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【LGBTQ+】友情?恋情?尊敬?推し感情?

私は今、デミロマンティックとパンセクシャルを自認している。
これは40人クラスに5人しか男子がいないような高校に通っているその環境がそうしたのか、または思春期特有のものなのか、元々かは分からない。

私のクラスメイトに、ボーイッシュな女の子がいる。このnoteでは、この友達をAとする。
私は、Aに抱いている感情が分からなくなった。

1 知り合う

Aとは高校でクラスメイトになり知り合った。短髪で制服も毎日スラックスをはいてくる、部活は運動部の、ボーイッシュな人。自分の芯をしっかり持っていて、遅刻や欠席も計画的にする(いい事かは別として、自分に気を遣える)。私にはない良いところがたくさんある。とにかく「かっこいい女の子」だった。

自分は「女性らしく」とか「女性っぽい」という概念が嫌いだ。それで、スカートがいやだからスラックスを買ってもらおうかちょっと真剣に悩んだりして、結局「リボンじゃなくてネクタイがいい」までしか言えなかった人だったから、自分がなりたかった、憧れのような格好をしたAを見てかっこいいなと思った。

2 性自認と気付き

自分はデミロマンティック自認なので、人に恋愛感情が湧くまで時間がかなりかかる。
中学のころからこの傾向にあるように思う。中学3年間同じ部活のメンバーだった、親友である女の子のことを好きになったのも、3年生の終わり頃だった。

Aにタイトルのようなモヤモヤした感情を抱き始めたのも、知り合って1年半経つつい最近のことだった。
Aと私の共通の友達、クラスメイトのことをBとする。
最近Bが「Aのこと推しになったわ、ヤバいマジかっこいい」
と私に言ってきたのだが、その時私がBに何らかの「好き」という感情を抱いているということを少し自覚した。

正直思春期だからだと割り切ってはいるのだが、実はBが好きだったりもした。
Bが好きだったから、最初Bに「推し」だと言わせるくらい好意を抱かせたAに嫉妬した。
しかし、AとBの2人で移動教室に行ったり(AB理系、自分文系)、BがAにキャッキャしているのを見ているうちに段々Aへの独占欲が湧いてきて、ついにはAが好きなのかもしれないと思い始めてしまった。

3 まとめ

複雑だなと思われているだろうけど、もう何が何だか自分でも分かっていない。
自分がAを好きなのかBを好きなのか、両方好きになってしまったのか、それともこれは恋愛感情の「好き」ではなく、友情や尊敬の「好き」なのか。
どんなところがどういう好きに当てはまるか考えてみたけど、Aの好きなところ全てが「好き」の種類全てにそれぞれ当てはまるような気がしてきた。


どれだけ自分が、人の感情を可視化したり数値化出来たらいいなと思ったか分からない。

元々自分はパーソナルスペース激狭・人肌恋しがり人間なので、片思いが苦しいです。なにも分かりません。
でもとりあえず今の心境を書いてみました。
以上、思春期恋愛初心者人間でした。

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