見出し画像

ぐるぐると考えていることをことばにしてみる

昨年から、フィトテラピーを学んでいる。いわゆる植物療法というもので、ハーブやエッセンシャルオイルをはじめとした植物の力を使って、自分をケアする。アロマテラピーやハーブティーを生活に取り入れて、大きな病気になる前に、日々の小さな不調を軽減しようという考え方だ。

フィトテラピーを学んでいると、植物の力の偉大さや自然とかかわることの重要性に改めて気づかされる。一見、スピリチュアルのように聞こえるかもしれないけれど、薬の多くが植物由来の成分を使用していたり、野菜を食べると体に良いことが常識になっていたり、冷静に考えれば植物の力が偉大なのは腑に落ちる。

そんなことはさておき、今受講しているフィトテラピー講座の最終課題の提出が迫ってきた。カウンセリングや、特定の植物の使い方について問われているものもあるが、いちばん時間をとって考えているのは「フィトテラピーを今後、どのように役立て、だれに、どんな方法で伝えたいか」という問いである。

ちょうど働き方やライフスタイルを変えていきたいと思っている私にとってとても重要な問いである。今の仕事は嫌いじゃないけれど、少しだけ時間を減らして、もう少し時間と場所に縛られない生活にしたい考えている。すぐには自分の理想とするくらしにはならないかもしれないけれど、まずは3か年計画でいろいろなことにチャレンジしていきたい。

いろいろと構想を練っているのだけど、アイデアが少しまとまってことばにできそうなので、書いてみようと思う。

やりたいこと① フィトテラピー×書くこと

わたしは本が大好きで、いつだって本に囲まれていたい。少し時代遅れかもしれないけれど、とりわけ紙の本や雑誌が好き。あのなんとも言えない質感や、温度がわたしの癒しだ。小説でも、エッセイでも、哲学書でも、書き手の温度や質感を感じられる気がしてアナログな方法にこだわりたい。

今考えていること。それは、オリジナルのブレンドオイルやブレンドハーブを作って、それに文を添えて届けること。方法はサブスクのような定期的に自宅にフィト製品と文が届くというような形式にしてみたい。

フィトテラピーは、忙しい毎日の中でも自分を労わる時間を持ったり、ゆるめる時間をもったりすることが考え方の基礎である。なので、毎月(頻度は要検討だけれども)違ったテーマのフィトと、それに合わせた手紙のような、温もりのある文をお届けしてみたい。

自分が心から楽しんでいることや、自分がやらずにはいられないことを、誰かに伝えて、買ってもらって、生計が立つ。それができたら、すごくハッピーな人生になるだろう。これを「Morning Routine Business」と友人と一緒に呼んでいる。

やりたいこと② 植物×くらし×縁食

2つ目のやりたいことは、もう少し大きい。形式はわからないけれど、自分を表現できる場所を持ちたい。ずっと前から独立系の書店を開きたいと思ったり、そこで小さなカフェを開いたり、イベントを開催したり、自分を表現できる場所がほしいと思っていた。

その場所では、くらしについて考えたり、植物や自然の中で暮らしたり、居心地の良い場所にしたい。コンセプトは「縁食」だ。

縁食とは、大好きな藤原辰史さんの『縁食論』という本に出てくる考え方だ。孤食でも、共食でもない、縁食。ご近所さんと家の中でも、外でもない縁側にちょっと腰かけて、話をしたり、お茶を飲んだり、食事をしたり。そんなちょうど良い距離感を保てる場所を作りたい。

それはお店を持つということかもしれないし、自宅を半分解放するようなことかもしれないし、まだまだ形は見えない。けれど、実現できる方法はたくさんある。それを形にする方法を考えるだけで、わくわくする。

少し時間はかかりそうだけど、できたらものすごく楽しそう。

またいろんな人にあって、刺激をもらって、構想を練っていきたいな!
最後まで読んでくれてありがとうございます☺

With love, Risa

PS この文章を書くにあたり思い出した本をいくつか貼っておきます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?