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47都道府県を巡って個人的に可能性を感じたランキングトップ7を作ってみた

1、背景

 先日、47都道府県訪問制覇をしました。

 最後の47都道府県目が和歌山県で、32歳での達成となりました。

47都道府県目 和歌山県

46都道府県目 奈良県

45都道府県目 宮崎県

44都道府県目 大分県

最後は、このような訪問順になりました。

44都道府県目からは、あえての訪問を避け、仕事として、いつ訪問できるかを楽しみながら、社会人生活7年目で無事に達成することができました。頑張れば、縁ができて呼ばれるものだと実感しました。

 今日は、せっかくなので、47都道府県訪問をした記念として、個人的可能性を感じたランキングトップ7をまとめたいと思います。


2、第7位

 第7位は、徳島県です。

 個人的に縁があるため、思い入れが強いのもあるかもしれませんが、四国は多大な可能性を秘めていると思います。

  徳島県を選んだ理由は、県西エリアを中心に藍染めなど世界から注目されている技術を持った方が多く、日本の古き良き原風景が残っているからです。

 大阪府・兵庫県や岡山県からのアクセスも四国の中では良く、四国の玄関口として、これから注目のエリアになると思います。


3、第6位

 第6位は山形県です。

 私が大学院時代に研究をした朝日町がある山形県。山形市は、東北の中心である宮城県仙台市からのアクセスも良く、東北で活動する上では便利なエリアです。

 近年、日本列島の異常気象も見られ、四季を感じる機会が減っているように感じます。そんな中、山形県は、春夏秋冬がハッキリした四季を楽しめる貴重なエリアだと思います。


4、第5位

 第5位は、広島県です。

 広島県は、瀬戸内海側の穏やかな海と島根県側の山間地域など県内の中でも様々な顔を持つ地域です。

 個人的には、島根県側から広島市内に高速道路で向かった際、トンネルを抜けたら大都会を小高い山の上から見下ろせる光景に思うことがありました。

 それは、広島市のまちは、1945年に1度、すべてが焼き尽くされてしまった上でできあがったまちだからです。

 忘れてはいけない戦争の悼みを含め、広島県のシビックプライドに今後の可能性を感じています。


5、第4位

 第4位は、兵庫県です。

 兵庫県は、広島県同様、県南と県北で特徴ある顔を持っていることが可能性を感じています。神戸のような大都市がある一方で、県北の豊岡市や新温泉町のような湯治場があります。

 たつの市の牛革の文化、豊岡市の鞄づくりの技術など、モノづくり技術が伝統として保全されていることが可能性を感じています。

 ここは、正直、悩みました。

 京都府も京都市内の文化と県北の伊根町や天橋立などの観光エリア。

 大阪府も河内長野市南部・和歌山県との県境の都心からアクセス抜群の里山。

 このような魅力を感じる中、どこで差をつけるかと考えた結果、兵庫県県北の斬新な活動に注目をして、兵庫県を選びました。


6、第3位

 第3位は、富山県です。

 富山県は、南砺市の五箇山など山間部の世界遺産をはじめ自然と文化が地域に根差した地域です。

 何より「水」が美味しい。そして、「食」が豊かです。

 南砺市・砺波市・氷見市の森里川海の流れを感じる街並みは、この地域ならではの景観で個人的には思い入れの強い地域です。

 氷見市で、ブリ革を活かしたモノづくりをはじめた若者がいるなど、新たな動きにも注目しています。


7、第2位

 第2位は、茨城県です。

 魅力度ランキング47位を2019年度まで続いて茨城県。

 この結果の裏側は、「日常が豊かに過ごせるエリア」だと私は感じています。

 東京から1時間程度で、通える好立地で、豊かな平野が広がる地域というのは、かなり希少なエリアだと思います。

 東京の台所を支えているといっても過言ではない高クオリティの農作物の数々は、生活をしてみないとわからない幸せを与えてくれます。

 都心に近い農村エリアとして、もっともっと注目されておかしくない。そんな高いポテンシャルを秘めている地域が茨城県です。


8、第1位

 第1位は、大分県です。

 大分県を選んだ理由は、神々しい朝霧が広がる日常的な光景です。

 福岡県福岡市・北九州市からのアクセスも良く、四季折々のネイチャーレジャーも楽しめる。自然・文化・交通アクセス、どの面をとっても人が暮らすに楽しめる地域だと思います。

 そして、1位を選んだ理由は、やはり温泉です。コロナ禍で温泉になかなか入れないことが個人的なストレスでした。温泉とサウナが日常的に揃っていることは、令和の生き方にとっては必需品だと個人的には思っています。

 別府や湯布院のような高級旅館も魅力ですが、大正・昭和、それ以前からあったであろう良い感じのひなびた温泉が100円から入れる身近さも魅力です。


9、総括

 ランキングをつけてみて気づいたことは、うまく地方ごとに分散されていることです。それだけ、地域を巡り、それぞれの地域を見て、自然・文化・人の縁などを感じていたのだと思いました。

 日本には、まだまだ表に出ていない魅力があるはずです。その魅力をこれからも掘り下げていきたいと思います。

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