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色褪せた手ぬぐい
私の手ぬぐい縄文コレクション
とある窓に、カーテン代わりにズラリとぶら下げてあるのだ。が、
よく見ると、ずいぶんと褪色している。
窓スペースにおさまらず、壁にかけてある手ぬぐいとの色が全然違うのだ。
この事実に気づいたとき
いくつかの理由で、ショックだった。
ひとつは、お気に入りで、思い出深い柄の手ぬぐいほど、
センターのもっとも日が当たる場所にかけていたので、
お気に入りほど、その褪色が激しいこと。
ふたつめは、「なぜ、こうなるまで気づかなかったのか?」と、自分を情けなく思ったこと。
大事なことにも気づかずに、急いで通り過ぎていた。
私は一体、何を見てきたんだ?
実は、大事にしたいものを大事にできていないのは、手拭いだけじゃない。
縄文遺跡巡りで子どもたちと大人買いした「土偶ガチャ」や、
祖母に買ってもらった「なまはげの置物(土鈴)」、
学生時代に両親と会津で買った「起き上がり小法師」など…
棚に並べてあるのに、ホコリをかぶっている。
並べ方も雑。
「リソースがなかった…」
と言いたいところだけど、
未来への不安や目の前の締め切りに、踊らされていただけなのかも。
もっとクリアになったら、
毎日に安心感を得られたら、
大切にしたいものも大切にできるかもしれない。
もっと言うと
もしかしたら、大切にしたいもの、お気に入りのものは、自分の分身かもしれない。
だから、大切にしたいものを大切にできたら、それは自分を大切にすることにもつながるのでは?と思った朝だった。
まだ、心の膿が溜まっているようだ。
さいごに。
今年、御所野遺跡でゲットした、岩手土偶手拭いが最高に可愛いから見て!笑
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