規模の『スパイクカップneo』について振り返りやその他何かしら色々書いていきます。

使用デッキはロストバレットです。
LTB(ロストツールボックス)って表記した方がいいの?

元々はロストアビス環境に刺さっている寄りに感じていたヒスイゾロアークVSTARをずっと前から使用する予定でしたが、仮想敵であるはずのギラティナやアルセウスにかがやくサーナイト+ツールジャマーや大きなおまもりの採用が結構見られるようになり泣く泣く諦めました。

とはいえその2つも嚙み合い次第だし、パルキアには勝てる構築のヒスイゾロアークだからこっちを使っていた世界線も気になるなあとなっていたり。

当記事投げ銭で解除されるおまけにてヒスイゾロアークのリストは供養しようと思います。めちゃつよだよ。


■.当日の使用デッキと戦績

デッキコード:LPPgng-FxuJUd-gnnnHn

これ使って、

これでした。

今月に入って、これ最強だろ!と思って密かに調整し続けていたら結構他の人も水面下で研究してたっぽくていっぱい最強がいた。
またオレ何かやっちゃいました?→やってない。オレは大多数のオタク。

ちなみに勝手に参考にさせていただいたこの型の原案は べさん(@7_pff)としんおーちゃんねるさん(@sinnoh_channel)です。信用できるデッキビルダー。


■.ギラティナと向き合って得た印象

まずこのデッキリストやスパイクカップ当日の各対戦に触れる前に、使用に至った経緯について。
ロストアビスが発売されるにあたり、情報解禁段階で注目度が高かったギラティナの構築と対戦を数日繰り返していました。

するとまあ~組んで対戦すればする程「いやこれ…プレイング難しすぎるしストレスない構築にするのキツない?(当社比)」となり。
キュワワーのはなえらび、アクロマの実験、ロストインパクトでのポイするエネルギー…延々と取り返しのつかない選択を迫られすぎる。
でもウッウやミラージュゲートは強いしこのギミックは上手く使ったもん勝ちだよなあと、もにょもにょしていました。

プレイングが難しいと感じた点は上記。
構築が難しいと感じたのは、先述したようにウッウやミラージュゲートなどギラティナを取り巻くカードたちにもなまじ強力なものが多いが為にデッキの枠作りに結構な工夫が必要な中(枠スカスカになるデッキなんて早々ないけど)、ロストゾーンにカードが消えていく都合上それぞれの採用枚数を極力多くしないとリカバリーやプランニングに苦労する点でした。

ギラティナが進化であることから単純に立てるためにハイパーボールやしんかのおこうのようなアプローチも望ましくなったり、ワザのデザイン的にエネルギーを充分数採用する必要があります。たいへん。

かといってハイパーボールで切りたいカードも全然ないし、進化ライン1種類の構築にしんかのおこうもなあって感じなので旨味を持たせる為にジュペッタ入りの構築を練ったりしましたが、そもそもジュペッタで枠を食うのも先述した問題を考えると本末転倒でなかなか納得のいく構築を見つけられず。

参考までに当時組んで回していたギラティナ。

ギラティナの情報公開直後。ヤミラミやメリッサなど未発表時

そこそこ強かったのは強かったですが、ピン挿しのカードが少々多めではなえらびやアクロマの実験でそれらのカードがヒットすると苦しい選択を迫られます。

ヤミラミやメリッサの発表後

お前のリストが微妙なだけだろ!って言われればそれはそう。
僕のプレイスタイルにおいて必要に感じる形、動きを成すには現状上記のようなリストになります。

引用 ポケモンカードゲーム トレーナーズウェブサイト

ギラティナ自体はかなり強いカードです。
ドラゴンタイプ特有の弱点なしでありながらHPはVで220持ち、VSTARは280。
ワザに必要な厳しいエネルギーもミラージュゲートで確保が可能。
多くのポケモンを倒せるワザを持ちながらさらに問答無用で相手を倒せるVSTARパワー。

弱い訳がありません。強い。

ただ、強いカードを強い構築にできるかはまた別で、今の自分にはその形を成す力量がありませんでした。


あ~どうしよっかな~…

抜くか、ギラティナ。

リストからギラティナが抜けました。

これはチーズバーガーのチーズ抜き


一応言っておくとギラティナのネガキャンしたい訳では全くないからね。そのうち使いたい。


■.デッキレシピ

再掲

ギラティナを抜くことにして大きく姿を変え至った形。
先ほど載せた自分のギラティナと比較して強みとしてあげられる点は、非Vだからサイド複数持っていかれないとか野暮なことは置いといてピン挿しカードの種類をかなり抑えられている点です。
ロストギミックを用いながらも少ないストレスで進めていくことができます。

