見出し画像

はじめに (地域コミュニティの作り方)

 2020年はソーシャルディスタンスを意識した生活を余儀なくされました。そのため、これからの時代のマーケティングは、「あまり人が動かないこと」を意識することが大切になってきます。これからの社会は、「いかにしてファンを大切にするのか」がキーワードになり、ファンマーケティングが重要なトピックになって来るでしょう。

 この考え方は、地方創生の文脈においても変わりはありません。私は、学生の頃からファンづくり型地域振興を志し、私が携わる全てのプロジェクトは、いかにして「ファンコミュニティを作り出していくか」を念頭において実践してきました。この考え方は、苦しくも未知のウイルスの脅威によって必要性が問われることになりました。これからは、効率の良いコミュニティを形成し、そのコミュニティ内の人をファンとしながらサービスを提供するコミュニティビジネスの話題が増えて来ることでしょう。

 今までのプロモーション方法は、AIDMAの法則やAISASの法則

A Attention:認知・注意
I Interest :興味・関心
D Desire :欲求
M Memory :記憶
A Action :行動

A Attention:認知・注意
I Interest :興味・関心
S Search :検索
A Action :行動
S Share :共有

などを参考に考えられてきたかと思います。しかしながら、SNSの普及に伴い、浸透してきたインフルエンサーの影響力がさらに高まってくることが予測されます。特にコアなコミュニティ内のインフルエンサーの影響力は強くなることでしょう。

 私は、恥ずかしながら商業的なマーケティング分野からは離れたコミュニティ創造の分野にいた人間のため、商業的な成果を求められると参考になる話はあまりできないかもしれません。

 しかしながら、地域にコミュニティを創造し、人が集いながら、新しいことを生み出す手法・法則に関しては経験からお話することができるかと思います。

 このマガジンでは、その手法を順を追ってご紹介できたらと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?