iPadで使えるノードエディタ - BeeGraphy beta
オンラインのブラウザ上で作業できるノードエディタのBeeGraphyを以前試しに使ってみたので紹介したいと思います。
BeeGraphy
BeeGraphy is a cloud-based platform designed specifically for computational designers. It offers seamless, cross-platform compatibility and eliminates the need for any installations, so you can work on Windows, Mac, or Linux. With the ability to create models in the cloud and share them through a simple URL link, you can collaborate and co-create with individuals and teams in real-time. Our software allows you to share your parametric models without revealing the underlying script, enabling you to showcase your designs with confidence. You can also market your models in our online store and earn passive income.
Bee Graphyはクラウドプラットフォームで構築できるノードエディタで、たとえばGrasshopper (Rhino)やDynamo (Revit)、Geometry Nodes (Blender)、HoudiniなどのVisual Programmingツールをすでに使っている人であれば比較的扱いやすいサービスだと思います。
Visual Programmingの初学者でもBeeGraphyのYoutubeにいくつかサンプルがあるので参考に試してみてください。
PC（ブラウザ）でのテスト
下記の動画はPC (Win)環境でのブラウザ上のテストの様子です。ブラウザの種類(Chrome, Firefox, Edge等)によって表示が若干変わりますが、ほぼ同じように操作できました。MacやLinuxでも操作可能のようです。
Computational Design on Web Browser - Testing BeeGraphy beta for free
31.08.2023
Example: Delaunay mesh from Points
Hardware : PC (Win) + Keyboard + Mouse
Node edit, video : Kagami
ちなみにこのノード自体は以前自分がGrasshopperで作ったものを参考に、対応するノードを探しながらオリジナルで作っています。（ほとんどGrasshopperと同じでした）
iPad（ブラウザ）でのテスト
PCだけではなく、より気軽に持ち運びのできるiPadでも試してみました。iPadのブラウザ上で一からノードを構築することも、PCですでに作ったモデルを開いたりシェアしたりすることもできます。下記のノード構築もオリジナルのものです。
Computational Design on Web Browser - Testing BeeGraphy beta for free
01.09.2023
Example: Pipe Sculpture from Points
Hardware : iPad Pro + Smart Keyboard + Mouse (logitech)
Node edit, video : Kagami
Webリンクをシェア、埋め込む
3DをBeeGraphyのEditor画面上で表示するだけでなく、パラメトリックなモデルをWebリンクで簡単にシェアしたり、外部サイトに埋め込んだりすることもできます。
下記の動画では、前述のモデルのwebリンクを取得して、iPhoneでパラメータを簡単に変えることのできるパラメトリックモデルとして共有しています。 (モデルリンクはこちら)
動画中、Webサイトに埋め込んでパラメトリックモデルを共有するワークフローも紹介しています。
Integrate Computational Design to Web using iPad - BeeGraphy beta
01.10.2023
Example: Pipe Sculpture from Points
Hardware : iPad Pro + Smart Keyboard + Mouse (logitech) + iPhone (SE)
Node edit, video : Kagami
3Dモデル出力・AR・ファブリケーション
ブラウザ上で表示するだけでなく、OBJ、STLといったフォーマットで3Dモデルを保存することもできるので、他の3Dソフトなどで開いたり共有することもできます。
以下は保存した3DモデルをiPhone上のiRhinoで表示したもので、iRhino ARで簡単にARモデルを表示させることもできます。
また、iPad上で使える他のアプリでも簡単に試してみました。
Baking Parametric 3D Model from iPad Browser - BeeGraphy “Pipe Sculpture”
03.09.2023
Example: Pipe Sculpture from Points
Hardware : iPad Pro
Node edit, video : Kagami
3Dプリンタを使用した動画は編集中なのでまたアップデートしたいと思います。
BeeGraphy API
APIについてはまだ試せていませんが、近々試してみたいと思います。
ノードエディタのWebでの利用についてはGrasshopperでも試してきたので、また別の機会に紹介したいと思います。
以上です。ありがとうございました。
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