たねポケモンだけで構成されていることや、ギラティナを使う際に自分は強く意識していた守りの面で相手と差をつける為の枠が必要なくなったことが要因です。かがやくサーナイトとかツツジとかメリッサとか。
それでもはなえらびは毎回うんうん唸るけど。

ちなみにこのデッキの前身はこちらでした。

楽しかったけどね

ウッウの性質により余る手張り権をカビゴンやリザードンにあてる型。
現在の形と比較した際の強みはツインエネルギーにより2ターン目にカビゴンやリザードンが殴れる可能性があることと、先2起動のカビゴンで相手のVをベルトとガラルジグザグマで倒せる可能性があること。

ただその強み以上に問題点が多かったです。
そんなに毎回しっかりエネルギーをカビゴンに張れる訳ではない点、カビゴンやリザードンが準備段階で倒されるとまた頑張って育てなおさなければいけない点、序盤からリザードンを動かしていく想定のためロストシティが辛い、ヤミラミを使える形にしてミラージュゲートを組み込んだ方が良さげ。などがあり現在のリストへと変わりました。そらピカで絶望したのも大きい要因。

そんな感じ。

触れる先はスパイクカップで使用したリストへと戻り、ポケモンのメンツの中で触れておくべきであるのはカビゴンでしょうか。当日対戦した方にも対戦後よく聞かれました。

引用 ポケモンカードゲーム トレーナーズウェブサイト

こちらのカビゴンの採用に至ったきっかけとしては、デッキにキャプチャーエネルギーを最大数採用したいからでした。以下詳細。

初案段階、このデッキを組んでいくにあたって優秀になってくる点はキャプチャーエネルギーをフルで活用できることにあると考えて構築をスタートさせました。

序盤にワザを使っていくウッウがエネルギーを必要としないことやミラージュゲートの存在から、対戦を通してキャプチャーエネルギーをずっと都合良く使っていくことが出来ます。

その中でさらに最大限強く使用する為に選ばれたのがカビゴン。
ワザに必要なエネルギーが全て無色であることから、キャプチャー+ミラージュゲートやキャプチャー×2を1匹に固めてもワザに繋がります。
単体でシステムVポケモンを倒すことが可能で、ウッウと合わせると合計ダメージが290とVSTARを倒すことができるライン。VMAX相手でもここまで乗せておくことで中盤以降ヤミラミでまとめて回収することができます。

ウッウとヤミラミだけをメインとしている構築も見かけますが、個人的にはロストゾーン4枚で起動するウッウと10枚のヤミラミの間となる7枚(ミラージュゲート)で起動するポケモンを組み込みたいのでカビゴンを採用しています。
もしウッウとヤミラミをガッツリメインに据える構築なら相手を縛ることに注力したデッキにするかなあ。

ウッウはもちろん強いけどもっと高い打点で殴れる番を作れるなら使った方がいいじゃんって単純な考えです。さっさとVSTARだったり倒していきたい。
あとアクアバレットを撃ってきた相手のインテレオンにまだウッウとかヤミラミでちまちましてたら回収ネットで完全に差をつけられます。

序盤に殴るのはウッウですが採用枚数がカビゴン>ウッウなのはキャプチャーエネルギーを一番張りたいのはカビゴンだから。
ウッウにキャプチャー張ってカビゴンを呼ぶのとカビゴンにキャプチャー張ってウッウを呼ぶのとじゃモチベーションが大違いです。

当日かなり活躍してくれました。

ワザ使用後は起きなくてもまあ全然かまわないので「おやすみ~よく寝な~」って気持ちで快く眠りに送り出していますが、案外テキトーに振ったサイコロから2オモテ出て即起こします。頑張ったのにごめんねカビゴン…。まだ働けるか?

先鋒のキュワワー
次鋒のウッウ
中堅のカビゴン
副将のヤミラミ
大将のリザードン

序盤、中盤、終盤、隙がないと思うよ。

みんな大好き。サイコー!ダチ!肩パン!

