【Radiotalk配信者の方へ】himalayaからの移行を可能にする背景について
Radiotalkは2017年8月より、「誰もが手軽に始められる音声配信サービス」をコンセプトに、プロ・一般を問わず音声配信によって活躍できる世界の実現をめざしてきました。「話すことで楽しませる」ことに意欲的な配信者のみなさま、そして温かいリスナーのみなさまに支えられ、これまで配信された音声はおかげさまで約100万件に到達しました。流通額はここ1年で約40倍に成長し、話すことで食べていく「職業トーカー」が誕生しつつあるこの音声エンタメの盛り上がりは、配信者・リスナーのみなさまと共に創っているものだと認識しています。改めて、いつもご利用いただき、ありがとうございます。
さて、このたび、同じく「音声配信」の事業を営んでいた「himalaya」において、今月30日(木)をもって「ユーザーによる音声配信機能」を縮小することが発表されました(※注1)。中国で6億人のユーザー数を誇る「himalaya」は、2017年より日本国内に上陸し、世界的に音声市場を牽引するサービスの一つです。
サービスは異なるものの、「himalaya」を使ってRadiotalkが目指す世界と同じように音声配信に励んでいらした方が、諦めることなく配信活動を続ける一つの選択肢となれることがあればという思いで、以下の対応を取らせていただくことにいたしました。
「himalaya」で配信されていた番組のRadiotalkへの移行を受け付けさせていただきます。
具体的には、「himalaya」で配信している希望者に限り、「himalaya」で配信していたコンテンツをRadiotalkのサーバに引っ越しすることで、「himalaya」での配信が消えることなく、かつ今後も(Radiotalkで)配信が継続できるためのサポートをさせていただきます。
Radiotalkで配信中のみなさまに予めお断りさせていただいた背景には、この対応により、過去に「himalaya」で12分以上の収録配信をしていた場合の音声もRadiotalkで配信される点があります。Radiotalkはリリース時からこれまで、「収録の時間制限は12分まで」という仕様でした。現に、時間制限の撤廃についても多くのリクエストをいただいていますが、方針変更についてはまだ試行錯誤している最中です。もし、今後この制限時間が変更されることになることがあれば、まず最初にRadiotalkユーザーの皆様にお伝えさせていただきます。
Radiotalkで制限時間を守ってこられた配信者の皆様には、今回の対応について、心を痛められる方もいらっしゃるのではないかという側面もあり、断腸の思いもある判断だったことは正直なところです。一方で、音声配信をする人が増えることで、リスナーの総数が増え、結果的にひとりひとりの配信者の方に新しいリスナーがつくことは、巡り巡って私たちのめざす「音声配信によって活躍できる世界」の実現に近づくのではないかと考えています。
「音声配信の主役となるのは配信者である」ことを主眼に、Radiotalkが配信者の多く集まる場を作ることで、皆さんと共創する「熱狂的な楽しい空間」を広く深く味わっていただけるよう、これからも開発していきます。
なお、himalayaの音声配信の縮小は、あくまで今後はオーディオブック事業(「himalaya聴き放題」)へサービスを集中していくためであり、音声市場のさらなる拡大は見込まれるものだと予測されています。今回の取組は、音声配信サービスの一翼を担うことができればという願いによるものです。ご意見に関しましては、こちらのフォームからいただければ幸いです。
お問い合わせフォーム:https://form.run/@radiotalk
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(※注1)himalaya公式サイトでのお知らせ
https://www.himalaya.com/article/himalaya/himalaya-800