二度と選手を絶望させたくない!その為の指導と教育。
初めまして!
垂水良介と申します。
2012年から指導者として野球に携わり、
現在の活動としては↓
・野球教室代表
・中学硬式チーム監督
・スポーツメンタルトレーナー
・スポーツフードアドバイザー
・スポーツ整体師
野球少年・少女の技術指導はもちろんですが、
”野球バカより野球人を育てる”指導、教育を行っています。
〜指導者になったきっかけ〜
私が現役を引退してから5年後の事でした。
現役を引退してからはあまり野球の話をしてこなかった父親に
「そろそろ野球に恩返しでもしたら?」と一言・・・。
実家のリビングでくつろいでいた私に何の前触れもなく急に
”名言”をぶつけてきました(笑)
「ん?野球に恩返し?親父は急に何を言い出すんや」と思いながらも
私は幼い頃からずっと野球をしていて、
野球を通じて色々な事を学び、育ててもらいました。
そんな私は父親に一言、
『そうやな』と。
それをきっかけに毎週、仕事が休みの時は出身チームである
シニアリーグのグラウンドへ顔を出すようになりました。
〜指導者の始まり〜
監督や先輩コーチからは「お前がやってきた事を教えてあげて」と
言われましたが、私は今まで人に教えた経験がなかったので、
とりあえず選手を見て、気付いた事を伝えていくという戦法に出ました。
それともう一つは選手とのコミュニケーションを取ることに
専念していきました。
そうこうしている間に選手の方から質問や何気ない会話をしてくれるようになっていき、私は毎週グラウンドに行く事が楽しみになりました。
【技術面と勝敗だけにしか目を向けなかった指導】
私が指導者になって半年くらい経った時です、
チーム編成があり、私はいきなりヘッドコーチに任命されるのです(汗)
目ん玉が飛び出るくらいの驚きでした(笑)
それからはベンチに入るようになり、
私の指導方向が変わっていきます。
・もっと結果を出してほしい。
・もっと強くなってほしい。
そんな気持ちの表れから、
技術と勝敗にしか目が向かなくなりました。
ミスをすれば『そんなんしてたら勝たれへん』と言い、
試合に負ければ『お前らヤル気あるんか』と怒る。
そんな指導に変わっていったのです。
【不合格通知】
指導者になって野球しか教えてこなかった私に
初めて選手の”進路”について考えないといけない時が来たのです。
この時までは簡単に考えていました。
・『高校行かれへん選手なんかおらんやろ』
・『クラブチームやから勉強せんでも何処かには推薦でいけるやろ』と。
今思えば最低なヘッドコーチ(指導者)ですね・・・。
もちろん、そんな簡単で甘い話はありません。
高校によって入学条件に違いはありますが、
学校の成績が大きく響いてくると知ったのです。
10月上旬のある日、選手が私に
『僕は○○高校への進学を希望しています』と言ってきたので、
その高校の入学条件を確認したところ、
12月の期末テストが鍵を握るという事がわかりました。
後日、親御さんも含めて面談を行いました。
しかし、現在の成績からは非常に厳しい状態だったので2ヶ月間、
野球を休ませ学習塾通いに切り替えました。
彼は猛勉強をしましたが、結果は時すでに遅し。
第一志望、不合格・・・。
今までまともに勉強をしてこなかった彼には
かなりハードルが高かったんだと思います。
私は自分に怒りを覚えました。
『選手に申し訳ない事をした』
『野球だけじゃなくて勉強もさせてあげればよかった』と・・・。
【私生活を見直す取り組み】
私はこれまで選手の私生活に目を向ける事ありませんでした。
野球の前に先ずは”学生”である事にフォーカスしました。
それからは選手に対して
・ちゃんと学校いってるか?(出席日数)
・提出物は出してるか?(内申点)
・テスト勉強してるか?(成績点)
・夜更かしはしてないか?(体調管理)
など学校(私生活)の事を言うようになりました。
(選手からしたら面倒臭い監督)
しかし、こんな言葉があります。
【因果応報】
〜良いも悪いも全て、自分の行動によって結果は現れる〜
まさにこの言葉の通りだと改めてそう思いました。
〜クラブチームで学んだ指導の方向性〜
私はこれまでクラブチームで指導者として野球に携わってきました。
その中で様々な困難や失敗を経験して数多くの事を勉強してきました。
選手から学ばせてもらった事もいっぱいあります。
その指導経験を活かし、新たな環境(世界)に進んでいこうと決めました。
【野球教室】
私が野球教室を営むようになってからは、
小学生にも指導を行うようになりました。
そこで新たな発見をしたのですが、
生徒のほとんどは学習塾に通っているという事です。
凄い英才教育です。←(羨ましい限りです、はい・・・。)
まさに文武両道こそがこれからの時代です。
従って私の野球教室では野球以外の習い事と無理なく
併用していけるように構成しています。
野球だけやっていればいい時代はもう来ません。
【志高く、必ず事を成す】
人である以上、野球の技術や勝敗よりも先づは私生活が
何よりも大切だと思います。
野球を取れば何の取り柄があるのか分からない選手は、
野球バカです。
好きな野球を納得するまで長く続けられる選手は、
”野球人”です。
私は一人でも多くの選手が野球バカより”野球人”の道に
進んで行ってほしいと願っています。
『野球人を育てていく』
これこそが私がやりたかった指導・教育です。
今後も私が指導者 兼 教育者である以上は、
未来ある選手の為と野球界の更なる発展の為に精進していきます。
それが、私が思う私なりの”野球に対する恩返し”だと思います。
私の自己紹介はこの辺りにしときます。
最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。
少しでも興味を持っていただいた方は、
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