ここから枠見つけたら最優先で採用したいのはポケギア3.0です。2枚。


■.回し方

紹介するデッキの回し方って普段あまり書かないけど気になると言ってくださる方がいたので残します。

まず前提とする体制。
対戦においてスタートから効率の良い動きを取るのは大切ですが、サイドという概念が存在する以上ロスト系統を扱う際には"山札の中身を確認すること"が他のデッキよりも重要になります。できるだけ最優先でこれから行いたいです。

わかりやすいであろう例えとしては、キュワワーでスタートして最初にはなえらびを使用した時、めくった2枚の内容が炎エネルギーと超エネルギーだった場合迷わずどちらかをロストに送ることができますか?選んだ方のエネルギーがサイドに落ちていたら後で響いてくることになります。
これがトラッシュであればふつうのつりざおなどでケアできますがロストゾーンはそうもいきません。

同じくヒスイのヘビーボールが見えた時とか清々しい迷いのない顔つきでロストゾーンに送りたいですよね。
ロストバレットは特に非Vのデッキであることからターンを多くもらう為、致命的な選択にならないよう山をまず確認することに努めます。
それができない手札なら仕方ないので祈りながら花選ぼう。

実際に率先して確認していた山札の内容

  1. 超エネルギーと炎エネルギーそれぞれの枚数

  2. 1枚であるかがやくリザードンとマナフィを筆頭にポケモンそれぞれの枚数

  3. ミラージュゲートの枚数

1.はミラージュゲートを使用していく都合上、ロストしたりコストに送っても問題の少ないエネルギーがどちらになるかを見定めます。
極力送りたくないですがどちらも1枚までならロストゾーンに送っても大丈夫だと感じているので、選択を迫られた際にどちらを送るかを決めておくと動きやすいです。

2.はかがやくリザードンとマナフィについてはしっかりとプランに組み込んでいけるか判断する為にサイド落ちしていないかの確認。
そしてその他のポケモンはロストゾーンに送って問題ないかとヒスイのヘビーボールが当たりになるかどうかを確認します。
山の内容がわからずはなえらびやアクロマでヘビーボールが見えてしまったら急にハートビートします。トゥンク…。

3.は最強カードなので。1枚は結構ロストに送りますがそれもサイド落ち次第なので確認します。

もちろん突き詰めるとまだもっと色々確認した方が良いですが僕の脳のキャパシティが小さいタッパーくらいなのでこのくらいにしています。

アクロマはサイドにあろうがなかろうがいつでも手札に欲しいので基本ロストに送らないですしつりざおも2枚とも使用したいことが結構あるので送りません。
はなえらびでかがやくリザードンと一緒に見えたら片方が何であれリザードンをまもるけれど!


それでは以下回し方

そうそう、上手ですよ。

【1ターン目】

  • 先攻:キュワワーで1~2枚をロストゾーンに

  • 後攻:キュワワーにアクロマを合わせて4枚ロストしたうえでバトル場にウッウを着地

先攻後攻それぞれで上記を目指します。
後攻での理想の動きは強いですが、先攻の方が気楽なのとわざわざ相手に先攻あげる必要はないのでじゃんけん勝ったら普通に先攻取ります。

  • バトル場キュワワーでスタート+キャプチャーエネルギーを持っている

キュワワーにキャプチャー張って対象キュワワー。
これだけで逃げエネを確保しながらキュワワーを2匹置けるので、後攻の場合アクロマを引くことができれば後は回収ネットorあなぬけのヒモとクイックボールかウッウ現物でロストゾーン4枚おとぼけスピットまで言えます。

今名前が出てきたカードはヒモとウッウ以外全て4枚採用です。
そのヒモとウッウも回収ネットやクイボとどちらかでいいと考えれば当たりが多く、そこまで難しくありません。

  • キュワワー2面置きからスタート+エネルギー+回収ネットを持っている

もしこんな理想的な場合はエネルギーをベンチのキュワワーに張って回収ネットを花選んだバトル場のキュワワーに振ります(ベンチから出てくるキュワワーの逃げエネ確保+回収したキュワワーで特性を再び使用できる状態の形成)。

そうすることで後攻の際アクロマを引けずロストゾーン4枚を満たせなかった場合、回収したキュワワーを最後バトル場に置いてはなえらびで終える最低限の選択を取れます。もしそのはなえらびでアクロマ引けたらおとぼけスピットまで言えるかも。

