#10)FL Studioでギターを録音
ギターの練習をするにあたり進捗をSNSに上げて、いろんな人の目に晒すことで自分にプレッシャー(良い意味での)をかけたいじゃないですか。
うちは賃貸住まいのためアンプから大きい音が出せなくて、スマホで動画を撮っても音が小さくて聞こえない。編集で単に音量を上げたとしても周りのノイズまで一緒に上がってしまうので、ギターの音はアンプを通してPCで録音して差し替えることにしました。
そういえば前回言い忘れていましたけど、ギターを始めた理由の一つにDTMで打ち込みした曲に自分で弾いたギターの音を入れたいというのもあります。ギターの打ち込みって本物っぽく再現するにはかなりの労力が必要で、その技術を習得するために時間を割いている暇があったら練習して自分で弾けるようになった方が早いんじゃないかと思いまして…
話が脱線しましたが、THR5の取説に書いてある通り、機材の接続はこのようになります。接続する前にヤマハのサイトから「Yamaha Steinberg USB ドライバー」をダウンロードしてPCにインストールしておきます。
ドライバーのインストールが終わったら、Windowsの「サウンドの設定」からデバイスをTHR5に切り替えて機材の準備は完了です。
ここからはDAWの操作。FL Studioを起動してオプションメニューから「オーディオ設定」を開きます。
選択されているオーディオデバイスが「FL Studio ASIO」になっているので、「Yamaha Steinberg USB ASIO」に変更します。
これで接続したTHR5とDAW間で音の入出力が出来るようになりました。
次にミキサーウィンドウを開いて、左側に「(none)」と表示されているインプット設定を「THR Guitar L - THR Guitar R」に変更。
そして空いているチャンネル(ここでは6番を選んでいます)を選択して、フェーダー左下にある丸ポチをクリックして赤色に点灯させます。
次に画面上部にある録音ボタン(大きい赤丸のやつ)をクリックすると小さいウィンドウが開くので、「オーディオクリップとしてプレイリストへ」を選択します。選択するとカウントが始まり、すぐ録音状態になります。
あとは好きなタイミングでギターを弾いて、停止ボタンをクリックすると録音されたオーディオクリップがタイムライン上に作成されます。
ちなみにTHR5でエフェクトを弄って音作りをしたものがそのまま録音されるので、ディストーションやリバーブ等のエフェクトは後でじっくりDAW上のプラグインで音作りをしたい!という場合はクリーンで録音するか、別途オーディオインターフェースにギターシールドを直接繋いで素の音で録音することになるかと思います。
そんなわけでFL Studioで録音したギターの音を、スマホで撮影した練習動画の音声と差し替えました。こうすればエアコンの作動音や隣の部屋からの話し声といった余計な雑音も入らないので綺麗な音で動画が作れます。
まぁ映像に関してはギターを始めて最初の1週間の様子で、クロマチックの練習を延々とやっているだけなので全く面白くないですけど(2分でカットしました笑)
そんな感じで動画でアップする方法も確認できたので、あとはコツコツ日々ギターの練習をしながら、たまに動画で進捗報告などやってみようと思います。