高還元SESの「待機100%保証」に注意!
高還元SESが主張する「待機100%保証」について
高還元SESでは、待機期間中でも月給が減らないことを「待機100%保証」と称しています。具体的には、年収を月給と賞与に分け、待機期間中も月給を満額支払う仕組みです。ただし、待機時の月給は後の賞与から差し引かれます。
一方、弊社では待機時の月給として、平均賃金の6割を保証しています。平均賃金の説明は省いて、簡単に言えば月給の約4割程度とお考えください。
上記を踏まえて、以下の質問をChatGPTに投げかけてみてください。
結果として、弊社の待機保証が有利であることがわかります。
高還元SESは、弊社が提供する平均賃金の6割の保証を「薄い」と批判していますが、その批判が誤りであることが明らかです。
さらに、弊社の単価と給与還元率は高還元SESより良い待遇です。
弊社のIT分野における平均単価は72万円です。
また、入社3年目までは給与還元率68%で、月給は48.9万円になります。
さらに、交通費が別途支給されます。交通費は1.5万円と仮定します。
これを踏まえ、ChatGPTに再度質問すると次のようになります。
結論:弊社の方が122万円も有利という結果になります。
なぜこのような差が生まれるのかというと、高還元SESが「待機100%保証」と言っても、実際には会社がお金を出しているわけではありません。実際には、社員がボーナスのために毎月積み立てたお金を、待機期間中に使っているだけなのです。つまり、社員は自分のお金を使って、自分の給与を保証しているようなものです。会社はその間、何もリスクを負っていないため、社員が自分のお金で自分を支えているということになります。
さらに、待機期間が長引いて積み立てた賞与が不足すると、その不足分は会社からの借金として計上される場合もあります。待機5ヶ月目以降の給与は、会社への借金として加算されていく仕組みです。例えば、1年間待機した場合、240万円(30万円 × 8ヶ月)の借金を会社に負うことになり、その借金を復帰後の2年間で返済することになります。つまり、その間は賞与がゼロで働かなければならなくなるのです。
還元率の水増しの歴史でも述べましたが、新SES企業は印象操作が得意です。切り取った言葉に嘘はついていませんが、全体を通すと矛盾だらけの主張です。「待機100%保証」と聞けば、待機時の給与も満額支払われる印象ですが、実際には賞与が減額されるため、年収は大幅に下がります。また、「保証」と言っても、実際にはその資金は社員の賞与から充てられており、実質的には会社が保証しているわけではありません。X(旧:Twitter)上で新SES企業に「ダマされた」と被害を訴えている人たちがいるのも、こうした理由からです。
SES企業に転職することを検討されている方は、くれぐれもご注意ください。
なお、弊社の待機保証は文字通り会社負担です。賞与の積立金はなく、全額当月払いです。待機時の給与は会社資金から保証しております。
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