ただし一番張りたいエネルギーはキャプチャーエネルギーである為、最初の手札に持っているエネルギーがキャプチャーでない場合ははなえらびやアクロマでキャプチャーを引いた場合を考えて最後まで張らないようにします。
アクロマを諦めてマリィを使用する場合はマリィ後にエネルギーを引けなかった場合が悲しいのでその際は張るようにしています。

とまあ、上記はあくまで理想の形です。
バトル場キュワワースタートがもちろん理想ですが、ポケモンの総数はキュワワーよりその他の方が多いのでそう毎回スタートできません。

キュワワー以外でスタートした場合、おとぼけスピットまで持っていくには回収ネットやヒモが多く要求されますがそれでもいけないことはないです。

山札の確認や少々繊細な動きなどで1ターン目が一番時間かかります。
過去にBレギュレーションのねがいぼしジラーチを使用していた人はこの辺りの動きはすぐに馴染むんだろうなあと思います。

【2ターン目以降】
ウッウで殴り出します。
相手のメッソンなどの小物をウッウで、VSTARはウッウとカビゴンで取っていくことを狙います。
カビゴンを起動する為に3ターン目にはロストゾーンに7枚溜まっているのが理想。

ウッウとカビゴンでのツーパン態勢かつウッウから殴り始める際ですが、こだわりベルトを持っている場合はウッウにつけてワザを使っていきます。
そうすることにより順当にツーパン目をカビゴンに任せる場合はオーバーキル気味のダメージ総数になってしまいますが、ベルトを巻かずにウッウで殴った返しにボスでカビゴンを取られてしまうとそのVSTARを倒すのが難しくなってしまいます。
この際にウッウにベルトを巻いておくことでウッウを取られてもカビゴンを取られても返せる二面の態勢を取ることが可能です。

それ以外でも後述するヤミラミの存在からダメージを与えられるだけ与えておくことが後々強く響いてくるので、ワンパンツーパンで倒せない相手だとしても後の展開を見越してベルトでダメージを伸ばしておくことは有効です。

よくウッウ+ベルトカビゴンでHP330のVMAX相手に320乗せておいたりします。
ただしモミなどの回復札が想定される対面では見極めが少々必要になってくるので、各対面おおまかなデッキ内容は把握しておきたいです。


【中盤以降】
攻撃陣にヤミラミが加わります。
対小物が多ければ複数取りを狙い、VSTARやVMAX相手であれば最終盤かがやくリザードンで取っていけるようヤミラミでダメージを調整していきます。
かえんばくで取れる残HP250に調整するのが基本ですが、乗せる量に余裕があるなら大きなおまもり込みで倒せるよう残HP220になるまで乗せる場合もあります。
パルキア対面はロストマイン計120をメッソンを取りながらパルキア2匹に30乗せるパターンと、ジメレオンを取りながら残りの30をパルキアに乗せるパターンが多いです。この段階でもまだメッソンで2匹並んでるならメッソン×2を。

ヤミラミ→かがやくリザードンへと繋ぐのが基本のルートですが、マグマの滝壺やミラージュゲートを活用することで相手サイド3枚や4枚からでもかがやくリザードンを起動することが可能です。びっくり。

ただし先述したように早くに起動する場合はロストシティ下で処理されることによって戦線からの離脱も早々になってしまうリスクが少なからずあるので、ロストシティが採用されそうなデッキ相手は注意する必要があります。

自分も以前組みましたが、裏工作かがやくリザードンやキバナツインエネなどで序盤から素早く起動してバリバリメインで使用していくデッキは強力な反面、不意のロストシティでかなりしょんぼりしてしまうので順当に最後に1発ワザを使うだけで構築として役割を果たせるデッキでは安心して最後の仕事を任せることができます。


【終盤】
かがやくリザードンは予めベンチに出しておくとボスで食われてしまった場合に大きな打点を失うので、カビゴンやヤミラミたちと一緒に出しておくことで勝ち確に出来る盤面以外では極力ワザを使用する時まで置きたくありません。
となると的確に最終ターンに置くことが求められるのですが、キャプチャーエネルギーを誰かに張ることで手張り権を消費してもマグマの滝壺やミラージュゲートで起動できる点がとても偉いです。

自分がこの構築においてバトルVIPパスではなくクイックボール+キャプチャーエネルギーを4-4で採用している理由がこのような点にもあります。終盤にも貴重な札になる。

1試合を通しての流れはこんな感じです。
起承転結がキレイに纏まっていて物語のようなデッキですね。

繋げ繋げ!いけ!

