旧HGUC百式
7月にサクッと作った過去作です。
他のSNSで某模型を題材にしたテレビドラマの登場キットをアップする事でドラマを盛り上げようというユーザー企画があったので参加させて頂いた物です。
参加するには百式が必要になる訳ですが田舎ではそうそう手に入らないので昔Z劇場版を観に行った時に記念で買ったクリアモデルがあったなと納戸から掘り出して来ました。
クリアモデルの安っぽさがあまり好きではないので記念品目的で買った物ですから組む事は無いだろうと思ってましたがやはりプラモは組んでなんぼですから良い機会でした。
組んでみましたがやはり安っぽい(笑
せっかくのクリアモデルな訳だしクリア吹いて研ぎ出すとかパール系吹いてとか考えてましたがそれらではこの安っぽさを何とか出来るようなものでもないので普通にゴールドで塗る事にしました。
それでもせっかくのクリアモデルなんだからとクリア要素残したいなぁと謎の気持ちがまだあって企画の期限が1週間という事もあり時短のためという理由も含めてサフレスで隠蔽力低めのゴールドを塗って逆光で透けるという物にしようとなりました。
クリアモデルしか手持ちがないから使ってるだけなのに執拗にクリアを活かそうという思考になってたのは我ながらほんとに謎です(笑
自分は手が遅いので普段はHGUCでも2〜3ヶ月掛かるのでとにかく何もしないでパパッと作る事にしました。
平日はあまり取れる時間は無いので週末の土日が勝負ですから。
結果思ってたより早くできた(4日ほどでした)のでもうちょっと色々やっておけば良かったなぁと若干の後悔はあります(笑
面出しやパーティングライン消し、モールドの掘り直しなどの処理はすっ飛ばして目立つ足の甲、脚フレーム、肩、バインダー、バックパック、武器の合わせ目だけ瞬着接着で処理しました。
あとスタイリング変更で簡単な改造をしてエアブラシでパパッと吹いて細かい塗り分けを筆塗りして完成しました。
透け要素が順光だと思いの外出なくて普通の見た目になったので安堵しました。
もっと透け感出て安っぽくならないかと不安だったんですよねぇ。
旧HGUCのクリアモデルですが新しいHGUCのようなシュッとしたかっこよさとは違ってアニメそのままのザ・百式といった感じでこれはこれで良いですね。
コーション系デカール貼ろうかとも思ってましたがこのアニメイメージなら何も貼らない方がいいかなとそのままで。
時間も無いですしね。
各部の凹モールドの赤や黒部分は水性ホビーカラーを筆塗りしてハミ出しをマジックリンで拭き取りしています。
肩の百の字は付属のドライデカールです。
ドライデカールも大きいのは難しいですが、このサイズなら失敗することも無いし厚みが極薄ですから今回のような半ツヤトップコートだけの仕上げだと段差が無くて良いですね。
頭のセンサーは100均の偏光タイプの装飾テープを切り出して貼り光硬化レジンを上から塗ってレンズ表現にしています。
逆光だとちゃんと透けてくれます。
今となったら「だから何やねん」案件なんですが謎のクリアを活かす思考に支配されていたので仕方ありません。
フレームパーツと武器もクリアパーツなんですけど元々結構濃いクリアだったのでほとんど透けませんね。
スタイリング改造ですが肩と手首の軸を一旦切り離してピンバイスで0.8mm穴を開け斜めにして付け直し真鍮線を通しています。
これで肩を後ろに反らすようになり、手首が内側に曲げる形になって若干ながらカッコよくなったかと。
ハンドパーツのパーティングラインが凄いですね(笑
もうちょっとやることやっておけば良かった。
もう一つは腿の接続部をすこし削って外股になるようにしています。
今回使った塗料達です。
メインのメタリックの希釈はガイアメタリックマスターです。
ゴールドはガイアのスターブライトゴールドです。
手持ちのゴールドではクレオスのGXシリーズブルーゴールドがいい感じだったんですが、GXシリーズということで隠蔽力が高くて今回のコンセプトに合わなかったので隠蔽力低めのスターブライトゴールドを選びました。
フレームと武器はスターブライトアイアンです。
これも透け要素で選んだんですが結果ほとんど透けなかったので今となってはいつものメカサフで良かったなぁと思っています。
胴体はナスカのコバルトバイオレットにガイアEXブラックを混ぜて調色したものです。
これは以前作ったバイアランカスタムで調色したものが残っていたのでそれを使いました。
動力パイプはクレオスのマルーンです。
各部の凹モールドはクレオスの水性ホビーカラーのマルーンとブラックでハミ出しをマジックリンで拭き取っています。
一部にはタミヤエナメルブラックを使いました。
仕上げにガイアEXセミグロスクリアープレミアムでトップコートしました。
普段のんびりマイペースで楽しんでいるので期限内に出来るのか?と思いながら「ええい、ままよ!」と勢いで参加しましたが失敗含めて良い経験になりました。
以上、過去作量産型リコを盛り上げる百式投稿企画参加作でした。