FF8のリメイクを考えてみる

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> 俺の考えた最強のFF8 <
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ちょっと前にXで少し書いたんですが、FF8のリメイクをするならどういう感じになるのかなという想像してみたいと思います。

案1:原作に忠実 案

案2:現代に合わせて親切演出&システム修正 案

案3:いっそカードをシステムの中心に据える大改革 案

です。

◆【案1】原作を愛してる既プレイ者向け

原作を、ビジュアルを新しくして作り直します。
一言でいえばそれだけなんですが、戦闘のテンポが悪い所、フィールドでの足が遅いところ等、リマスターで補強されている所を修正。他にもジャンクション入れ替えを付ける、一番最初にジャンクションについてのチュートリアルをつける。
戦闘中のドローはもっと数がもらえるようにする等、スピードアップさせてストレスは少なく。
ストーリーや演出は特に触らず、原作が好きだった方が『安心』して『綺麗でテンポのいいFF8』をプレイできるようにする。

◇《1案の意図》

アニメでもゲームでも、リメイクにおいて原作好きの方の一番の懸念は『原作と大きく変わってしまうこと』だと思います。
これは漫画のアニメや、ドラマ化の際にもよく見られる意見だと思います。
特に新たなストーリーが追加されたことにより、キャラクターの解釈が変わってしまうというのは『荒れる原因』となり、好き嫌いが分かれるところだと思います。
その不安部分を極力取り除いた、『絶対安心』な作品になると思います。

◆【案2】原作好きに配慮しつつ、新規ファンにもアピール(FF7リメイクはこれ)

FF8のコアシステムであり物語にも絡んでくる『ジャンクション』は残しつつ、不評だったドローや魔法の個数制、レベル変動制などは変更するという案です。
ドローはアビリティで装備すると『魔法をぶんどる』に変更。魔法の個数制もやめて、魔法はドローのみで取得可能、精製は一度でもドローした魔法でのみ可能。精製で魔法レベルを上げ強化できるように変更。レベル変動制は削除。
キャラクターごとの差が特殊技しかないため、キャラごとに近距離・中距離・遠距離の特徴を持たせて(例:スコールは近距離、キスティスは中距離、アーヴァインは遠距離)、敵の攻撃に対応できるようにするといいと思います。

ストーリーは大きな流れは変えないが、演出は大きく変更。
FF8で顕著な、『一つの情報をあちこちの町に分散したサブキャラに語らせて、情報をつなげると真実がわかる』というのをやめる。

特に、スコールとラグナ・ジュリアとリノアが親子であることをハッキリ明示し、ラグナ&ジュリアで叶えられなかった『愛』を子供であるスコールとリノアが叶える。という部分を中心にして描く。(これがFF8の一番コアの部分のはず)

他には、サイファーをきちんとスコールのライバルであるように描く、魔女の歴史をはっきり描く、SeeDの凄さが不明のため活躍できるシーンを入れる、本物の魔女の魔法と世間が使う魔法は何が違うのか?も不明なのできちんと差別化。
リノアをもう少し好感度の高い女性として描く。
スコールが唐突にリノアを好きになったように見えないよう、きちんと到達点ごとにスコールにリノアに対しての気持ちを心の中で語らせる。

最後に、リノア→アルティミシア説を入れ込むならこの案だと思います。
ED分岐にして、とある厳しい条件をクリアしたパターンでのみリノアがアルティになる…というIFをいれるのも面白いと思います。

◇《2案の意図》

FF8は賛否両論の作品であり、不評であったところが誰に聞いてもほぼ一致している『修正しやすい』作品だと思います。
不評であった部分はほぼシステム面であり、『ジャンクションが分かりにくい・ドローがめんどくさい・魔法が減るから使いにくい・レベル変動性がきつい』というもので、システムが理解できないと召喚獣か特殊技のみで攻略することになり、ルナパンの機動兵器8型BISやアデル戦が詰みポイントとなるんじゃないでしょうか。
以前あったスクエニ北瀬氏のインタビュー(https://automaton-media.com/articles/new...)を見るに、その意識はあるのかなと。

ストーリーに関しては、FF8はわざと『わかりにくい』感じで作ってあり、じっくりプレイする方にはそこが面白いんですが、時間を大事にする現代の価値観にはそぐわない為、もっとわかりやすくはっきり描く方がいいかなと。
昔は、直接描かない・想像させるのが上質な演出でしたが、現在は主人公がどう考えたのか、事実は何なのか。はっきり描くのが主流。行間を読むという演出をやめると多くの人が理解しやすくなります。

◆【案3】システム面をカードで強化する!