実際頭の中で対戦の流れをイメージしやすいことは、連戦になるような場では特にメリットになっていたかもしれません。


■.当日のマッチアップ

  • 1回戦 不戦勝⭕

なんで?

まさかの対戦相手が来ない。
自主大会参加費3000円募金奴…!?一本取られました。

大会MCの掛け声とともに800人の会場が一斉にスタートして自分の両サイドも普通に対戦が始まった一方、一人で無の机の前に座って完全になんとなく座ったやかましいフードコート状態。

この場合の正解の立ち回りがわからず10分後くらいにようやく虚無机から離れ、一回会場を出ようと判断して扉の前に向かうとスタッフ?の方に「出られるんですか?なぜ?」みたいに言われて何故か簡単に出られない。

もしかしてコレは参加したが最後、大会が終わらないと外界に出られない(韻踏)、デスマッチなのか?とプチパニックになり、「ワ…」と無念のちいかわ。

不戦勝でと返答して「じゃあ10分何してたん?」って思われるとなんか恥ずかしいなと思って、後1ワンキルした人の顔つきで「…トイレです。」と答えて出られました。なんだったんだあの疑惑の目…。

  • 2回戦 アルセウス裏工作⭕ 先攻

不戦勝だったからオポ絡みになると無理だな~負けられないな~…と思って臨んだ2回戦。

確かキュワワースタートせずクイボでキュワワー置いてヒモ投げる。
お相手メッソンスタートだったもののベンチにアルセウスを置いて始めていた為アルセウスが前に出てくる。

相手の展開が乏しい中、ウッウでメッソンジメレオン、ウッウ+カビゴンでアルセウスを倒してペースを握れました。

最後リザードンでアルセウスを倒して勝てると思って山堀り切る勢いでリザードンを着地させて殴ろうとした時、サイド全然取られておらずリザードンがまだワザを撃てないことに気づいてめちゃくちゃ焦る。山あと1枚。緊張出ちゃった。

それでも次返ってきたら手張りで勝てる状況だったので無事返ってきてなんとか取り切れましたが、もしボスでリザードン取られていたらワンパン手段を失い、ペースを握っておいてセルフLO負けする愉快犯になりかけるところでした…。猛省。

  • 3回戦 パルキア裏工作⭕ 後攻 まーとさん(@minekagawa)

パルキア当たったわね。といった感じでスタート。
このリストでパルキアは五分五分の印象です。ある一手を取られるのはめちゃくちゃ厳しいけど…。

キュワワースタートではなかったものの後1おとぼけスピットまでたどり着けてメッソンを取る。

マナフィが置けていなかった為少し不安を残して番を返すが、お相手ゲッコウガにエネルギーをあてる余裕がなさそうでパルキア自身にスターポータルを切ってうねりでこちらのウッウ処理。

ゲッコウガに1エネ張る構えを取られるまでマナフィを出す必要がなくなった為、アタッカーを順に準備していきトントンでサイドが進んでいく。

中盤ヤミラミでジメレオンを取りながらパルキアに30点。
リザードンと釣竿からのベルトリザードンでサイド4枚取って勝ち。

新弾環境をまだ追いきれていなかったようでわからん殺しになっていたみたいです。
対戦後軽い雑談ができて楽しかったです。

  • 4回戦 れんげきテンタクル⭕ 先攻 Debide_67さん(@NE_dabide_67)

ここで会場ステージ上(会場がライブハウスなので普段演者が立つ場所)の対戦卓になり上位卓感が強まる。ここから降りとうない。

じゃんけん負けるも後攻を選択されてドキリ。
パラライズボルトでも来るのかな…それとも後1おとぼけスピット自信ニキ…?とドキドキしながらあいまみえたスタートはれんげきマーイーカ。

どんどんよぶで手堅く展開するタイプか〜と思いながら1〜2枚ロストゾーンに送って番を返す。

バトル場マーイーカスタートのうえ手札があまりよくなかったようで、ベンチにテッポウオしか置くことができず逃げエネ払ってテッポウオ前ベンチにマーイーカ1匹で返ってくる。

