人生に役立つ力【傾聴力】
准看護師から看護の仕事を始め、
看護師になり、
看護職歴は今年で21年になりました。
看護の仕事を通して感じる、あると人生に役立つ力。
今日はそんなお話しです^_^
🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀
看護の現場だけで無く人生に必要な力。
コミュ力?判断力?決断力?
そんな力ももちろん大切です。
しかしそれをはるか凌駕する力って知ってますか。
それは、
傾聴力
です。
カウンセラーの仕事は
話を聴くこと、
と言われてるほど傾聴力は重要です。
看護師にとっても重要で、
傾聴という言葉は看護の教科書にも載っているし、
看護学校の授業でも傾聴を教わりました。
もちろん日常でもとても大切。
奥さんに、
ちょっと!聴いてる⁉️
って言われたことありませんか❓
旦那さんに、
ちょっと!聴いてる⁉️
って言ったことありませんか❓
自分の話題を途中で誰かに持っていかれて、なんかモヤモヤしたことありませんか??
幸せホルモンと言われるセロトニンは、
会話をするだけで出ることが分かっています。
話を聴いてもらって気持ちが楽になったとかスッキリした、
というのは根拠のある話なんです。
そして話を聴くことは、相手へのプレゼントででもあるんです。
こちらも相槌を打って相手の聴くと、
前頭葉の活性化によるリラックス作用という嬉しいオマケつき。
ここでお伝えしたいのは、
BGMを聞くようにとか、
頭に色々なアドバイスを考えながら聞くとかではない、
傾聴
という聴き方です。
心をよせて、
あたかもその人であるように聴く。
こうして文字で見ると簡単そうなんですけど、
なかなか難しい。
なぜでしょうか?
人間には物事の間違いを正したくなる
正したい反射という反射があり、
その反射のおかげで、
ついつい「そうじゃなくてね...」と話に割り込んでしまったりします。
また、
本能的に人間は聞くよりも話す方を好むらしいです。
休憩室で話をしていると、
みんなの話を聞いているうちに「私もこんな事あってさー」と、
話したくなったりしませんか😊
もちろんそれ事態悪いことでもないのですけど、
部下や友達、奥さんのお悩み相談中は、
ちょっと問題かもしれません。
そもそもなんですけど相談相手は、
バシッとアドバイスを貰って解決したい!
なんてあまり思ってない場合も多いです。
プロカウンセラーの聞く技術の著者
東山さんは、
カウンセリングの集結の目安を約2年と書いていたり、
心理学者でカウンセラー、来談者中心療法の創始者カール・ロジャースさんは、
クライエントに前向きな変化が生じてくる平均回数はカウンセリング開始から、
7〜15回目くらいと言っています。
プロ中のプロでもいきなりバシッと解決!
は不可能。
むしろそこを急ぐと、
芽吹いた草花を早く大きくしようと、
上から手で引っ張ってしまうようなもの。
そんなことをしたらせっかく伸びようとしている花も枯れてしまいます。
なんか有効なアドバイスをしないと!
と頭で話を聞く必要は無く、
うんうんとうなずきながら、ゆっくり話を聴くだけで良かったりします。
最後に相談を受けている時の
【聴くと話す】のちょうど良い割合をお伝えします。
聴く8割、話す2割。
この比率は、さまざま文献がありますけど、体感的に僕のベストは聴く8割、話す2割ですね。
ぜひ意識しつつお話を聴いてみてください✨
ありがとうございました🌈
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