どうにもお金がないので潜入がてら治験行ってみた。
条件さえ整えば誰でもいける高額バイト『治験』
はじめに。
こんにちは、あるいはこんばんは。
リョウくんです。
フォロー、スキお願いいたします。
みなさんは『治験』をご存知ですか?
これから新しく販売される薬を自身の身体に投薬して、
臨床実験をする社会貢献度のとても高いバイト。
それが『治験』です。
今回は、年末年始でお金が必要なので初めて参加してみました。
ということで、その感想を共有していきたいと思います!
申し込みから参加までの流れ。
まず申し込みですが、ネットで「治験 地名」と検索すると、大手治験サイトの
広告が沢山表示されますので、そこから選ぶと間違いないでしょう。
サイトに入ると会員登録をして、募集中の治験が表示される様になります。
おおよそ簡単なのでここまでサクサクとできました。
今回参加したのは、3泊4日×2回の治験。
血液をサラサラにする薬のジェネリック医薬品の臨床検査とのことでした。
申し込みが完了すると、希望の日程を選択して
事前検査と説明会に参加します。
治験会場である病院に行き血液検査や心電図検査などをして、
投与される薬の説明や、治験前までの食事制限や生活習慣などの説明を受けます。
投薬にあたり、心配なことなどはこのタイミングで納得するまで確認するのが良いでしょう。
まだこの時点では参加できるかどうかは決まっていません。
これが1回目の通院で、後日検査結果が参加基準を満たしているか否か、合否連絡が来ます。
ここで合格すると、やっと参加に一歩近づいたという感じです。
ちなみに僕が参加したものは、
事前検査から合否連絡まで1週間の期間が開きました。
そして、もらえないところもある様ですが、
僕は今回、事前検査に参加するだけで「交通費3,000円」を頂きました。
参加決定から入院までの準備期間。
事前検査で合格すると、いよいよ入院までの準備期間になります。
まずは生活に多くの制限がかかります。
説明会で説明があるのですが、僕の場合は
■1週間前
・グレープフルーツを主に柑橘系果実と
医薬品やサプリメントの摂取禁止。
■5日前
・脂質の多い食事と過度のアルコールの摂取禁止。
・運動の禁止。
■3日前
・過度の喫煙禁止。
・飲酒禁止。
もっと項目はありますが、大まかにこんな感じでした。
さらに、入院前日誌という
・睡眠時間
・食事内容
・排便の有無
・制限を守れているか
を記載する日誌を毎日記入しなければなりません。
そしてここを疎かにすると、当日の直前検査で不合格になってしまう場合もあります。
入院2日前にPCR検査がありますので、しっかり感染対策もしておきましょう。
ちなみに、僕が参加した治験はPCR検査に参加するときも「交通費 3,000円」が貰えました。
体調管理をしっかりしつつ、荷物の準備もしていきましょう。
いざ入院してみると必要と感じたのが、
『延長コード』
2mくらいのものがベストだと思います。スイッチ付きでも良いですが、
消灯になると目立ってしまうので光らないものが望ましいと思います。
あとでまた書きますが、とにかくずっと暇なんですよね。
僕は帳簿つけたり色々仕事をしていましたが、それでも時間が余ってしまいました。
基本的に、スマホやPC、タブレット、ゲーム機などは持ち込み可能です。
ですが、音は出せませんのでイヤフォンを忘れてしまうとかなり致命傷です。
とにかく、暇つぶしの品はいっぱいあった方がいいと思います。
服装に関しては、採血が多いのでそれを踏まえたものを用意するのがいいです。
肩に羽織れる様なものがオススメです。
コロナ感染防止で換気の回数が多いので、かなり寒いです。
説明会の時にしっかり確認した方が良いものがいくつかあります。
・ティッシュ
・ドライヤー
・バスタオル
結構持参のところが多いみたいです。
僕はドライヤーがなくて困りました。
持ち物も準備できたらいよいよ入院です。
入院中の生活(スケジュール編)
スケジュールに関しては、それこそ治験会場によって大幅に違うので、
参考程度にお話しします。
①入院当日
11:00 病院に到着してまずは荷物検査。そこから尿検査をした後ベッドに案内
されます。
12:00 事前検査と同じ内容の当日検査。最終試験みたいなものなので、ここま
では気を抜けません。
13:00 昼食
18:00 当日検査の結果が出て、ここでやっと本参加が決定します。
19:00 夕食・入浴
23:00 消灯
②2日目、投薬日
7:00 起床
