#4)DAW環境の下準備
半年前に書いた#1の記事でも少し触れたのですが、DTMでの創作活動を再開するにあたって今使っているPCのストレージをまっさらな状態からやり直したいと思いまして。なぜかというと、昔DAWを弄っていた時に無料配布のプラグインやら何やらを次から次へとインストールして、もう中身がしっちゃかめっちゃかになったので、どうせやり直すならハードウェアから綺麗にリセットして転生したい!というのが事の発端です笑
そんなわけで備忘録も兼ねて作業の流れを書いていこうと思います。
用意したのはM.2 SSDの1TB。発熱対策としてヒートシンクも一緒に購入しました。今回はこれにWindowsをクリーンインストールして1から環境を構築していきます。
最初に、Windowsをインストールしている既存の2.5インチ SATA SSDがうっかり起動しないように、念のためコネクタを外しておきます。
次に、マニュアルの通りにM.2 SSDへヒートシンクを取り付けます。シリコンパッドでサンドイッチする感じですね。SSDに貼ってあった白いラベルシールは冷却の邪魔になりそうなので剥がしておきました。
マザーボードを見てみると、CPU取り付け個所の下の方に「M.2_1(SOCKET3)」と文字がプリントされています。しかしながら今回使うM.2 SSDはPCIe Gen3 x4で、ここに取り付けると本来のアクセス速度が出ないみたいなので使用しません。
ちなみにマザーボードはASUS ROG STRIX H370-F GAMINGを使っています。2018年に購入したのでもう5年半くらいお世話になっているんですよね。
で、どこにSSDを取り付けるのかというと、グラフィックボードの右下の方にある「M.2_2(SOCKET3)」になります。ここだと規格が合致していて本来のパフォーマンスが発揮できます。
SSDのサイズは2280のため「2280」とプリントされている箇所でネジ止めをしますが、そのままではネジ穴までの高さが低く、ネジの長さが届かないのでグラフィックボードに付属していた部品で高さを合わせてみます。
そして先ほどヒートシンクと合体させたM.2 SSDを差し込んでネジ止め。無事にマザーボードへ装着することが出来ました。美しい。
ついでに電池切れだったマザーボードの電池(CR2032)も交換。グラフィックボードの後ろに隠れていたので、それを外さないと見えない位置にありました。PCのメインスイッチをオフにするたび、毎回BIOSから立ち上がって面倒くさかったんですよねー。すぐできる交換なのに数年放置していた自分も悪いのですが笑
ハードウェアの作業も終わったので、次はソフトウェアのインストールです。自分が使うのに最低限必要なところまでの順番としては以下の通り。
①Windowsインストール
②無線LANドライバインストール
③Windows Update
④マザーボードドライバ&ユーティリティインストール
⑤Chromeインストール
⑥Dropboxインストール
この段階でM.2 SSDをCドライブのメインストレージとして使えることが確認できたので、今まで使っていた2.5インチのSATA SSDを初期化して、データ保存用のストレージとして再設定します。ということで最初に外していたコネクタを再度接続。
ディスクの管理とコマンドプロンプトからパーティションを作り直し、500GBをすべてデータ保存用として作り直しました。
パーティションの作り直しは下記のYouTube動画を参考にしながら進めました。とても分かりやすかったです。
そんなわけで、ベースとなるPCの再構築も無事に完了したので今回はここまで。DAW環境も少しずつ戻しながら、創作活動をこの場で発信していけたらと思っています。どうか気長に待っていてください笑