H×Hのグリードアイランド(以下GI)、遊戯王のカードバトル、仮面ライダーのガッチャードを融合させ、『カード』が生活の中にもっと根付いている世界に変更し、FF7のマテリアシステムのように、カードを直接装備してキャラクターを強化できるようにする。
カードの見た目は、インスクリプション後半の電子カードとか、一風変わった感じにするといいと思います。

例えば、魔法は魔女とモンスターのものであり彼らだけが魔法を使える。
モンスターは特殊な攻撃(カード化アビリティ)でカードに変えることができる。これをドローと呼ぶ。そのカードを持っていると一般市民も魔法が使える。
ただし、ガーデン生はこれを『ジャンクション』という装置(オダインが制作したジャンクションマシン)に装備する特別な方法で使用している。
特に、一般人には倒せないガーディアンフォース(以下GF)という特別な強いモンスターのカードを使っていて、非常に強力な攻撃ができる。

GIのように物はカードに変えることができ[カード]、カードに戻すこともできる[ドロー]。(GIのカード化とゲイン)
人々は普段使わないアイテムはカードに変更していて、使う際にはアイテムや武器に戻して使っている。
これで、スコールが武器やアイテムどうやって持ち歩いてるの?問題は解決できると思います。
カードを手に入れるには、1・敵をカード化で倒す、2・町のカードショップで買う、3・カードバトルで交換することができる。

武器は既存の町で改造するシステムでいいと思います。ただし、行く先々でちゃんと新しい武器に変更できた方が楽しいですよね。
今の一人5本ではとても足りないし、倍は欲しいと思います。隠し武器は武器雑誌を見て作るのでいいんじゃないでしょうか。
ジャンクションマシンも改造できて、カードを装備できるスロットの大きさを変えたり、レアカードを入れられるスロットを作るのもいいと思います。

魔法の個数は削除し、魔法は対象のカードをジャンクションしていれば使用できる。
カードは重ねればもっと強い魔法になり、インスクリプションのような『カードの融合』もでき、これをカード精製と呼ぶ。
もちろん、精製では原作のようにモンスターカードをアイテムに変換することもできる。

カードはマテリアのようにジャンクションマシンに装備することができ、組み合わせで効果が変わる。(ガッチャードのように)
カードのレアリティが上がるほど、強い効果を得られる。
ただし、レアを入れられるスロットは改造で作るか、後半の武器でしか手に入らない。

ただし、魔女リノア、魔女イデアは特殊ステータスで、カードなしですべての魔法が使える。

ジャンクションの扱いがむずかしいですが、これだけは入れないと話がおかしくなるので入れています。
GFをジャンクションマシンで使用すると、GFが強すぎて記憶障害がおこるという設定です。

ストーリーは、第2案と同じ展開でいいと思います。

◇《3案の意図》

現状のFFリメイクは完全に成功しているとは言い難く、特にFF8は元より否定派も多いため『以前のFF8とは全く違うシステム』であることを一発で表現できる案にしています。
FF8ではカードゲームってめちゃくちゃ面白くて人気があるけど、ゲーム本編とは関係なくて、やってもやらなくても本筋とは関係ないんですよね。カード集めればカード精製で有利ぐらいで。
これを中心に持ってきて、カードバトルに夢中になってもスコールたちは強化できるし、モンスターとバトルするやり方でも強化できるようして、いろんな方法でキャラを強化できるといいかなと思います。
あと、後にカードゲームを現実世界でグッズ展開させやすいと思います。(ポケカやワンピカードのように)