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#0-2 旅の目的地と出発地

あと5日で、スペインに行く。いろいろと不安なこともあるけれど、日記感覚でもいいので、考えていることを記録しておこう。

とても好きな作家さんが書いていた言葉が印象に残っている。

たとえ同じ場所へ行くとしても、若い頃の旅と、年をとってからの旅は全くちがう旅になる。誰しも”今しかできない旅”がある。その旅に出る一度きりのチャンスを決して逃してはいけないと思う。恐れずに、旅に出よう。

コロナ禍で新卒入社して3年間。正直、苦しいこともすごく多かったけれど周りの人に支えられてなんとか続けることができた。いろいろな経験をして、たくさん学んだ。せっかくのキャリアを手放すのはもったいないかもしれないけれど、「いつでもここには戻ってこれる」と思ったのも、大きな決断をするきっかけの一つとなった。

”旅をする”ということは、目的地と、出発地(つまり戻ってくる場所)があるということだと思う。今回のスペインワーホリという旅は、わたしにとって大きなチャレンジである。いろんなことが上手くいくかはわからないけれど、何かあったときに帰ってくる場所は、ここにあるのだ。(そして、いつの日か目的地が帰る場所に変わっていく日もあるかもしれない。)

うまくいかなかったら、戻ってくる場所がある。いつも温かく見守ってくれる家族がいるし、たくさん笑い会える友達がいるし、同じ方向に歩いていける仲間がいる。特にこの数年でそれに気が付くことができてよかったと思う。あまり好きではなかった日本が、本当に居心地のよい温かい場所になって本当によかった。

そう思えたからこそ、チャレンジができる。思う存分楽しもう!働き方を変えたい、環境を変えたい、いろんな表現を身につけたい!

このnoteのインスピレーションとなった本:


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