ヒモでマーイーカ取りたいな〜〜と山引いたけど来なかったからおとぼけスピットで素直にテッポウオを取る。

カラマネロはウッウで取れないのでカビゴン用意して順にサイド取っていく展開。

非V同士でサイド先攻したのでこのまま順当に追いつかれることがない展開の中、ヤミラミでサイド2枚取る番を作れて押し切り。

最終ベスト64に入ってらっしゃったのでとても強いテンタクル使いの方でした。渋い展開で助かった。

  • 5回戦 アルセウスそらピカ⭕ 後攻

ウワーーーーーーーーーーーって感じでした。来てしまった。
でも構築段階で想定していたデッキなのでルートは決めていました。

そらピカ相手はロストマイン+ヒモボスかがやくリザードンで取りに行くのでヒモとボスを大事に取っておくことを意識。この為にヒモを厚くしています。

しかし今日一番の芳しくない手札が合わさってしまい全然動けない。
そらピカをあっという間に準備されてしまい、ダイバルーンでサイド4枚取られこちらはワザ宣言0の一方的な展開になってしまいました。

「(ここでこうなっちゃうか…)」と無念の思いが募る。

この状況で唯一と思える勝ち筋がボスで相手のビーダルを呼んでロストマインを撃ち続ける。でした。
サイド4枚取られた返しにやっとロストゾーンに10枚溜まったのでボスでビーダルを呼んでロストマインを大きなおまもりが付いたそらピカに9点(リザードンかえんばく調整)、アルセウスに3点。

無情にもダブルターボを逃げエネにそらピカを再び出してアルセウスにおまもり付けながらダイバルーンを撃たれる。
サイド5枚取られ後のない状況でもう一度ボスでビーダルを呼び2枚目のヤミラミ出動。
乗せ方考えたけど残り時間も少ないし頭回していられなかったので「んああ全部アルセウスで!」と喘ぎロストマイン。

お相手手札を切りはたらくまえばで引き込むもいれかえはなくエネルギーもつかず番が返る。

アルセウスに喘ぎロストマイン。合計270。

お相手ビーダルにキャプチャーエネルギーこそ付けるもののこの番もいれかえ札が引けず番が返ってくる。

ロストマインでおまもり付きアルセウスに4つ乗せて倒し、残りそらピカに8点。残HP150。

動くな!動くな!動くな!と思わず逆シンジ君。

エネルギーもいれかえ札も引かれず返って来た。
お相手バトル場ビーダル、ベンチ手負いのそらピカの状況だったのでヒモ投げてどっすんグースカでそらピカ撃墜。

ビーダル単騎になったところでお相手投了。劇的な劇捲り。
自然とガッツポーズが出た。先に対戦を終えて隣でこちらの対戦を見ていた方に「おつかれさまですww」と言われる。ありがとうございます、死にそうでした。

  • 6回戦 パルキア裏工作❌ 後攻 かいるさん(@pcg_kairu)

