今回の欧州遠征は、60点。
10/30水 欧州遠征35日目
◎アントワープ→パリ 約340km
Flix Bus 約6時間
☆移動日
本日で2泊したアントワープにお別れ。バス乗り場が宿から徒歩3分という最高な立地なのをいいことに出発の30分前まで布団にくるまっておりました。
ヨーロッパでもまだ気温は10-15℃とそこまで寒くないですがレースの日以外怠惰な生活を送っているとなかなかスパッとお布団から離れられなくなっているようです。
フルグラが役目を果たしてもういないので何も食べずにバス停へ。
相変わらず定刻から、20分遅れでバスが到着しアントワープのきれいな街並みを後に。
本当はバスの中でNoteを記したいのですが確実に酔うので外の風景を見ながら、1ヶ月以上に渡ったヨーロッパとももう直ぐお別れだなぁとか1週間後にはもう日本に帰り着いてるとかそういうことを考え始めていました。
今日に関しては、本当に移動しただけで何も書くことがないのでここで今回の欧州遠征について、どういう状態で何を得たのか自己採点とともに振り返っておこうと思います。
点数で言えば60点。
自己ベストを2度更新した割に低いと思うかもしれませんが去年自分がベルリンマラソンにエントリーした際、そして今年の初めに掲げた目標は
1.ベルリンマラソンで2時間30分を切る。
2.5レース全てで2時間40分を切る。
どっちも達成するどころか遠く遠く及ばず。
こちらのNoteでも親しい友人などにも度々話しておりますが5月から、ベルリンに向けてタイムを10分縮めなきゃいけないとのことで、今まで以上に負荷の高い練習を取り入れましたが結局自分の脚がその負荷に耐えきれず足底筋膜炎(脚の裏が伸びた時に強い痛みが出る)を悪化させて、レース前の大事すぎる3ヶ月(6-8月)を丸々棒に振ってしまった時点で1も2も絶望的でした。
練習にようやく復帰したのが9月の頭ですでにベルリンまで3週間しかない中でいかにしてタイムを出す(レースに直結する)練習を線と線で繋いでいくかを考えに考え抜いて取り組み、なんとか2時間35分を切る(この時点での自己ベストが2時間39分4秒)自信があるとこまで持っていきました。
つまり、最初からどんなに頑張っても80点がMaxの遠征でした。
その中で迎えた初戦のベルリンは2時間39分23秒。マラソンも5ヶ月ぶりと久々だった割には前半から攻めれたレースでしたがやはり、24kmで脚が攣りそうになる。残り18kmも残してこういう状態になってしまうのは、自信はあったけど練習量が足りなかったと素直に思います。
それでも2時間40分を切れたことで状態を上げればまだベスト更新は狙える。と同時に今の状態では2時間35分を切れないこともしっかり悟りました。
続いて2戦目のケルンでも自己ベスト更新を狙ったものの8kmで右ふくらはぎに強い痛みが走り、応援の力を一身に受けて、2時間42分34秒と悪いなりにまとめる内容。ただ初戦のベルリンで全てを出し切って、回復が追いついてないことでの痛みだったので残りのレース厳しいなと正直感じました。
その中で迎えた3戦目のミュンヘンでは案の定、確実に右ふくらはぎがなんらかの損傷を起こしていて3kmで強い痛みに襲われる。過去1、途中棄権も考えたレースでしたが痛みに耐えて、後半からは雨の助けも借りて気迫を取り戻して人生初のネガティブスプリット(前半ハーフのタイムよりも後半ハーフのタイムの方が早く走ること)を達成。
この3戦目が確実にターニングポイントになったのは言うまでもありません。よくアニメや漫画で主人公が劇的に成長する分かりやすい局面てあると思いますが確実にこのレースの後半25km以降が自分にとってはそれでした。
4戦目は、この状態で走ると1kmさえ持つのか?脚がぶっ壊れるんじゃないか?という気持ちがとても強く、誰がどう見ても絶対に走るなという状態ながらの強行出場。
とにかく前半から足の痛みがいつ来るのかに怯えながら、それでも前回3km 前々回8kmと序盤も序盤で痛みが強く出ただけにその比較対象がデカすぎたことをうまく利用して考えながらの走り。