7:30 診察、採血、採尿、留置針の挿入。
8:30 朝食、この食事が大変で20分丁度で食べないと脱落という、、、。
早くても遅くても脱落。そして絶飲になります。
9:30 投薬。ここより14時まで直角の状態で座っていなければならないのと、
30分置きに採血があり、寝るのもトイレもダメという状態に突入します。
直角座りがまあまあキツいんですよね。
13:30 診察、絶飲解除。直角座りも解除。採血はまだまだ続きます。
15:30 昼食
16:30 30分置きの採血終了、留置針ともお別れ。
17:30 採血
21:30 採血
23:00 就寝
25:00 起床
25:00 採血、就寝
③3日目、1日中暇な日
8:00 起床
9:00 診察、採血
9:30 朝食
13:00 昼食
19:00 夕食
21:30 採血
23:00 就寝
この日はどのタイミングでも入浴可能でした。
④4日目、退院日
7:00 起床
9:00 最終診察
11:00 退院
スケジュールは①〜④を2回繰り返す内容でした。
投薬日の2日目が採血も多かったり、制約が多く大変でした。
それ以外は、いつでも寝たり動画見たりと、ダラダラ過ごせましたね。
入院中の生活(食事編)
入院中の食事についても病院ごとに大きく違うと思います。
興味深かったのが投薬日の朝食で、
20分ピッタリで食べ切るという高脂肪食と言われるもの。
「20分以内に食べてください。」なら簡単なのですが、「丁度」と言われるとこれが案外難しいです。
タイムキーパーのスタッフさんが10分前、5分前、1分前とそれぞれ教えてくれるので、それを頼りに食べすすめます。
投薬日の朝食以外は、朝食は魚系の弁当、
昼食はカレーなどのご飯に何か乗ってる系、
夕食が肉メインの弁当と普通の病院食みたいなものではなかったです。
ほっともっとのお弁当を想像してもらえればいいかと思います。
味も濃くて美味しかった。
入院中の生活(スキマ時間編)
治験というのは体調不良で入院している訳ではないので、
とにかく暇なんですよね。
病棟をウロウロして観察してみると、学生さんやフリーランスの方が多い印象でした。
僕もそのフリーランスのうちの一人ですが、
ロビーにはテレビとテーブルがあるので、皆さん宿題やお仕事をされていました。
テレビを見てロビーで過ごしてもよし。
ベッドの上で創作活動に励んでも良し。
溜まっている観たい映画を片っ端から観てもよし。
一番驚いたのはマンガが備え付けでたくさんあったことですかね。
こんなにあれば暇はしないなと思いました。
チェンソーマン、鬼滅の刃、東京リベンジャーズを
全巻読み直ししてしまいました。笑
この機会にできることをと思い、
3月に向けて確定申告の準備だとか、
デザインのテンプレート作りだとか、
溜まっている仕事も片つけることが出来たので、
フリーランスの方にはオススメかもしれないですよ。
まとめ。
今回の僕の体験談が、どのくらい他の治験に当てはまるのかは分かりませんが、
大まかにはこんな感じです。
食事、生活制限なども極端に制限しましょうではなく、あくまで一般的な範囲に収めましょう位の制限なので、割と簡単に出来てしまいますし、
入院中もじっと座っていられる人であれば難なくこなせるのかなと思います。
投薬後も特に体調不良などにはならず、
採血が多いため多少の貧血気味にはなりますが、
具合が悪くどうしようも無いという事態にはなりませんでした。
そして皆さんが一番知りたいであろう、今回の協力金は、
交通費 3,000円×3回(事前検査、入院前PCR検査2回)=9,000円(都度払い)
入院協力費 120,000円(最終日手渡し)
計 129,000円
でした。
溜まった仕事を片付けることができて、読みたかったマンガが読めて13万円近く貰えるならめっちゃ良いですよね!
また絶対に参加したいです。
120日期間を空けるとまた参加できるので、次は4月に行ってきます。
長くなってきましたし、落としどころも見当たらないので、
突然ですがもう書くのやめます。笑
もし気になる所などがあればお気軽にお尋ねください!
長い記事ですが、最後まで読んでいただきありがとうございます。
ぜひスキとフォローをよろしくお願いいたします!
もし少しでもサポートいただけるのでしたらそれほど嬉しいことはありません。
今回この記事を読んでいただいた方の中で、
【北海道在住で治験に参加をしたい方】
がいらっしゃいましたら、僕に一度ご相談ください。
少々ですが協力金をアップすることが可能です。
先着10名様まで!