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小田原城北工業高校にて出前授業を実施いたしました。

2025年1月22日(水)に小田原城北工業高校にて出前授業をいたしました。

今回は株式会社ランテックの鉄筋工事の組立てを皆さんに体験していただこうと思い、実習授業としておこないました。

はじめにランテックの紹介や、「鉄筋工事とは?」をテーマに私堀田が教壇の前に立ち、説明をいたしました。
あまり大勢の前で話す機会なども少ないため、緊張をしてしまい、先生の偉大さを知りました。

生徒の皆さんの前で話す堀田。緊張しています。

続いて組立てになります。
基礎部分を組み、柱を立て、梁を通し、これを2つ皆さんで組みました。
鉄筋を組みためにはハッカーという道具を使い、結束をしていくのですが、まずはハッカーの使い方から。

工事部の保科と越田がハッカーの使い方やコツを教えます。

結束線が緩まずに締めれたときには皆さん嬉しそうな表情でした。
休み時間にもハッカーを使いたいということで「コソ練」をする方も。
2024年入社の髙𣘺もここ1年頑張ってきて成長してきたものを生徒の皆さんに伝えていました。

2024年入社の髙𣘺もしっかり教えていました!

組立てをしていきます。まずは基礎部分を組んでいきます。
どこで結束するのかマーカーを引いて目印にしています。そこに沿って皆さん結束していきます。

皆さんマーカーに沿ってキッチリ結束できました!

基礎ができたら、次に柱を立てます。柱を立てる手順に沿って立てていきます。柱の主筋をみんなで結束していきます。

鉄筋の長さもあるため周囲にも気を付けて立てました。

最後に梁を通します。
梁の主筋は今までのものより太くて長く重さがあります。この重さを知っていただくのも今回の出前授業の一つでもありました。
今回は幅止め金なども用意し、鉄筋の間隔がキッチリとれるように様々な鉄筋を用いていることもお伝えしました。

鉄筋がずれないようにしっかりと結束をすることを皆さん意識されていました!

いよいよ基礎、柱、梁を組んだものが完成しました!
だんだんとハッカーの扱いにも慣れてきたようで結束する場所はないかをみなさん探していました。
普段はコンクリートに埋まってしまい見る機会の少ない鉄筋が組まれた姿をみて強固な建物を作る一部分を体験していただけたのではないかと思います。

組んだものの鑑賞タイムです。

今回は小田原城北工業高校 建設科の2年生を対象に行いました。
建物の構造に興味が皆さんあるようで、鉄筋コンクリート造の鉄筋の部分はこういう形になっているのかと熱心に取り組んでいただきました。

鉄筋工事といってもなかなかイメージが掴みづらい業界となります。
我々も実際にどういうことを行っているのか、またそれがどうなっていくのかを熱意をもって伝えていきます。

より質の高い建物を作ることの誇りや新しい価値をもって社会から必要とされる会社として邁進してまいります。

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