#1 マラソンとの出会い
みなさんはマラソンはお好きですか?
だいっきらい!!!!という人がほとんどではないかと思います。
それもそのはず走ってるだけって飽きてくるし、つまんない、キツイ、しんどい、疲れる。学生時代もそして現在でも走ることはキツイことだと脳内に叩き込まれている方が8割以上を占めるのではないでしょうか。
マラソンというのは、昔ギリシアの勇士が戦場のマラトン( Marathon )からアテネまで走って戦勝を知らせた事に由来して呼ばれるようになり、距離は途中コロコロ変わったものの現在は42.195kmで定着しています。
とはいうものの皆さんがマラソンと聞いて思い浮かべるのはおそらく学生時代にあった冬の体育の授業だと思います。
私が通っていた小学校でも冬にマラソンの授業、そしてマラソン大会があり、授業ではグラウンドを走り、大会では学校の近くの道が大会のコースになっていました。
授業のことまでは覚えてはいないのですが小学1年生のマラソン大会で私は学年で4位でした。
これが私のマラソン大会との最初の出会い。終わった後の感想は素直に楽しかった。もちろんキツいというのはありましたがそれ以上にいろんな友達や家族に速いねって言われたり、褒められたりして、小学生の男の子が何かを好きになるには十分すぎたと思います。
私は小学校に上がるまでは小児喘息に罹っていて、幼稚園の頃は運動がほとんどできない状態で、背も学年で1番低く体も小さかったので、マラソン大会の応援に来ていた母もまさか息子が4位という上位で戻ってくるなんて夢にも思わずとてもビックリしてたみたいです。
こうして小学校1年生の初のマラソン大会で上位で走れたことをきっかけに自分にとってマラソン大会という行事は特別なものになっていきました。
2年生は5位
3年生4位
自分の小学校は、2クラス約60人の男女比ほぼ半々だったので30人中の5、4位は上位13-16%なので冷静に数字を見ればそこまで凄いわけではないのですが、自分の小学校では大会の後にゴールした順位の数字が書かれたカード渡されていて、初めてクラスメイトと何かで競うという体験でもあり、内に秘めていた負けず嫌い精神を燻られ、より好きになれた要因の一つだったのかもしれないと今では思ったりもします。
低学年の時は訳も分からず何か努力をしたわけでもなくただがむしゃらに走ってたら、いい順位を取れた。そこにそれ以上の感情はありませんでしたが小学校高学年になるにつれて徐々に心情にも変化が現れていきます。
Next.楽しさが悔しさに変わった高学年。