じゃんけん勝てん!対パルキアこそ先攻取りたいのに…。

結果が負けなだけあり余裕がなかったのか展開はあまり覚えていません。
ただしっかりアクアバレットもツツジも挟んでくる堅実なプレイングを取られ追いつけませんでした。

中盤でワザを言えない番を生んでしまったのも大きな敗因でした。
全勝したかったので悔しい…。強かったです。

お相手の予選結果を見るとギリギリ32位で決勝トナメ進出を果たしていたので「おお!よかった!!」と勝手になっていました。

  • 7回戦 アルセウスギラティナ⭕ 先攻

お相手アルセウススタート。裏工作かな~と思っているとギラティナが着地。この日初めてのギラティナ。
後1トリニティチャージ。強い。

型がなんであれ対ギラティナへの自信はかなりあったので変なことしないよう慎重に進めていく。

確かウッウとカビゴンでアルセウスを、ヤミラミで調整挟んでリザードンでギラティナを2体飛ばして勝ったと思います。

カビゴンが寝たまま返ってきたので回収ネットで引きずった。

  • 8回戦 ゼラオラVSTAR×VMAX⭕ 後攻

マリガンでゼラオラVMAXが見えて「ゼラオラ!?!?」って言った。

すごすぎる。凄いって言うとゼラオラ及びプレイヤーに返って失礼になるかもしれないのであまり言うべきではないのかもしれないけど、ここまで来るゼラオラすごすぎる。

後1おとぼけスピットでゼラオラVにダメージを与える。
進化したのはマリガンで見えたゼラオラVMAXではなくVSTAR。

VSTARパワー結構ヤバかったよな~と思いマナフィを置いてウッウとカビゴンでVSTARを取ってヤミラミでの調整にバトンタッチする。

カビゴンでVを倒して最後はリザードンで残HP250に調整したゼラオラVSTARを取って勝ち。

得体のしれないリスト+予選最終戦…この日一番怖かった。

ここでこの対戦卓に座ったまま結果を待つ。
しばらく待ったのち結果を確認。予選10位通過。

よかった~~。

お相手の方は63位で64位まで得られる勝利賞獲得。

よかった~~。

嬉しくてお互い讃えあう。
この記事見てくださっていたらぜひご連絡ください最高でした。


と、このような過程で予選10位通過できました。

ここまで休憩なし。この先も決勝トナメの準備を待つ時間があるだけで休憩らしい休憩なし。かなりキツかったです。

でも決勝トナメに進出できた中での疲労なので晴れやかな気持ちで楽しくいられました。運営の方々ありがとうございました。(どんなタイミングの感謝?)

  • 決勝トナメ1回戦
    ターボパルキア?❌ 先攻 ピアニストさん(
    @pianist_1206)

悔しい~~けどキレイに負けたのでお見事でした~~。

1ターン目1枚だけロストして番を渡す。
お相手後1、場を整えつつエンペルトVが前に出てきてひょえーとなる。

ヒモ投げてエンペルトVをかわす。
しっぽミュウが出てきてはなえらびとアクロマでロスト肥やしておとぼけスピット。

マナフィを置けていない状況を逃してはもらえず、スターポータルからの手裏剣でキュワワー2枚取られる。

アクロマかマリィかはあったので展開が止まり切ることはなかったがゲッコウガにあてたおとぼけスピットを即座に回収ネットで回収されてしまう。
ヤミラミで後で取るプランが消滅し何も生まれなかったターンになってしまいました。

あくうのうねりでウッウを処理しつつゲッコウガに再び1エネ準備されたのでマナフィを置く。
置いたが、ボスでマナフィ取られる。サイド1-4で劣勢。

ふつうのつりざおはあったけどクイボもしくはキャプチャーを引くことができず再度マナフィを置くことは叶わない状況。

ただこちらの盤面に手裏剣で取れるポケモンは3匹目のキュワワーのみで相手のゲッコウガにはまだ1エネ、そして今前のパルキアを倒せば仮に手裏剣で1匹だけ取られても相手の盤面に他にアタッカーがいない状況なので捲れる、結構いける。
と思ってパルキア倒して番を返すとキバナ手張りやまびこホーンでキュワワーを呼ばれて華麗に再び2枚抜き。

ダメでした。
ふつうのつりざおでマナフィを無視してキュワワー2枚を山札に戻しておけばその負け筋はなかったけど、さすがに一番戻したいマナフィを差し置いてそのプレイングをするのは難しすぎるし出来ないわね…。

強かったです。


こんな感じのスパイクカップでした。

初めてお会いした方(おまっちゃん@omatsuvmax、しらすさん@poke_shirasu)、久しぶりにお会いした方(K君@KrNK0610、ますけさん@hashi_koma、福介さん@Fukusuke1189、ハヤトさん@Kanon_maenyan)、そして対戦した方々とスパイクカップneoの運営に携わり素敵な場を作っていただいた方々、ありがとうございました。

めちゃくちゃ楽しかった!

今回はいつものデッキ解説といった形ではなく対戦記を主としているつもりですので、もしリストについてやその他気になることがあれば直接お聞きしていただければと思います。

それでは以下、おまけとして最初に挙げていたもう一つの候補デッキであるヒスイゾロアークVSTARのリストと解説を載せて終わりにします。

投げ銭したったらなんかついでに見れてもうてます!って感覚でよろしくお願いします。喜びますゆえ…。

それではここまで見てくださった方ありがとうございました!

ツイッター→よぴ(@ftb_fish)
フォローすると即座におとぼけスピットを撃ちやすくなります。

noteのフォローも待ってます!


07/26 改良案
デッキコード:5kkk1F-YRHMCU-kbdkVd
  1. 対パルキア,そらをとぶピカチュウ,エンペルトVなどに刺さるゼラオラを採用。キャプチャーエネルギーとも好相性。

  2. 一番使いたいサポートであるアクロマの実験を引き込む率が上がるポケギア3.0。


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