そして前回初めてのネガティブスプリットを達成した自信から痛みが強くならなければ後半なんとかなるという気持ちを持って走り抜いて、まさかまさかの自己ベスト更新。大げさではなく自分の人生史上1番衝撃的な結果だったと言えると思います。そして脚の痛みも無事に済んだことも本当に良かったと思いました。
そして迎えた最終5戦目は、4戦目が全く自分の走りとはかけ離れた中で自己ベストが出せたので痛みさえなければ自己ベスト更新は間違いないと自信を持って挑みました。さすがに過去4戦の疲労もそれなりに出た部分はありましたがそれでも自分の普段の走りに近い形で自己ベストを僅かながら更新。2週連続の自己ベストでしたが今回は最初から狙って、自分でやれるぞとポジティブな気持ちを持って臨んでの更新だったのでこちらの喜びがやっぱり正義だなと思いました。
というわけで本当にいろんな心情が目まぐるしく移り変わる中での5戦となりましたが
1戦目のベルリンで目標は達成できないながらも、人生で2度目の2時間40分を切れたこと。
2戦目のケルンは、悪いながらも2時間42分と自己ベスト+3分におさめ、安定感が増したこと。
3戦目のミュンヘンは2時間48分44秒と1番タイムが悪く、途中までは1番酷いレースになると思っていましたが人生初のネガティブスプリットを達成し、後半にペースを上げるレースの楽しさを存分に味わい、自分でも後半やれるんだと自信を高めたこと。
4戦目は自分でもよく分からないけど自己ベスト達成したのと先週高めた自信をそのまますぐに発揮できたこと。
5戦目は過去4戦の経験を全て活かして自分の走りで自己ベストをわずかながら更新したこと。自己ベスト更新する楽しさを改めて感じれたこと。
と各レース全てで何かしらの自信を高める走りができ、特に精神的に成長できた良い遠征だったなと思います。
なのでほぼ最初から60点満点の中で60点取れたんじゃないかなと個人的には思っております。
良い遠征でした!
途中は本当にメダル全部持って帰れないかもと思ったので、、、
2024年 欧州遠征・秋
9/29 Berlin 2:39'23(75-83)
10/6 Colonge 2:42'34(76-85)
10/13 Munich 2:48'44 (84-84)NS
10/20 Amsterdam 2:38'33(79-79)PB
10/27 Frankfurt 2:38'19(77-81)PB
これにて遠征は幕を閉じました。
ちなみにおまけとして、ベルリンとアムステルダム以外の3レースは一応日本人1位でした。一応。
アムステルダムは2位でした、、
フランクフルトは最後ラスト200mのとこで日本人の人抜いたのにスタートロスの関係で、、、勝負に勝って試合に負けた的な。笑 なので一応。
まあ日本人からの参加者が少ないのでこの順位は、ただの確率論の証明みたいなものですが。
残りはただのグルメ旅です。
パリに向かう途中に40分の長めの休憩があって、そこのサービスエリアの中にケンタッキーがあったので、チキンを2つとバーガー1つ食べたのですが最高に美味しかったです。やっぱケンタッキーが1番でしょうか。
そして、花の都パリに到着しました。
取ってた宿がまさかの去年も泊まったところでした。笑
宿に着いたらベッドメイキング、スーパーに買い物して、夜はスーパーで買ってきたポテト料理をチンして食べましたがまずまず。
そんなに当たりを頻繁に引けるほど甘くはないです。
にしても99%クレジットカードで支払いしてるから、支出を振り返るのが楽で漏れがないのでとても良いですね☺️
35日目 11,831円
レース関係費 0円
交通費 4,454円
アントワープ→パリ 4,089円
パリ バスターミナル→宿最寄 365円
観光&娯楽費 0円
食費 3,042円
朝 -
昼 ケンタッキー 1,485円
夜 スーパーで買ったポテト料理
スーパー 1,557円
宿泊費 4,335円
City in Paris 4,338
通算 440,105円 Ave.12,225円
食費 101,180 Ave.2,810
宿泊費 166,700 Ave.4,630
交通費 73,700 Ave.2,047
レース関係費 24258
観光&娯楽費 68061Ave.1,890
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